そしてミランダを殺す

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評判

そしてミランダを殺すの評価:

3.97/5点 レビュー 63件。 A ランク

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平均点3.97pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全63件 41〜60 3/4ページ
No.23
(3pt)

ユニークなプロット構成だったのに結末でガッカリ。

何か面白そうなミステリはないかと探していて目についたのがピーター・スワンソンの『そしてミランダを殺す』であった。 
 CWA(英国推理作家協会)賞のイアン・フレミング・スチールダガー部門で最終候補となったピーター・スワンソン第二作目である。
 登場人物それぞれ一人称で語らせながら章を終えると、他の人物が語り始めるというユニークな手法が興味を惹く。
 主にリリーという本編の主人公に語らせて物語は展開してゆくのだが、このリリーの社会性を逸脱した倫理感をどのように読者に感情移入させてゆくかが著者の狙いであろう。
 沈着冷静で果敢に事を進めるリリーが最後にキンポール刑事にたいしてとる行動はどうしても不自然である。
 このような終焉を向かえる物語には、読者の多くが「デジャヴ」を感じ、興味を削がれてしまうのではないだろうか。
 父親からの手紙を読ませる場所の設定として檻の中でなければならない、と、著者がはじめに決めたプロット構成だったら残念、もう一捻りしてほしかった。
そしてミランダを殺す (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: そしてミランダを殺す (創元推理文庫)より
4488173055
No.22
(4pt)

良くできてる。一気読みしました。

一気読み出来ました。ミランダ、テッド、リリーなど少ない登場人物の視点で物語が進んでいき、かつ、複雑なプロットでもないし、でも、途中で、おっ!と思うし、よく出来た作品かと思います。シンプルなリフだけど、何回も聞いてしまう音楽みたいな。良くできてます、最初から最後まで。
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4488173055
No.21
(5pt)

面白い構成

構成が見事。それによって読んだことのない驚きを体験できる。本格的ではないが、読みやすく面白い。
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4488173055
No.20
(3pt)

自分勝手な人たちの協奏曲

空港でたまたま知り合った男が酔っているとはいえ、
「妻に浮気されてた……妻、コロス!」
とかいきなり言い出し始めたら普通の女はドン引きするところだが、
そこで「いいね!」ボタンを連打するのが本書の主人公のリリーだ。
いいね!どころか「あたしも手伝う」と協力を申し出始めて、この二人は頭おかしいのかな?
と思いつつ読み進めていくうちに、その認識は誤りだったことが判明した。
自分のことしか考えていない妻、短絡的なその愛人、ポエム読んじゃう刑事と、
変な人間が後から後からどんどん登場してきて、まともな人物のほうが少ないことに気づくのだ。
そのおかしい奴らが「殺すぜ!」「逃げるぜ!」「捕まえるぜ!」「ポエム読むぜ!」
と自分の利益だけを目的に行動していき、絡みあっていき、とんでもない事態になってしまう。
その急展開に、二回ぐらい「うえっ!?」と驚いた。
これには本当に驚いたし、この驚きこそミステリの醍醐味だ。

なのになぜ評価を★3つにしたかというと、ストーリー自体は、
浮気が原因の夫婦関係の崩壊と愛人の出現、そして殺人という、2時間サスペンスドラマで一億回やられているようなものだったから。
最後に崖に追い詰められた犯人の独白シーンが出てきてもおかしくないぐらいの、王道。
それから、上記の「うえっ!」と驚くような展開になるまでがかーなーりー長かったから。
本書の4割ぐらいを読み進めても2時間ドラマみたいな話ばかりが延々と続いて、
正直「あれ、これ大丈夫か?」と不安になったくらいだ。
まあジェットコースターも富士急のフジヤマレベルになると落ちる前にまず登るのに時間がかかるからね、それと同じだね。
驚きさえできればどんなものでも読みたい!という人におすすめの一冊。
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4488173055
No.19
(4pt)

書き方の妙

非常にトリッキーな作品なので詳しくは書けないが、一人称で書いてしまえばさほど入り組んだ事件でもないし、面白い事件でもないのだが、複数の主人公の視点から事件を見せることによって事件を見事二転、三転させることに成功している。非常に読ませ方がうまい。
結末がありきたりというレビューも見られるが、話をここまで二転三転させてしまうと、どう決着しようと心理的に驚きはなく、平凡に終わるような印象を誰もが持つのではないか。この小説は事件の展開を楽しむ作品だと思う。
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4488173055
No.18
(1pt)

つまらん!

