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潜入 モサド・エージェント



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【この小説が収録されている参考書籍】
潜入――モサド・エージェント (ハヤカワ文庫NV)

潜入 モサド・エージェントの評価: 4.00/5点 レビュー 6件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全5件 1~5 1/1ページ
No.5:
(4pt)

素早い対応

素早い対応でよかった。
品物もきれい。
潜入――モサド・エージェント (ハヤカワ文庫NV)Amazon書評・レビュー:潜入――モサド・エージェント (ハヤカワ文庫NV)より
4150414238
No.4:
(4pt)

シリアスなモサド小説+ロマンス

イスラエルの軍事検閲に長期間かけられたとのことなので、「それなりに現実に近い内容」かもしれない。

ただ、あくまで小説なので、アイヒマンや”ミュンヘン”系と比較すると「若干無理につくった」感はぬぐえず。
特に後半は「ロマンス中心」なので、「クールなモサドもの」を期待すると調子が狂うだろう。

ただ、化学品のカクテルを使った殺人の場面などはモサドモードさく裂で楽しめる。

週末に一気に読むのに適した「75点」。
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4150414238
No.3:
(4pt)

スリルではなくストレス

派手なアクションはなく、スパイテクノロジーで驚嘆することもない。
ただじっと潜伏する生活の大変さや、それに耐える献身がリアルに描かれています。
たまに破壊工作や暗殺の作戦に参加します。
不安を抱きながらも、まあプロが段取りを組んでるのでヘマをしない限り失敗はしない。
その安定感に包まれながらも、かかっているのは命です。不運を恐れる切実な気持ちは伝わってきます。
イレギュラーにスカッとする機知で対応するとかの、エンタメ的な山場はない。ふつうに偽装を貫き通して切り抜けます。

担当の上司がやたらにねちっこく美人の工作員への想いを語るのですが、それがちょっと不快ですな。
作戦中にも、荒事担当の工作員につまみ食いされるし。
そんな労働環境で人生の貴重な時期を浪費させられたら、そらキレますわって話でした。
組織にとって、敬意を払うべきでありながらも現実は消耗品。
そんなモサド工作員の悲哀が漂う小説です。
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4150414238
No.2:
(4pt)

人間味のあるスパイ小説

謎のメッセージを残し姿を消した元工作員レイチェル(現在45歳)の行方や目的を分析する為、彼女のケースオフィサーだったエフード(65歳)が彼女の現役時代を回想し、元上司のジョー(75歳)に語り聞かせる。

物語のほとんどをエフード視点と第三者視点で構成されており、レイチェルがスパイになりたての20年前から回想される。
イスラエルの元本職が書いただけあってかなりリアル路線の内容で面白いが、レイチェルが実際に工作活動に入るまでの最初の約100ページ程がやや退屈でそこが☆ひとつマイナス。(全部で400ページ弱)

モサドの工作員は敵国での情報収集だけが目的ではなく人殺しまでする。よって捕まれば拷問と死刑が待っており些細な失敗も許されない。そんな死と隣り合わせの潜入生活で、若い新米スパイのレイチェルが本部の要求を上回る成果を上げ伝説のスパイなるまでの工作活動の物語。
エフードのが語る彼女の現役時代の物語の中に失踪の理由はあるのだろうかが主題。

軍事活動とも言える敵国での工作活動の話で、内容は違うが映画「ミュンヘン」みたいな人間臭い感じの物語が好きならおすすめ。
したがって冷静沈着な諜報員や防諜関係者が情報戦で謀略をめぐらすミステリー要素が強いスパイ小説が好みの方にはあまりおすすめできない。(私はどちらでもいける口)
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4150414238
No.1:
(5pt)

スパイの本質

敵地に潜入してそこに暮らし、情報活動を行なう。
スパイとは本来そういうもので、アクションたっぷりに活躍するものじゃない。
頭では分かっていてもついつい忘れがちなスパイたちのリアルな姿、生活が、読んでいてビンビンと伝わってきた。
著者はイスラエルのスパイ戦線の先頭に立っていた人物だけに、ノンフィクションさながらの筆致は、やはり迫力満点。
スパイ小説ファンならば見逃してはならない一作だろう。
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4150414238

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