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嫌な女
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嫌な女の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.18pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全27件 1~20 1/2ページ
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長い時間経過のストーリー 東京ラブストーリーを彷彿とさせる女性の一生です | ||||
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トラブルメーカーの夏子と夏子の遠い親戚にあたる徹子の二十四歳から七十一歳までの物語。 昼ドラのようなドロドロのストーリーを予想していたのですが、そんな事はありませんでした。 二人分の人生を読んだような気がしました。 徹子が勤務する事務所の所長さんと事務員さんの人柄が好きです。 | ||||
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この人の本にハズレはありません。図書館にある桂先生の本は全て読了してしまったので、今は先生著の「頼むから放っておいてくれ」とリクエスト中です。全ての作品に共通していることですが、先生は誰か一人を主人公に仕立て上げることはありません。登場人物全ての目線で書かれます。好き嫌いはあるかもしれませんが、これがなんとも小気味よくスラスラと読むことができます。もちろん、この嫌な女にも嫌な女なりの目線があり、彼女の言い分も語られます。それを差し引いても、嫌な女は嫌な女ですが、誰か一人を主人公にした場合だと嫌な女の深層心理まで見えてこず、登場人物に感情移入できないわけです。感情移入できる小説こそ面白い小説だと思っているので、もし先生の本を購入しようか迷っておられる方がいらっしゃるなら、まずは図書館で先生の本を探してみるといいと思います( ^ω^ ) | ||||
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図書館で借りて読んだ本です。前にワクチンXも図書館で借りて、非常に面白かったので今回も図書館で借りて読みました。期待を裏切らず、面白かったです。徐々に登場人物たちもページを進めるごとに年をとり、年をとるごとに考え方も変化していきます。20代の青臭い考え方も社会にもまれて、それが幻想だったということに気付く瞬間って現実に生きる我々でもあることです。その心情の変化を細かく描いているのが何より素晴らしいし、そして涙もあります。面白い小説とは、感情移入できるかどうかだと私は思っています。主人公と共にイラつき、感動し、涙を流す。そういう小説が良い小説だと私は思っています。 | ||||
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面白かった!芝居を見ているよう、、読まずにはいられない❣️ | ||||
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まるで自分の事が書かれています。寂しさを受け入れながら、上手に生きている主人公ですが、なぜか満たされない気分でいる。自己嫌悪にもなっている。しかし他人と関わっているうちに自分と他人とも受け入れられるようになって、成長している。その姿に勇気を貰いました。 | ||||
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縁戚の結婚詐欺師の女に翻弄され続けられた女性弁護士の物語。弁護士になりたての二十代から、引退し後進の良き相談相手になった七十代まで、ちょいちょい同い年の詐欺師の起こした様々な事件に関わる。 この嫌な女(とういうかダメな女)は、弁護士や被害者周辺から語られるだけで、間接的にしか登場しないのが面白い。嫌悪しかなかった女に対する主人公の感情は、時を経て自身の成し得なかったものを感じとっていく。 読み進めながら主人公の精神的な成長がみられるわけですが、結局のところ人生のあり方を問うている作品なんだろう。 | ||||
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私は夏子タイプが苦手と言うか嫌い。でも結局私も最後は夏子を応援したくなった。 徹子がこの我儘で嘘つきの遠戚の夏子を迷惑だと思いながらも嫌っていなかったから…。 私には人を楽しくさせる事などできないし男の人にももてないし…だから余計夏子の事を嫌いだけど、 だけど「いつまでも頑張れ!」言いたくなった。 徹子が自分の存在価値を見出せた時私も嬉しかった。 私にはひとみさんのような人はいないけどふと立ち止まる時があったらこの本を読んで励まされようと思います。 ここまで感情移入できた本は本当に久しぶりです。 読み返しては遺言のところで何度泣いたでしょうか、私は弱いのですぐ泣いてします。 この作家さん初めて読んだ本なのですが私の心の琴線をつま弾かれました。 ブログも読みましたが桂さんの文章のうまさなのか、日頃思う事など私の心の壷にはまります。 そうそう!あるある、わかる~って感じで。 うまく言えないけど桂さんの文章に出会えてよかったと思った1冊です。 | ||||
