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脳科学捜査官 真田夏希
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脳科学捜査官 真田夏希の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.36pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全22件 1~20 1/2ページ
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『脳科学捜査官 真田夏希』は、鳴神響一氏によるサスペンスミステリーで、脳科学を駆使して事件を解決するというユニークな設定が魅力的です。 主人公の真田夏希は、脳科学の専門家でありながら捜査官としても活躍する女性キャラクター。 科学的なアプローチと捜査の緊張感がうまく融合していて、他のミステリー作品とはひと味違う面白さがあります。 物語の中心にあるのが「脳科学」というテーマ。 脳の仕組みや記憶、感情など、普段私たちがあまり深く考えない領域に焦点が当てられ、読み手に知的な興味を喚起してくれる点が新鮮です。 ただ、この科学的要素がときにはやや専門的で、理系の知識がない読者には難解に感じる部分もある。 ですが、その点は作者がわかりやすく説明し、読者を置いてけぼりにしない工夫もされているので、安心して読み進められます。 ストーリー展開はテンポよく進み、次々と起こる事件にハラハラさせられます。 特に夏希が事件の謎に迫る過程では、脳科学的な推理が斬新で、今までの刑事ドラマやミステリー作品とは異なる魅力があります。 一方で、少々キャラクターの掘り下げが浅いと感じる場面もあり。 夏希のキャラクターは強いですが、彼女の内面や葛藤についてもっと深く描かれていれば、さらに感情移入できたかもです。 登場人物たちのやり取りや描写には軽快さがあり、シリアスなシーンでも重くなりすぎないバランスが取られています。 特に捜査官同士の掛け合いや、夏希の冷静さと熱意の対比が良く、読みやすさを損なわない工夫がされています。 全体的に、サスペンスとしての緊張感、科学的要素を盛り込んだ知的な刺激がしっかりと調和しています。 科学に興味がある人はもちろん、一般的なミステリーファンにも楽しめる作品です。 もう少しキャラクターの人間ドラマが深掘りされていたら、更に魅力が増しただろうと感じます。 続編も期待できるシリーズの始まりとして、満足度の高い一冊です。 ぜひ一読あれ。 | ||||
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心理分析をしながら事件の捜査が進んでいく推理小説 もっと心理学や脳科学を知りたくなる | ||||
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序盤はなかなか理解しづらかったものの、途中から面白くなった。続巻も読もうと思う。 | ||||
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松岡圭祐氏の小説に登場する女性は,スポーツ万能で痩身で美人,IQはいくらなの?などと非現実感が満載ではあるが,巧みなストーリテラーリングで読み手を惹きつける。 鳴神響一氏の作品は初見だが,女性の脳科学者(心理学者ともいえる)という惹起文にひかれて読むことにしたにもかかわらず長いこと放置していた。 読みだしてみると,意外にも主人公は等身大の女性で,心理学を駆使したというより,心理学を下敷きにした推理をプロファイラー並みに求められ懊悩するという美人にあるまじき女性であった。 とかって,そもそも警察に美人は必要なのか。しかも28歳の警部補ってやっかまれるのが当然なシチュエーションだね。 さて,横浜市内で爆破事件が起きる。犯人は得体のしれないマシュマロボーイを名乗る。 しかし,彼女(真田)は少ない情報から犯人へと迫っていく。 ここに,アリシアという地雷探知犬(とそのハンドラー)がバディのように登場し,犬と二人の活躍が描かれるという筋だ。 いつも思うが,警察小説の上司はたいてい嫌な奴だ。本部長,管理官などキャリアのやつらは責任を取りたくないばかりにやることなすこと批判する。批判しておけば少なくとも捜査の失敗があっても,「俺は反対した」と言えるからね。つまりは典型的役人だ。通常の「良い職場」では,上司は「責任をとるために」存在しているが,ここでは「責任を下々に押し付ける」だけの存在だ。 それでもいいけど,図式的に既視感がぬぐえない。 犬の視点や,小川(ハンドラー)の視点,さまざまな立場の人の視点が描かれるともっと小説に深みが増していくのではないかと思ったが,サクサク読めることを念頭に書かれたものだとしたら,これでもいいかなと思える。 北川景子あたりで映像化はできそうだ。 一応次作もチェックしてみたい。 | ||||
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伏線の有無、見えない展開楽しめました。 よかったのです、同作者の作品を見てみます! | ||||
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初めての作家作品でしたが、非常に面白くイッキ読み出来ました。 他の作品も読んでみます。 | ||||
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麗しき女性心理分析官を軸に展開するストーリーは、勧善懲悪に留まらず、犯人が抱える深い闇と哀しみ、警察・世間の本音と建前に斬り込んだ、読み応えのある少し毛色の違った警察小説でした。 | ||||
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難しくなくて、ラストもほのぼのーとした気持ちになりました。 続きが、読みたくなります | ||||
