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嫌な女



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【この小説が収録されている参考書籍】
嫌な女 (光文社文庫)

嫌な女の評価: 4.18/5点 レビュー 33件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.18pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(3pt)

まだ読了していないが

想像していたよりおもしろそう。期待できるかもしれないと思っている。
嫌な女 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:嫌な女 (光文社文庫)より
4334765769
No.2:
(3pt)

好対照な女性二人の物語

小谷夏子という天性の詐欺師を、その遠縁の同年齢の女性で、面倒なことが起こる度に頼りにされる弁護士・石田徹子の目を通じて、描く作品です。

話は、徹子が弁護士になったばかりの頃から、齢70を超えてほぼ引退するあたりまで、数年に一度夏子が引き起こす事件が順に描かれるのですが、詐欺師・夏子の物語でありながら、弁護士・徹子の一生を描く物語でもあります。性格的には余りにも好対照な二人で、そのうちの真面目というかクールな弁護士・徹子から見た、奔放で天性の詐欺師・夏子を描く様は、清々しいほど冷たい目線で笑えます。私個人としては、物語の最初のうちは、いずれの女性にも魅力を感じることができず、感情移入しにくい、つまらない話のように感じましたが、読み進むにつれ、悪女には悪女なりに、真面目過ぎてつまらないほどの女性弁護士にもそれなりに、等しく年輪が積み重なっていく中で、否応なく人生というものの諸々が積み重なっていくように感じられ、段々面白くなっていきました。

これだけの長い話ですから、登場人物が亡くなるような話も出て来ますし、思わず目頭が熱くなるようなこともありました。読み終わってみて、中々爽やかな読後感がありました。
嫌な女 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:嫌な女 (光文社文庫)より
4334765769
No.1:
(3pt)

どこにでもいるクソ女

最初から夏子に関しては終始「このクズ女シネ」と思いながらムカムカしてました。
法を上手く掻い潜ってさらに危険な時は弁護士に頼るって…。弁護士って受けた仕事によって相手の弱みをついて間逆の回答をも出来るんだなと怖くなった。

夏子みたいな女、身近にいますけど、やっぱり女からは嫌われる。本人もそれを知っていて男には四十路の癖にいやーんとか言って距離を縮めて媚びて男の味方をつくる。言い訳も多い。バツ2。どこにでもいるんだな。

徹子の孤独や、一見ドライな点など、わかるわかる自分も!と思って完読しました。孤独でも人への思いやりがあったから人に恵まれたしゆったりした素敵な人生を送っていると思う。

夏子を好きと言った徹子には全く共感できなかった。弁護を引き受けた以上依頼人に勝利をもたらすのが仕事だけど、誰かばっさりと夏子を裁いてほしかった。
嫌な女 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:嫌な女 (光文社文庫)より
4334765769

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