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しずく



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【この小説が収録されている参考書籍】
しずく
しずく (光文社文庫)

しずくの評価: 4.06/5点 レビュー 31件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.06pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全24件 21~24 2/2ページ
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No.4:
(5pt)

こういう話読みたかった!

女と女のつながりを描く短編集。
ねことねこだったり母と娘だったり幼馴染だったり
旅の女と地元の女だったり色々な女と女のつながり。
どれも最初の一行からぐっとひきこまれて
一気に最後まで読んでしまった。
読後ほっこりしたりしんみりしたりうるっとしたり
するけれど、どれも心に染み入る暖かい話。
こういう話が、今まさに読みたかったんだよなぁと
思わせる本だった。
しずく (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:しずく (光文社文庫)より
4334747221
No.3:
(5pt)

しずく

わたしは、表題作でもある「しずく」がいちばんすきです。
読んでいると、猫を撫でているような、あのやわらかでやさしい、
愛おしさがこみ上げてくるから。

シャワーキャップも好き。
意地っ張りなわけでも、高慢ちきなわけでもないけど、
ちょっと不器用な感じが、自分と重なって共感できるから。

「さくら」も読みましたが、西さんは、なんともいえない、
心の琴線に触れる物語を描くのが上手なんですね。
表紙も、シンプルで優しい、部屋に飾っておきたくなるものが多いし。
今、一番好きな小説家かも。

「そうね。そう。いつだってわたしのそばには誰か居るんだわ」
と、感じられる1冊です。
しずく (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:しずく (光文社文庫)より
4334747221
No.2:
(4pt)

だから女に生まれてよかった!

「女同士」を描く短編集。
はじめはぎこちなかった2人がささいなことから歩みよっていく・・・
その過程をユーモアたっぷりに描いています。

何かのきっかけで急速に仲良くなれる(分かり合える)、これって女の特権じゃない?
世代を超えて分かり合える「女だから」の共通意識。
特に大きなドラマや感動なんかなくても
ストーンと気持ちのいい展開に転がっていくところが好きです。

最近は特に何も起こらないけど、
読後の心にしみじみとあったかいものが残るような作品が好みなので、
その点で良い作品でした。

中でも、世代も環境も越えた「灰皿」と「木蓮」が特に好き。

ランドセル・灰皿・シャワーキャップ・・。
小物のさりげない演出も絶妙にうまいんです(*^_^*)
しずく (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:しずく (光文社文庫)より
4334747221
No.1:
(5pt)

最高!

西加奈子の作品すべて読みましたがこれが断トツ1番よかったです。
とくに大きな事件が起こるわけではないけど本当心温まる作品でした。『木蓮』は傑作の一言です。この作者は作品がどんどん成熟されてきてると思う。
しずく (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:しずく (光文社文庫)より
4334747221

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