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サラバ!
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サラバ!の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.97pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全191件 61~80 4/10ページ
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| 破天荒な姉の弟として生まれ、愛情は注ぐが「子は親の言うことは絶対」という価値観を持つ母親、仕事の都合上海外や日本を点々とする父親、という両親を持つ主人公・歩。そのため幼い頃から日本〜海外と転校を繰り返す。また、手のかかる反抗的な姉を見ているから、歩はそれを反面教師として、家庭や学校でも良い子、「諦観」という姿勢を一貫する。 この物語は、そんな性格だからこその主人公・歩の後悔や悔しさ、情けなさ、怒りといった感情が、静かに、随所に散りばめられていると思う。 現時点でまだ「上」しか読んでいないが、読み終わった時の感情は「悔しさ、どうしようもなさ、(良い子ならではの)情けなさ」といったものを覚えた。 とはいっても、舞台はイランから日本、エジプトと幅広いので、楽しく読める。初めて知ったのだが、作者の西加奈子さん自身も同じ土地で暮らしている(いた)らしい! だからこんなに読んでいて鮮明な描写が頭に浮かび上がるのか! また、歩を取り巻くその時々の人物もコミカルで面白い。 みやかわさき、義一、文也、向井さん、ヤコブ。姉、牧田さん等。それぞれが個性的で、それぞれに対し主人公が持つエピソードも面白い。間違いなくこの物語の面白さ、飽きの来なさとしてスパイスを添えている。 中でもやはり、ヤコブだろう。歩の親友、それとも恋人としての好きなのか際どい感情を書き連ねている。しかも、両親が「不穏」な時だ。だからこそ、より一層、歩にとっての支え、救いである人物だったのだろう。 しかし、抗えない運命、避けられない「不穏」が身に降りかかった時に、ヤコブとはとうとう別れざるを得なくなる。 選びたかったわけじゃない運命、両親の「不穏」のせいでこうなってしまった運命を、良い子で「諦観」の姿勢を貫くことに慣れてしまった主人公・歩は、どうしても心から不満を口に出すことができなかった。本当は嫌だ、寂しい、悲しい、苦しい、辛い胸の内を。感情を剥き出すことが得意な姉とは対照的に、どうしてもできずにいた。 そこで読者は、歩に共感し、もどかしい、わだかまりのある思いを胸に、一巻を閉じるのだろう。 今後歩がどのように成長していくのか、どんな性格になって生きていくのか、ヤコブとはまたいつか会えるのか、それとも幼き頃の淡い思い出となったままなのか、たくさんの気になることを胸に、中巻に臨みたいと思う。もっとも、続きが楽しみなだけなのだが。 歩がいつか晴れ晴れとした幸せを感じられることを願って…。 | ||||
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| 新興宗教めいたものの勃興と主人公の姉のそれへの傾倒、大学生になった主人公の生き様など、下巻につながるエピソードが連なっている。 | ||||
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| 大学を卒業後、ライターの仕事をしていた主人公の奇跡的な高校時代の親友との再会。エジプトへ行って小学校時代の親友との再会。父親の出家、母親の再婚と離婚。姉の結婚と変貌。などなど、家族と友情の問題が重層的に描かれていて、上巻・中巻・下巻をを通して読み応えのある作品である。 | ||||
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| 目立たず、かといって周囲の同級生から無視されないように気を遣っている主人公。父の赴任先のエジプトに同行して、やっと出会った親友とも、両親の離婚を機に日本に帰国することになり、辛い別れを経験する。現在小学生の主人公が、中下巻以降どう成長していくのか楽しみである。 | ||||
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| 松坂桃李の登場人物によって使い分ける声の巧みさに魅了されました。 | ||||
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| 姉をもつ長男の気持ちがよく表現されていて、自分の過去と投影され、痛く感じ入ってしまった。 上巻のエジプト編から、ある程度落ちが予想付いたけど、しかるべきところに落ち着いて、安心した感じも正直ある。でも、面白かった。もう一回読もうという気になる数少ない本です。あ、audibleですので、もう一度聴こうが正しいですね。 松坂桃李君の朗読は、素晴らしかったです。100編ぐらいaudible聴きましたけど、5本の指に入ります。 | ||||
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| 1年半前に原作を読んで、感動しましたが、まるでラジオの劇を聞いているかのような、松坂桃李さんが登場人物ごとに声色を変えて朗読をして、原作の感動が蘇り、時に感動の涙で頬を濡らしながら聞き続けました。 主人公の歩と松坂桃李さんの声が最初は結び付かなかったのですが、個性豊かな登場人物の会話を演じ分けるのは、さすがに松坂桃李さんだからできたことだと実感しました。西加奈子さんの作品の中でもサラバ!は非常に読みごたえが周作ですが、オーディブルになり、松坂桃李さんの朗読により、魅力が一段と増しました。 | ||||
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| キムタクが面白いと | ||||
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| 状態もよくキレイでした。 梱包も二重にしっかりされていました。ありがとうございました。 | ||||
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| 希望通りの商品でした | ||||
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| 主人公の人生を幼少期からの回想で振り返っていく。視点が一人称だから、読書をあまり嗜まない自分としては読みやすかった。 | ||||
