■スポンサードリンク
白い標的: 南アルプス山岳救助隊K-9
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
白い標的: 南アルプス山岳救助隊K-9の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.18pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
仲間割れの宝石強盗,追う県警,地元警察である主人公らと,複数の視点で進む中, ワケありの登山者など,『事件の外側』に居た人々が巻き込まれていく流れは面白く, さらに人だけでなく,一瞬で死に飲み込まれる雪山とのにらみ合いにも引き込まれます. 反面,関係者の多さが足を引っ張ってもいて,思惑の重なりやズレは面白いものの, 細かい視点転換は却って話が散りがちとなり,その都度,時間が戻ることが多いため, 特に終盤では緊張感の一方で焦れったさもあり,ややテンポが削がれたのは否めません. また,逃亡犯の一人について,同情すべき過去を語りながらもその結末はあっさり, 途中から首を突っ込み,事件を引っかき回す別の男も,先の逃亡犯と境遇が似ており, ほかの連中にも事件に至る過去はあるのですが,どれも中途半端になっている印象です. エンタメ作品としては楽しめましたが,人の部分に物足りなさが出てしまったようで, もう少し焦点を絞った方が,山の『大きさ』も含め,深みが増したのではと思いました. | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本作は「白い標的」の文庫版ですね。 「炎の岳」のように、過去の作品の改題をやめた所は評価できます。 「白い標的」の内容は、K-9シリーズの中でも「ブロッケンの悪魔」や「火竜の山」に劣らず、スリリングで引き込まれる作品だと思います。 しかし、表紙に夏実と静奈の顔を書いて欲しくはありませんでした。 登場人物の顔を想像するのも、本を楽しむ重要な要素でしたのに。 「白い標的」自体は☆5個なのですが、主要人物の顔を載せてしまったのが残念で、☆3個に減らします。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!