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鳴神響一「脳科学捜査官 真田夏希」読了。神奈川県警女性心理捜査官のヒロインが脳科学の観点から犯人の犯罪心理に切り込み横浜市内で起こる連続爆破事件を切り込んでいく。その過程でミラーニューロンやマシュマロテストやメシウマ等蘊蓄が披露され読んでいてミステリーの「もやしもん」を彷彿した。 | ||||
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臨場感があり、一気に読んでしまいました。面白かったです。シリーズ化しているので、ほかの作品も愛読します! | ||||
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読みだしたとたん映像化するなら主人公は波留さんでキマリだと思いました。波留さんは小栗旬主演の刑事ドラマBoaderでオシャレな法医学者を演じて良かったです。そのスピンオフドラマも秀悦でオススメです。 | ||||
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警察が責められるという社会背景は、現在の社会状況と重なる部分が大いにあり、勉強になりました。モンスターシチズンは嫌なものです。 | ||||
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新しいミステリーシリーズ。 次が気になりセット買いしました。 婚カツをしているアラサー女子が次々に事件に関連した男性と、というのが面白いシリーズ。 かと思えば、本格ミステリーで読みごたえあり。 3作続けて読んでほしい作品です。 4作目が出るはずの流れなので楽しみに待ちます。 | ||||
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星3.5くらいかな~ なんだろ、何かが足らない感じ あえて言うと深みかな 面白かったけど次作はどうしようか悩み中 | ||||
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読み始めは少し違和感があったが、 読み進めていくうちに慣れました。 主人公の真田の経歴にも特異性があり ストーリーに引きつけられました。 婚活や他の登場人物との掛け合いも 面白かった。 ただ、戦国武将の名前が何か意味あるのかが、引っかかりました。 | ||||
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結婚願望の強い、高学歴の、専門職の心理職特別捜査官。 このモデルは、面白い設定である。 なぜ、結婚願望が強いのかの分析も欲しいが。 脳科学の分野に踏み込んだのは、おばあちゃんの死に対して 泣くことができない自分の不思議がきっかけだった。 そして、仲良くしていた従姉妹からの絶交にあった。 愉快犯的な爆破魔と対峙する。 なぜ?という追求と 警察が 直接交渉する。 最初のテロ組織を語るところが、なんとも言えない巧妙さ。 ネット社会の犯罪が、複雑さを増して行く。 脳科学からの推察が、プロファイリングの手法。 初めは、ネット住民は、犯人に共感を持つ。 警察をやっつけるというのが、目的への共感。 ネット用語の稚拙さが、もったいない。 しかし、スマホゲームの聖地を爆破することで 流れが大きく変わることになる。 この手際が、実にうまいね。 真田真希の活躍は、面白い。 ちょっと、織田信和が、正体不明で、 掴めないところが、彩りを添える。 | ||||
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細かい部分に触れると、ネタバレになってしまうので割愛しますが、上質のエンターテイメント小説だと思います。登場人物(動物)も十分魅力があり、共感できる人物が多かったです。脳科学に関する情報も、興味深いものでした。もしかしたら、マニアック過ぎるミステリファンには、物足りないのかもしれません。しかし、リーダビリティも高くて読みやすいですし、今後のシリーズ化を期待しています。 | ||||
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女性捜査官が精神科医・臨床心理の知見を生かして,犯人像に踏み込んでいくところにどんどん引き込まれ,一気に読んでしまいました。 主人公夏希は,「美人」の設定ですが,嫌みが無く,親しみやすいキャラクターに仕上がっています。所々に「オシャレ」のエッセンスも散りばめられていて,女性読者としてはふつー(?)のミステリーや推理小説にない別の楽しみ方ができました。 作者が本書で提供していた脳科学の情報は,最新のものだと思います.「5年前の知見はもう古い」と言われている脳科学の分野で,これだけわかりやすく様々な知識を大衆小説に入れ込んでいるのはすごいと思いました。脳科学だけで無く,応用行動分析もありましたね。 SNSのやりとりやゲームの描写は,現代社会がこれからも抱え続け,対応を次々と迫られる課題や難問にどう向き合っていくのか,その困難さを示唆しているようで怖かったです。 | ||||
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最近ブームの脳科学の知識が楽しく学ぶことが出来ます。 が、登場人物の苗字が戦国武将から拝借されているようで、またその武将のキャラクターに登場人物を当てはめてあるような気がします。特に、小早川。 犬好きの私は、地雷探知犬アリシアの活躍も楽しめましたし、犬怖いの主人公がアリシアと絆が出来ていく過程も好きです。 この作品のシリーズ化を是非お願いしたいです。是非アリシアも登場させて、真田夏希が日本の『クリミナルマインド』エミリーのようなプロファイラーになって、凶悪事件を解決してほしいです。 | ||||
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刑事ものとして楽しく?読める作品 硬派度からいくと 広域捜査専任特別調査室・芝原麗子>脳科学捜査官・真田夏希>行動心理捜査官・楯岡絵麻 こんな感じですねw ネット社会の現状を理解するうえでもいい教本かもしれない | ||||
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