謎の館へようこそ 白
評判
謎の館へようこそ 白の評価:
3.25/5点 レビュー 8件。 C ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1〜3 1/1ページ
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謎の館へようこそ 白の評価:
3.25/5点 レビュー 8件。 C ランク
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作家陣は新本格ムーブメント以降の新しい作家が手掛けており、館のミステリーというテーマで腕を競っている短編集アンソロジーだ。
作家陣的には黒よりも白の方が売れ線か・・・・。
東川篤哉氏は今回はユーモア度は控えめで初期の頃の本格テイストで勝負しており、トリックはややありきたりながら館の密室殺人という王道路線で楽しめる。
一肇氏は本格路線の館ものミステリーではないが、サスペンス路線の青春ものとなっている。
古野まほろ氏はまず文章が読みにくい(この作家の特徴でもあるのだが)上に本格ものではあるが、館ミステリーとは言い難いし、細かいロジックが展開する割りに分かりにくい。はっきり言ってこの作品集の中では一番つまらないだろう。
青崎有吾氏はまさに特異な館の構造を活かしきったアイデア重視の一発作品。幕切れのトリックが見事だ。
周木 律氏は館ものの専業だけに、今回も驚天動地のアイデアとトリックがさく裂する。館もの本格ミステリーという趣旨に最もストレートに応えた作品であり、個人的には一番面白かった。
澤村伊智氏は本格ミステリーではなく幻想サスペンス調だが、なかなか印象深いストーリーである。
古野まほろ氏の作品以外は全て標準以上の出来で、充実した館もの短編ミステリー集になっている。