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| 抜け落ちる毛髪に悩み、定職にも就けず受身であることが処世術ではないと歩は気づきます。 親友の須玖と鴻上が交際していることを知った歩が悪意に満ちた言葉を投げかける姿は読むのが辛かった。 沼のような自己嫌悪に陥った歩に姉は「自分の信じるものを見つけなさい」と毅然とした態度で諭し、父親は二人が結婚するまでの秘密を明かします。 啓示を受けて再訪したエジプトでは過去の親友のヤコブと再会。自分には見えていても言葉に言い表せない化け物を書くために人生を捧げようと決意します。 「サラバ」とは、別れや友情を意味するだけではなく、自分が背負ってきた経緯や偶然を受け入れて、それでも前に進もうとするための合い言葉でもあったのです。 | ||||
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| 展開が面白い!上中下と分かれていて自分は特に中が好きでした。 | ||||
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| おもしろかった。主人公とその家族の半生が綴られていた。それぞれの人生を凌駕する方向で。それぞれの幸福と醜悪と誤解が絡み、紆余曲折しながら、生きる糧を模索する普通の家族の物語かな。イラン、エジプト、日本にステイト、震災、テロが、織り込まれ、宗教、音楽、映画、小説が散りばめれ、細かい描写が淡々と綴られている。淡々と綴られているところはストレスなく淡々とと読めてよかったし、このまま淡々と落ちもなく続いてもおもしろいなと思った。でも飽きて半年くらい止まった。が、また読み始めたら一気に読み終えた。最後まで読むと “「サラバ!」僕は、左足を踏み出す。” とありこの小説の最初の “僕はこの世界に、左足から登場した。”に繋がる。また読み始める。さらにおもしろい。輪廻である。謎が解け読み返すとそれぞれの人物に愛着がわく。 また、一人の半生と家族を含めてた周辺を細かく描写し少しの創造力を混ぜれば小説になるんだぁと思った。自分も小説を書いてみたくなった。 | ||||
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| 登場人物が全員「自分探し」をしている。 個性的な登場人物たちは、みんな魅力的で忘れられない強い印象を残すのだが、私の身の回りには一切いないタイプばかりで、実在感は薄い。 そのせいか「これは私自身の物語である」という共感は持ち得なかった。 けれども、著者ならではの熱量で大作を読ませる筆力には感服。 | ||||
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| 大好きな小説です。こんな本は他に読んだことがなく、宇宙人が書いたのかと思った。 言語が違うのに何故か言葉が通じること、鯨のこと、私も子供の頃に経験したかもしれないという気がする既視感。 上巻は夢の中のような、子どもならではの視点で書かれており、その後に通じる人間形成段階のストーリー。 伏線を回収するような類の小説では無いけれど、下巻ではもはや主人公とシンクロし、そちら側の気持ちで色んな感情を味わうことになる。 上巻がつまらないと感じる人は下巻のそれも感じることができないかも。 文章を読むのでは無く、読んでいると心の中で勝手に物語が進行していく、不思議な小説だ。 ただ心を裸にして感じる本だと思う。 | ||||
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| 読むのが楽しみすぎて、最後の100ページくらいはそれを読むための快適な場所で、誰にも邪魔されないように読んだくらいに好きな小説。 こどもが読んでもいいし、心が子供みたいな大人が読むと自然に泣けると思う。 | ||||
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| 入浴中や、筋トレのインターバルに読んでたんだけど、 こまぎれでも、全然おもしろかった。 恵まれた前半の人生から、徐々に自分を見失っていく主人公たち。 そしてそこから立ち直っていく物語。 自叙伝的小説なんだろうな。 文才ないけど、小説書いてみたくなった。 私も、「信じるもの」を見つけられるかな? 私も逃げずに立ち向かっていきたい! そう思わせてくれる、 前向きになれる本です。 オススメ♪ | ||||
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| 主人公が成長し、姉の奇異ぶりが強調される。甘酸っぱい印象。 | ||||
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| 私にとって親や兄弟のように近しい関係にある人であればあるほど理解できていないし理解しようという努力もなかなか出来ません。親は親、兄弟は兄弟でしかなく、そうした自分との関係以前に親兄弟もそれぞれ一人の男性、一人の女性、一人の人間なのだと受け止めるのは人生半ばに差し掛かった今の私にも難しいことです。 幼少の頃から青年期にさしかかるまで両親や姉、そのほか周囲の人々を自分との関係においてしかとらえていなかった主人公が、やがてそれぞれの人をさまざまな悩みや葛藤を抱えた人間として理解しようという兆しを見せるようになる、その痛みを伴う成長過程が描かれた小説であるように私は感じました。 主人公はさまざまな迷いや行き詰まりをも経験します。自分の考え方、捉え方が根本的に間違えていたのかも知れないという戸惑いは、主人公をしばしば自己嫌悪に陥らせることにもなります。子供のときから貫いてきた外界に対する「静観」という姿勢が時として人を傷つけてしまうこと、憎しみの対象であるはずの姉から愛されていたということ、いちばん薄幸であるように見えた人が実はいちばん幸せな人であったということ、 自分自身の未熟さ、卑小さへの自己嫌悪はしばしば主人公の歩みを停滞させますが、一方ではその自己嫌悪が次の出会いや気づきに向けて背中を押してくれているようにも思います。 最初から終わりまで主人公の「僕」には勝利の栄光といえるものが何一つありません。何かを成し遂げたいという願望はあるけれど、結局何も成し遂げられず、敗北と挫折を心の片隅に感じながら生きている私のような人間にとって共感するところの多い物語です。 主人公のアンバランスさ、とりわけ家族の中での自分を被害者的にとらえている所などはかつての私に重なるところがあり、全編を通してまるで自分のことを書かれているような一抹の不快感もありましたが、読後感はとても爽やかでした。 | ||||
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