どんでん返しの映画や小説が大好きです。
この作家さんは初めてですが、帯に『展開が5転くらいするよ』的な←(よく覚えてないけど)事が書かれてて、あとがきに映画化の話もあるとかの記述もあったので、期待して読み始めました。
率直に言ってつまらなかった。表現が周りくどい。いらない描写がありすぎてページを捲るたび文字がビッシリでちょっとウンザリしました。

読み終えてどこにどんでん返しがあったんだろう?凡人にはわからないのか?
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4488173055
No.17
(4pt)

傑作とはいえないけど

眠れない時間をうっちゃるにはちょうど良い読み物だと思います。眠れないほど夢中にはならないけど、退屈で寝ちゃうほどでも無い。ほどほどですね・・・・ラストでニンマリしてしまいました。
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4488173055
No.16
(1pt)

がっかり

計画性がありそうで場当たり的な行動もあり、ストーリーの設定と展開が不自然。登場人物全員の心理(モチベーションと大胆な行動の理由付け)が今ひとつ伝わってこないので、共感できないし、腑に落ちない。私がその人ならそういう行動は絶対にしないだろうというシーンが多い。ラストはありきたりで、非常にがっかりした。
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No.15
(3pt)

なんだかな~

って。
感じだな、ミステリーとしてはカッタるいよ。

宣伝Monkにつられた、自分が情けないが、
後半、刑事コロンボ風の(キンボール刑事)が出て来るあたりからいい味がしてくるね、、、
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No.14
(4pt)

犯人を応援してしまいます

映画かドラマにしたら良さそうなスピード感溢れる展開です。

殺人犯が何度も危ない場面を切り抜けます。きっと犯人を応援してしまうと思います。

しかし、不必要に性的な描写が多いので、通勤電車などでは読みづらいですね…
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No.13
(5pt)

作中の登場人物に引き込まれる犯罪小説

リリー、テッド、ミランダ、ブラッド、キンボール。この4人がメインの登場人物。本作は犯罪小説なので、彼、彼女らがどのように犯罪(殺人事件)を実行するかが語られる。生々しくも淡々と犯罪の一部始終が描写される。それなりにページ数がある作品であるが、優秀なページターナーであるがゆえ、引き込まれ度は高い。そういえば、所謂犯罪小説は初めて読んだような気がする。登場人物のモノローグがメインの書き方や突拍子もない伏線のはりかたといい、読者を魅了する仕掛けが満載で、まったく中弛みがないまま最後まで読みきった。そうそう、空港やバーで美人に声をかけられたら注意しよう。殺されるかもしれないから。
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No.12
(3pt)

途中まではとてもよくできたミステリーです。

それぞれの視点で語られるストーリー。妻を殺したい夫の計画は達成されるのか。
物語の半分ぐらいで1回目のどんでん返しがあり、ここは結構驚きます。結末近くに2回目のどんでん返しがあり、これもまあまあ驚きます。結末はこの手の話としては古典的ともいえるオチで、そう意味で驚きます。え、今どきこれでおしまい!?作者も投げやりになったものと思われます。
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No.11
(4pt)

マティーニ2杯は多すぎるけど、三杯は足りない

ピーター・スワンソンを『そしてミランダを殺す』を読みました、

前半は、テッドが妻の不貞を見つけて、どのように殺そうかと計画を練るシーンと、一方で、リリーが少女期と大学生のときに人を殺した話が語られる。ところが、そのテッドが殺されてからは、リリーとミランダのモノローグが続く。そしてミランダが殺されてからは、刑事のモノローグがはいってくる。

なんとなくリリーに肩入れして読んでいる自分自身に気がつきます。都合4人の殺害に関与しているのにね。最後に、彼女が長年死体を隠していた場所に工事が入ることがわかるという展開は恐ろしく上手いと思います。

なかなか、お酒が好きな著者とみえて、
「マティーニ2杯は多すぎるけど、三杯は足りない」という言葉が出てくる。
これはジェイムズ・サーバー(作家、映画『虹をつかむ男』の原作者)の言葉らしいけれど、ネットで検索しましたが、正確にはわかりませんでした。
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No.10
(4pt)

