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ひらいて
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ひらいての評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.79pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全11件 1~11 1/1ページ
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作家の性・・・売れるものを書く事。 認められる事。 綿矢りさ・・・この拗らせたキャラの主人公の愛。 名前が良くない。愛とか“たとえ“は最悪。 愛はLOVEと混同するし“たとえ“に至ってはレビュー書く時に 本当に良くないネーミング。もう少し、頭絞って欲しい。 こう言う感受性の権化みたいな作品を書くことの影響、 感じやすい青少年に与える悪影響、計り知れない。 読んだ人は眠れなくなる。 書いた作家は大いびきで熟睡している。 勝ち組は逞しいが、負け組は弱いんだよ。 | ||||
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表紙の角が折れ曲がって入ってました、、、 | ||||
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趣味でシナリオを書いています。コンクールに同じ様な内容で投稿しましたが、偶然,映画で知って原作を読みました。 ここまではエグい内容ではないが、皆,同じ事考えるというか、全然良い,さすが芥川賞作家! | ||||
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良く判らないけど、ストーリーは読み込んでいくうちに 最後は堂々巡り、何を理解すれば作者の意図を理解できるのかなと 私は、今日見た映画のせいだと思った。 デカプリオとブラピの「ワンスアポンナタイムインハリウッド」と 同じみたいだ!!! | ||||
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はっきり言って綿矢先生の作品はおおむね嫌いでした。同じ時に芥川賞を受賞された金原先生に比べて、 中身がないと思っていました。適当というか、ここら辺でこの場面って、思いついただけで入れたんじゃ?みたいな 感じが否めずに。それに綿矢先生は抽象的なこととか感覚的な言葉をぽつぽつと好きな感じに挟むので、 エンターテイナーとしては失格だとは思います。 この作品も、彼女の好み通りに描いたというか、きっとつらつらと書いてこうなってしまったんだろうなあとは思うのですが、このカオス感は好きな方でした。 主人公の恋は狂気としか言いようがありませんし、それに主人公の好きな男の子の彼女も、ビアン的行為を簡単に受け入れやがるなこれは(;'∀')っと、現実ではちょっとないなあと思いますが、何か得体のしれない感覚を享受したいとか、そういう誘惑とか邪悪な気持ちがどこか反転していく感じが快かったとも思います。 ただ本当のビアンの方がこれを読んで、アイデンティティ的に簡単にこんな風に転がるか!と怒られたなら、きっとそうなのだろうなあと思います。 評価としては3.5って感じだったのです。 | ||||
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女の情念というか、どろどろして、ねっとりして、気味が悪いです。 主人公が好きな男の彼女をつきとめたときの嫉妬のすごさにたじろいでしまい、それ以上は読めませんでした。 男性が読むものではないような気がします。 | ||||
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決してリアリティがある設定ではないけども主人公「愛」の心の奥の奥をえぐりだす展開は綿矢さんのオリジナリティがあふれていて引き込まれる部分がありました。いろいろな伏線らしきものはありますが特に気にしなくてもいのかな。彼女の世界観は好き嫌いが分かれるのも分かる気がします。 | ||||
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途中まで面白かったが 愛が可哀想になってきて 著者の考え方に共感できなかった。 | ||||
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まるで、幼く身勝手な作家自身でもあるような主人公。この女性を犯罪者にしないために「小説家」の肩書を授けたのは慧眼だったかも知れない、とさえ思えてしまう。 が、どうやら実際は「まるで他人ごとのようなふりをして、本も出した」(「履歴の無い女」『文學界』2015.1., p.99)うちの一冊に過ぎず、そうした「履歴」は結婚を機に何のみれんも無く捨てることができた作家はかつて「自分と遠いと思っていた、どこか別の世界の女たちと思って見ていた、夕方のスーパーで家族分の食料をそろえる彼女たち…」(同, p.101)という眼の高さでこの『ひらいて』も書いたのだ。 「…自分のことしか考えてな」(同, p.105)いことを作中でも(再三)主人公に自省させ乍ら、今も主要テーマは「私の居場所」(同, p.107)らしいこの作家はまた、「いままでの自分の生活に、プライドはないのか、と……。いや、ブライドっていうのとは違うな、でもうまく言葉が見つからない」(同, p.102)と自問したりもするけれど、これからは「やみくもに、自分本位に、あたりをなぎ倒しながら疾走する」主人公の気持ちだけでなく、それによって傷ついたひとの気持ちもきちんと描いてくれるだろうか。 『ひらいて』の主人公・愛のような子がいたら皆が迷惑するけれど、皆が未成熟な「学校」に限ってはそれも許される。これからの作家のテーマは、この子をどう躾けるか、だろう。 | ||||
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思春期の女子の自意識の激しさには、まったく共感できなかった。 しかし、光浦靖子のあとがきはとても良い。 女子同士だと共感できることが、鮮明となる。そして、文学的。 | ||||
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蹴りたい背中の時の絶妙なバランスがこの作品では崩れている。作者は意図的に崩している。主人公のやり過ぎとも思える行動が時に漫画的に見えてリアリティーがない。しかし作者の鋭い描写、人生に真剣に向き合おうとする文学的な感性は相変わらずで好感が持てる。商業主義的なもので溢れる現代において作者の上っ面なものには騙されまいとするそのスタンスこそ彼女の最高の才能かもしれない。 | ||||
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