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白いしるし
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白いしるしの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.89pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全37件 21~37 2/2ページ
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男の自分には理解できない情念の世界でした。 筆力があるので最後まで読みましたが、精神科に行けば病名がつきそうな人物が4人ばかり登場する恋愛小説でした。 こんなヒステリックな恋愛には縁がないし、あこがれもしません。むしろ全員気持ち悪い。 「水」が例えに用いられていますが、「君子の交わり」の例えに用いられるのと違って、重油のような粘さの「水」です。 恋愛依存症傾向のある女子向きの本だと思いました。 | ||||
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絵描きの重いようで軽い恋愛の話 一生懸命な西加奈子の性格が良く出てる気がする | ||||
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全体としてワケのワカラナイ、頭がオカシイ人の荒唐無稽な話という感じだった。残念。腐女子の定義もよく分からないけど、これが腐女子って言っちゃったら本来の腐女子に失礼かもって思うくらい。 | ||||
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こんなにくだらない意味のわからない話は初めて。 まったくおもしろくないし、ストーリーの繋がりも無理やり。 お金払ってまで読みたいと思わない。 どの人物にも共感しないし、読み終えても何もスッキリしない。 だから何?っていう感じが拭えない。 あと作者は関西が嫌いなのか? 不愉快な部分もあり。こういう表現しかできない人の作品は二度と読みたくない。 | ||||
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白いものに、白いものを描く。どうとでも感じてくれ! と。 アウトサイダーアート。私の母が、最近、やり始めました。 美大卒の妹の勧めで、思うが儘に、キャンバスに色を塗り人物を入れたり…と。 私は、写実を子供時代、大変な田舎で地元プロフェッショナルの画家に習い、後、妹の美大の先輩に、日本画デッサンを習いました。日本画は、線。の追求です。 これを、なんというのかな? と、カテゴライズを暫し考えてしまいました。因みに私の絵は、色がありません。デッサンしか出来ません。抽象画の色彩を勧められ、色をつける時に、苦痛を感じました。色の無い世界。 芸術家は、皆、魅力的です。惚れ易いように見えます。だって。表現者だから。無から産み出す苦悩と快楽をいつも、命懸けでやっていますから。…作家も然りですね。 主人公とその友人、そして主人公と恋し実らなかったアウトサイダーアートアーティスト? そこまでは、まぁ良くある話ですか。 如何ともし難い理由での、恋の終焉でした。 良くありそうで… あるか⁉ なんでもあり得る世界でも、実際に起こると、情報なんて想定内だって、頭からすっ飛んで慌てます。 人間の人間らしいお話。 恋は、情熱的に出来ない性格、なので… こういう悶え苦しむ恋の話に憧れますね。 | ||||
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いろいろリアリティを感じられない設定だった。なのに激しい主人公の内面の語りが延々と続いて、しんどかった。 | ||||
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デビュー作のあおいが好きでこちらも買ってみたけど、こちらは残念ながら期待はずれでした。 重いというか、共感できないダークでどろどろ?系の恋愛。 | ||||
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32歳という妙齢な女性が純粋に恋をする姿を描いた本作。男性がどう思うかはわからないが、女性ならとくに奇妙な出来事と思わずどこかでごく自然な誰にでも起こりうることと捉えられると思う。苦しみながら恋にはまる主人公姿はものすごく見苦しく醜く、ひどい書かれようなのだが、一方でそんな彼女は決して悪くない責めないでという作者のいい人っぽい主張が随所に感じられ読んでいて若干冷めてしまった。 | ||||
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こういう恋愛は意味がわからない。 ただだた、気持ち悪い。 期待していただけに、残念。 | ||||
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報われない恋愛小説。メッセージはあるのだろうが、それを拾うことすらしんどい。ゆえに何も得られず。 本来なら笑えるであろうなんのこっちゃ分からん設定も、恋愛への執着が酷い主人公によりただただ辛く感じる。一時期流行ったケイタイ小説が如し。苦手。 | ||||
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くどい。一つの場面や事柄への描写、主人公の関西弁、展開、全てくどくてダラダラしている。 | ||||
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「西さんが恋のつらさから救ってくれる」書店のポップをにおもわず手が伸びました。だけど、このポップは大嘘つきだった。 好きになってはいけない人を好きになった、傷つくと分かっていても相手の魅力にひきづりこまれていく。 「あの感覚」を西加奈子がみごとなまでに書ききってくれるせいで、恋のつらさから救われるどころか打ちのめされる作品です。 「僕、もうわからないんです。どうしたらええのんか。あいつとくっついてしまっている気がするんです。俺の腕とか、腕とか目の片方が同時に、あいつのもんのような気がするんです。あいつと離れるのは、離れるというより、剥がす、剥がれる感じなんです。」私ならこんなことを言われたら死んでしまう。 西のつづる言葉のひとつひとつは、辛い恋を知る女たちの心をえぐっていくでしょう。とりあえず、あのポップを書いた店員には西加奈子の腕を甘くみすぎだ、とクレームをいれたい。 | ||||
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登場人物たちのほとんどが芸術家であるためか表層的な 恋愛の過程や心情などは描かれていない。 それぞれが「圧倒的なもの」の渦中にあり、囚われ、向き合い、 そこから新たなものが産み出されたりもする。 主人公・夏目ほどの感情の強さを持つ者は稀であっても芸術から 得られる説明しにくい衝動は恋愛からも得うる事がありそれは 貴重なものであると本書を読むことで強く感じた。 | ||||
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32歳の絵描きでアルバイターの女性が主人公で、 強烈な恋の渦中にいる人々のはなしです。 自分では想像もしなかったような行動をさせてしまう、恋ってすごいエネルギーだな。 | ||||
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こういう恋のはじまりってあると思う。 その人の外見や性格なんかわからなくても、 一枚の絵から激しいほどの魂の叫びを感じてしまったら、きっとその作者に簡単に恋に落ちてしまうだろう。 恋をすることは生きることとイコールで、本能でその人を求めてしまう。 重くって、読んでいて苦しかったけど生命力にあふれた作品だった。 怖いけど、ボロボロになっちゃうんだろうけど、私も若いうちにこんな恋を一生に一度くらいしてみたかったわ。 | ||||
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西さんの小説『さくら』を読んで瞳に涙が溜まりすぎて字が読めなくなったことを思い出します。 でも、なんでかな? 恋愛になると『近親相姦』や『同性愛』などの類がどの著者も多くなるのは…。 衝撃の=近親相姦 の表現から離れてもらいたいものです。 もう少し、せつない、悲しすぎる『恋』を体感させてくれると期待してたんだけどな……残念。 | ||||
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西かなこさんの本の主人公には、いつも感情がぐいぐい引っ張られてしまいます。 この本もそうでした。どこか不器用で、でも正直に生きている30代の女性が恋をする。もうどうしようもなくなると分かっていて、ある人を追いかける。生きるって、人を好きになって、苦しんでもがいて、でも、次の日を生きていくことなんだなって改めて思いました。人生の一つ一つの出会いがいとおしい、そんなことを感じさせてくれる、元気をくれる小説です。読み終わったあと、何だかこの本を抱きしめてしまう、そんな本でした。 | ||||
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