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文章が読みやすくページ数の割にすぐ読み終わりました。 二人の女性の物語ですが、それぞれの人生の経過が対極的ではあるけれど凄くリアルに描かれていました。 最後の章で、淡々と人生を歩んでるようにみえた徹子にも日々の積み重ねでかけがえの無いものを手に入れたのだなと思い、自分自身の人生や一生の閉じ方についても考えさせられた一冊でした。 | ||||
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きれいな状態でお得な買い物ができました。ありがとうございます。 作品も題名で想像していたよりも、深い内容でとても面白かったです。 | ||||
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NHKでドラマが始まる前にと、一気に読みました。クルクル廻る展開か面白くて可笑しくてホント‼一気に読めました。鈴木保奈美の夏子が 楽しみだわ♪。 | ||||
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大変面白く、時間を忘れてあっという間に読了。常に映像を思い浮かべて読んだ。主人公の徹子のこの動きを吉田羊ならどう演じて見せるかなど。 | ||||
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生来の詐欺師である遠縁の同い年の女性から、数年に一度、トラブルの処置を依頼される女性弁護士の話です。 題名から、始まりのあたりでは、男を騙して金品を捲き上げる詐欺師の女が主人公かと思ったのですが、そうではありませんでした。弁護士の幼少のころの話や、詐欺師に振り回された幾つかの話、弁護士事務所の先輩や後輩、事務員についての話が、弁護士を通して語られます。 弁護士は、冷たいとの印象を持たれがちな合理的な性格ですが、訳も分からずこみあげる虚しさも含めて、わたしには共感するところがとても多い方でした。その彼女も涙をこぼした遺書に関するエピソードは、特に中年を超えた読者には大変切なく思える話になっていると思います。 | ||||
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この本は題名で損しているのかもしれない。随所に名セリフが出てきて、うん、うん、そうだよね。と共感してしまう。文体も読みやすい。弁護士の主人公が一つ一つの案件の関わりながら成長していく。案件ごとに進むので、短編集を読んでいる感じで、すいすい読んでしまう。 | ||||
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優秀な事務員さん 事務所の弁護士 弁護士の徹子さん この事務所の雰囲気がとても良いです。 後から時々思い出します。 あの弁護士事務所の話なんだっけ?と・・・ 法廷だけではない弁護士の仕事が良くわかります。 | ||||
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嫌な女の夏子。遠縁の徹子は弁護士。夏子からの依頼でトラブル渦中の彼女を弁護する徹子。 新人弁護士時代から、引退間際までの長い長い話。 徹子の目線で書かれる物語は、働く女性の物語として面白かったです。 | ||||
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主人公は、女性弁護士の徹子。 物語は、徹子の視点で語られる。 タイトルの「嫌な女」とは、徹子の遠戚の夏子。 夏子は、生来の詐欺師。 ルックスが抜群に良い訳ではないが、 言葉が巧みで男たちを次々と手玉に取る。 徹子は、夏子がトラブルを起こすたびに、 解決を依頼される。 読み始めのころは、有吉佐和子の「悪女について」を 彷彿とさせられた。 しかし、読み進めて行くと、違う物語だと理解できた。 あくまで主人公は徹子であり、徹子の考えを通し、 “幸せは身近な所にある”と語りかけてきてくれる。 約半世紀の徹子の人生の中で、結婚や離婚、 身内や友人の死も描かれる。 徹子は、落ち込むことも多いが、 その度に前を向こうとする姿に感銘を受けた。 ただし、あくまで徹子の主観ではあるが、 詐欺を肯定化している部分には共感が出来なかった。 その点でマイナス1点とした。 | ||||
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天性の女詐欺師夏子が魅力的で、ぐんぐん読み進めました。登場する女性たちのそれぞれの人生模様を比較しながら、意味のない人生なんてないのだなと思いました。 | ||||
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いるかなあ、夏子のような女性。 男の人は、こんな感じに接せられたら、思わず乗せられちゃうんだろう。 私は、ちょっと腹立たしく感じた徹子先生に同感。 徹子先生が夏子を気になるのと同じように、私もだんだん夏子に魅かれていた。 夏子のように生きたくても、できないもの。 結局徹子先生のように、地道に生きているから。 だからこそ、夏子が思いきり生きているのが楽しみになってくる。 どことなく、爽快な気分になってくる。 事務員のみゆきさん、いい味出ていていい。 ほかの登場人物もどこかに、ダメな感じがあるのが、いい。 人生捨てたもんじゃないと思えてくる。 | ||||
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仕事中、読みたい本を思いつき、アマゾンをクリックして即購入。 | ||||
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