ちょっと早いですが、

2018年度のミステリベストテンに入る作品になるのではないかと思えるほどスリリングな作品でした。
ただ、私は主人公がどうしても好きになれず罰が当たればいいのに、という思いで読み終えました。
☆5つでも良かったのですが、登場人物のひとりの行動が説明不足で、どうにも納得出来ず★4つにしました。これから読む方へ、この登場人物はストーリーに大きな影響力がある訳ではありません。
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No.9
(4pt)

面白いけど意外性と言う点ではそれほどでもない

序盤の展開は裏表紙の説明に少し付け足すと、妻ミランダの浮気に腹を立てを殺してやりたいと口走ったテッドに謎の女リリーがその言葉に同調し手伝いを申し出る。言葉巧みにテッドを誘導するリリー。テッドはテッドで美しいリリーに魅了され乗り気になっていくといった感じ。これ以上書くとストーリーが簡単にバレてしまう。
会話文少なめ心情描写多め。情景描写も原文が良いのか翻訳家の腕が良い為なのか想像しやすい。
すごく盛り上がる部分もないが、読み飛ばしたくなるような暇で意味のない部分も少なく、最後まで読みやすい。
若干サイコな犯罪小説で全体的には面白かったが、登場人物が最初から胡散臭いので話が進んでも意外性は特に感じなかった。物語として飛びぬけた長所があるわけではないがほとんど短所がないといった印象。
登場人物はかなり少なく、複雑な展開もなく分かりやすい物語の為、毎日少しづつ読み進めるかたにおすすめ出来るサスペンス。
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No.8
(4pt)

多重な視点による展開

四つの視点からの展開で進み、なかなか読ませる。ツイストも程よく効いて久々に楽しめた。リリーが一番魅力あり
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No.7
(5pt)

ブラボー

外国のが苦手な私でも続きが気になって読み込んでしまいました。そしてミランダを殺すの、そしてには、それまでの理由や心的葛藤などすべてが凝縮されている。本書の原題The Kind Worth Killing殺されて当然の者、その当然は常識的に当然か「彼女」にとって当然だったか。やりぬいた彼女に拍手したい気持ちはだれにでもあるのではないか。よかったです。
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4488173055
No.6
(5pt)

お見事。

最初から最後まで、考え抜かれ見事に構成された作品です。邦題も素晴らしいし、解説に原題の訳も載っていますが、それもなるほどと、読み終わったあとにニヤリとしてしまいます。 面白かったぁ~。
そしてミランダを殺す (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: そしてミランダを殺す (創元推理文庫)より
4488173055
No.5
(5pt)

悪女に魅了される!

殺してあげようか? というスリリングな会話から始まる。
おっ!これは面白そう。

男女4人の語りで話しは進むが、
殺そうとする人、殺されれる人の立場が微妙に入れ替わってるのか~?
時間の経過とともに立場が替わる。今はどちら側だろう?
そこに当然刑事が絡んできてどうなるのよ!! となる。
話を読んでる方はそれぞれの立場の状況がわかるので,ハラハラドキドキしながら眼が離せない。
登場人物も少なくストーリもわかりやすいが、頭の中は???。

ラストで2、3回ビックリするが、下手な趣味は持たないほうが良かったですなあキンボール刑事さん。
そしてミランダを殺す (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: そしてミランダを殺す (創元推理文庫)より
4488173055
No.4
(5pt)

特異な性格の犯人だが、その描写が見事です

IT企業を経営する裕福なテッドは、あるとき飛行機のなかで見知らぬ魅力的な女性リリーと知り合い、
妻ミランダの不貞を打ち明けます。リリーが妻を殺すようテッドを説得するところから物語は大きく動き始めます。

計画を進める二人ですが、ある事件が起きて事態は急展開。
相手を計りあうような心理戦が続きますが、最終的に勝ったのは深慮遠謀に富んだ方。
ソシオパスとも呼ぶべき特異な性格の犯人ですが、生い立ちなどが詳しく書き込まれているためリアリティがあります。
原題は「殺されてしかるべき者」。道徳を超越した犯人の冷静な所業に背筋が寒くなります。

最後までハラハラドキドキさせられる、実に良くできたミステリーです。
そしてミランダを殺す (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: そしてミランダを殺す (創元推理文庫)より
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