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ルビンの壺が割れた
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ルビンの壺が割れたの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.85pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全61件 1~20 1/4ページ
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| 読み手を驚かすためだけのフィクション。登場人物の心の流れや、必然性がなく、人物が単純過ぎて、ゲームみたいに動く。ミスリードをさせて、どんでん返しが好きな人は良いかも。 | ||||
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| 30年前に結婚式直前まで進んだ男女の、ネットを介したメッセージのやり取りのみで構成された作品です。 最初から最後まで会話調の文章なのでとても読みやすく、ページ数が少ないこともあって、あっという間に読み終えてしまいました。 序盤は男の気持ち悪さが強烈で、若干引き気味で読み進めていましたが、不穏な空気は漂いつつも彼がだんだんまともに見えるようになっていきます。 そしてこのまま恋愛小説になってもおかしくないな、という展開になったところで不穏な空気が一気に濃くなり、ラストに繋がっていきます。 このラストのオチですが、伏線が一切描かれていないので衝撃度よりも唐突感の方が大きく、読後感もあまり良くなかったのでちょっと残念に思いました。 ただ、お互いの情報がどんどん明かされていき、彼らの関係や彼らを取り巻く環境が立体的に見えてくる様は面白かったです。 ラストは期待外れでしたが、エンタメ作品としてはとても楽しめました。 | ||||
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| 薄いのであっという間に読み終わる。 最初こそ懐かしさからの話だと思っていたけど半分を過ぎたあたりから、 あ、これ違うな多分こういう展開なんだろうなとは想像がついたので帯にあるような驚きは 正直なかった。 つまらないという事はなかったが読み返すこともないなと思った。 | ||||
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| えっと、これのどこが驚愕の結末なのかね。 途中も思わせぶりな描写や伏線らしい所もなく、話が勝手に進んでいく。 読んでいてなんとなく「これってもしかして〇〇が○○って事なんじゃないか?」 って思っていたらその通りに話が進んで行くので「ああやっぱりか」って感じだった。 この小説を凄いとか、驚いた騙されたなんていう人はあまり推理小説を読んだ事がない人なんじゃないかと思う。 | ||||
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| 男女二人のメッセージのやり取りで全てが構成されており、最後にどんでん返し!というよりは途中から話の雲行きが怪しくなってきて、小雨、本降り、台風で終わるような作品でした。 巻末に編集者のコメントがありますが、全くその通りで、ジャンル分けも不能で何とも言えない気持ちになります。 ただ、他の方もコメントしてますが最後のやり取りありきで話を見返すと、前半のやりとりが意味わかりません。リアリティはないです。 | ||||
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| しかし、未帆子が返信することが無理がありすぎる・・・。その点だけはおかしいのでは無いだろうか? | ||||
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| 大学の演劇部には顧問の先生はいないのかな?好き勝手やってるが。この気色悪い文通がなぜ成り立つのだろう? | ||||
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| 書簡体小説。フェイスブックでの二人の男女のメッセージのやりとりが、ページが進むにつれ、関係性も人物像も変化して見えてくる面白さがある。しかし、この結末は“大どんでん返し”というものか…? こんなことなら、そもそも返信すること自体に、首をかしげたくなるのだが…。これは、ちょっと、う~~ん…。 | ||||
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| 最後まで読む価値はあったが、どうにも回りくどい書簡体が鬱陶しい。 面白かったとは思うものの、誰かに勧められるほどではない。 時間があって読書家なら一読の価値はある | ||||
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| 伏線あったかなぁ? あー大人の女性が云々とかの件はあったかな。 気持ち悪さがずっとあったから最後の落ちもまあ | ||||
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| はじめから気持ち悪い男だなーと思っていたので、ある意味なっとく。 少しずつ小出しで新しいネタを出してくるので、それほど驚きはなかった。 | ||||
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| youtubeで衝撃のラスト!と紹介されていたので読んでみた。 今までいくつかか衝撃のラスト!とかどんでん返し!と言われる小説を読んでみたが、それらに比べるとどうしてもラストの唐突感は否めない。また上手な伏線回収などもあまり無い為、どんでん返し好きな人は少し肩透かしを喰らう可能性がある。 ただ小説としては短く、話の展開もfacebookのメッセージのやり取りから二人の過去の経緯がわかっていくという流れに、途中は「ここからどのように話が進んでいくのだろう」とワクワクしたのも事実である。普段あまり小説を読まない人などはこの作品を機に、ミステリー作品を読むきっかけになるのでは無いかなと感じた。 | ||||
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| 斬新ではあったし、ページ数が少ないからサクッと読めるのは良かった。後半にかけて色々と展開はあったが"写真と日記のコピーは押収されて今はない"で、水谷の方は大体予想出来てた。 | ||||
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| 状態でした。 | ||||
