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永遠の途中



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【この小説が収録されている参考書籍】
永遠の途中
永遠の途中 (光文社文庫)

永遠の途中の評価: 4.13/5点 レビュー 56件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.12pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全43件 41~43 3/3ページ
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No.3:
(4pt)

読んでください。働くあなた、夫の帰りを待つあなた…。

作者はかつて銀行のOLとして何年か勤務していたという。そのせいか、働く女性を描くのがとてもうまい。
 結婚、出産、家族の病気…節目節目で仕事を続けるのか、辞めるのか、主婦だったらいつまたどんな形で社会復帰するのか…女性は男性に比べてはるかに多くの分かれ道がある。誰もがその時点で自分が一番良いと思って選んだ道。それでも、ふと立ち止まるとちがう道を歩んだらどうなっていただろうか、などと考えてしまう。
 こんなはずじゃなかった、山のような洗濯物を一人で畳むとき、あるいは飲んで帰ってそれでも明日炊く米をとがなければならない時、ふと思ったりするのだ。それとよく似た思いがこの本のなかのあちこちに顔を覗かせる。
 だから、作品の中の女性達にとっても共感できる。そうそう、こんなこともあるよなって。そして自分らしく生きていこうって思える。そんな本です。
永遠の途中 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:永遠の途中 (光文社文庫)より
4334742882
No.2:
(5pt)

もしあの時違う道を選んでいたら

広告代理店に勤める薫と乃梨子は同期入社の総合職、2人は1人の男性郁夫を好きになる。薫が郁夫と結婚し退職し、彼女は主婦として、乃梨子はキャリアウーマンとして道を歩み始める。
2人の人生を交互に描き、お互いの中に自分の別の人生を見続けていく作品、誰もがよく考える、もしあの時違う道を選んでいたらを考えさせる、テンポの良い作品
永遠の途中 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:永遠の途中 (光文社文庫)より
4334742882
No.1:
(4pt)

しあわせのものさし

かつての同僚である、主婦と働く女の半生を綴った話。
女どうしのやっかみとか、結婚生活の幸福と苛立ち、女が一生働くということについてが「隣の芝生は青い」のような迷いもあるけれども、ポジティブに書かれています。
個人的に山本文緒さんや林真理子さんも好きでよく読みますが、唯川さんの本がいちばん読後感に元気がでます。
結婚してもしなくても、しあわせのものさしは自分が持っているのだなと感じました。
永遠の途中 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:永遠の途中 (光文社文庫)より
4334742882

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