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| 普段はあまり本を読まない友人に勧められて読みました。 読む前に事前知識は一切いれず、読み終えてから皆さんのレビューや解説サイトの類を拝見しました。 感想は、タイトルの通りです。いい所も悪い所もあると感じたし、両論入り交じるレビューの賛も否も、どちらも納得いくものでした。 (以下、大いにネタバレを含みます) まずいいところ。短篇とはいえ、一気に読み進めました。電子書籍で購入しましたが、フリックが止まりませんでした。 最初から水谷を気持ち悪いと感じていましたが、その通り、いやそれ以上の異常者だったことがわかり、なんとなく納得できました。 そこかしこに散りばめられた伏線も、すべてを知ってから読み直すと、あらためて構成の巧みさを感じられました。 パソコンなど使えないと思っていた理由、警察は苦手ですという自虐、幼い子のように感じられた白い肌に惹かれた理由、そして大人の女を信じられなくなったという告白と、その後の罪。 もっというと水谷の告白には基本的にすべて返しているのに、今の苗字や住所についてはなにごともなくスルーするあたり、犯罪者がメールを送ってきた目的をきちんと把握しているのに、それでも「更生」を信じたい気持ちと、証拠を集めなければという真逆の信念で、のらりくらり対応する未帆子。 この辺りは素直に面白いと思えるポイントでした。 悪いところは、犯罪者である水谷はもちろんとして、登場人物のほとんどがろくでもない人間というところ。演劇部員の男性陣も、スポンサーを買って出た矢代も、両親を亡くした水谷を義侠心から引き取った元叔父も、その元叔父との肉体関係を楽しみ婚約者に隠していた優子も、全員、控えめに言って「人間のクズ」です。 しかし、その最たる人物は、未帆子でしょう。トルコで働いていたことはともかく、紹介した高尾やその友人、果ては演劇部員やスポンサー筋とも行為をしながら、水谷と交際していた。それなのに、「私の男性関係が、水谷様の人生に影響を与えたというのでしょうか」って……与えたでしょうよ、そりゃ。水谷が悪人であることに同情の余地はないものの、未帆子にそれを咎める資格も同じくありませんね。 そして、水谷自身も弁解の余地がありません。未帆子との1件より前に、罪を犯しているのだから当然です。 この本に出てくるまともな人間って、背山さんくらいじゃないでしょうか。 クズとクズが昔話をしながら、片方は恨みを晴らそうと、もう片方はそんな相手の証拠を集めようと、化かしあいをしている。そんな内容になってしまっています。 ありきたりの美談はつまらないと思うものの、登場人物がほぼ全員クズで、クズがさらなるクズを叩くだけ。そんなリアルにも似た舞台を楽しめるかどうかで、賛否が変わるのかもしれません。 最後に。 いちばん話題になるであろう、最後のセリフ。あれは大失敗ではないでしょうか。せっかく年老いたゆえの遠回しでのらりくらりとした確認作業を、いい意味で薄気味悪く楽しめたのに、あれは50代のセリフとは思えません。あそこで一気に醒めてしまいました。わざわざ太字にしていることも、「ここが盛り上がりどころですぜ!」みたいな感じを受けてしまいますし。 すごく冷静に、淡々と、恐怖に落とすような一言で、あっさり締めてほしかったと強く思います。 ただ。こうも長文を書いてしまうあたり、あとがきにある「『あなたはどう見える?』と訊いてまわりたくなる小説」という言葉はピッタリだと思います。 そういえば、ぼくに勧めてくれた人も「感想を聞きたい!」と言っていたっけ…。そこまで計算して作られた小説だとしたら、ぼくも目論見どおり作者の掌の上で踊らされた1人なのかもしれませんね。 | ||||
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| なんか、どんでん返しというよりいきなり意味がわからない展開が来る感じでした。伏線が読み取れなかっただけなのかもしれませんが、最後の方は完全に置いていかれてました。ただ短くてすぐに読めるので読んでみて欲しい本です。 | ||||
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| 大どんでん返しで面白いと口コミがあったので読んでみましたが、所々男の気持ち悪さが出ていてそこまで予想外な展開では無かったです。例えば、一番最初男が一方的に何通も何十年も前の恋人だった女性にメッセージ送ったり、やたらと女性の現住所や名字を知りたがったり、婚約者との性交の話を出したり、でもストーリーとしてはすごく面白かったです。 | ||||
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| まず、宮本輝の「錦繡」を思い出す構成でのスタートであったが、、、、、。 全く正反対な作品でした。 過激などんでん返しで、読者をビックリさせたいのは理解出来ますし、 著者の狙いどおり、ラストでため息が出ました。 読後感は、深い感銘ではなく、「なんじゃ これ!!」でした。 次々とハードなカードを切られるトランプゲームみたいで、その カードも淫猥の極みで、正直げんなりでした。 でも、ラストまで引っ張られたのは、事実です。 | ||||
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| ルビンの壺とは、壺にも見えるし、見方を変えると向かい合った人の顔に見える。見方を変えるととんでもないことが、わかるという物語。 作者が、覆面作家というのも、話題らしい。 メールで構成されている。昔は、手紙だったが、やはりSNSになってしまうのだろう。 手紙で物語を紡ぐのは、宮本輝の『錦繍』も良かった。 この本は、実にスラスラと読める。選ばれている言葉が平易なんだね。 結局は、ファミリースケルトンがどんどんあらわになる。 水谷一馬が偶然、結婚式の当日に失踪した未帆子をSNSで見つけたことから、メールで連絡を取り始める。未帆子との交換メールが始まる。 二人の出会い、演劇のこと、一馬の許嫁のこと。メールをやりとりすることで、30年近くの空白が埋まっていく。一馬は、なぜ許嫁と別れたか。そして未帆子はなぜ逃げたのか? 二人の交換メールは、破局に向かっていくのだった。 まぁ。覆水盆に返らずの過激版ということか。巧みだね。 | ||||
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| 「日本一の大どんでん返し」とあったので、あれこれ予想しながら読んでしまい、最後はがっかりしてしまいました。 とはいっても、あれこれ予想して読むのは楽しかったです。 | ||||
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