■スポンサードリンク
か「」く「」し「」ご「」と「
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
か「」く「」し「」ご「」と「の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.66pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全36件 21~36 2/2ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
住野シリーズはみんな面白いです、映画化もされているのでdvdも見たいです(デビュー作) | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
男子2人、女子3人の5人のクラスメイトが 1章ごとに主人公になる連作短編集で、 高2~高3までが描かれている。 恋愛や進路に悩みながらも 文化祭、修学旅行、高3の夏休みの図書館での受験勉強 などに取り組んでいる姿が描かれており 青春が真正面から描かれている小説でしょう。 青春小説は多くあると思いますが、 5人それぞれが持っている特殊能力と 各章に散りばめられている謎によって どんどん惹き込まれました。 第1章のミッキーがシャンプーを変えた理由 第3章のヅカの鈴 第4章のエルの哀しみの理由 などは本書の謎の一部ですが、 ある謎は読み進めるうちに解決され、 なぜ京くんがパラを師匠と呼んでいるのか といった解消されない謎もあります。 読んで謎が解けるのも楽しいし 読んでも分からずあれこれ考えるのも楽しいです。 特殊能力が物語において前面に出ず、 スパイス程度なのにも好感が持てます。 青春というメインがある以上、 特殊能力は引き立て役で十分です。 但し、p.27でミッキーが 「ヅカに、いや、大塚くんに伝え・・・といて。 そんなんじゃ女の子も逃げるよって」 と主人公に言っていますが、 本当にこんなこと言うのかは疑問が残りました。 p.37パラから「大塚くんのことが気になっているらしいよ」 と盗み聞きした時の主人公の反応も 本当かなと思いました。 また、p.110のヅカの「え・・・いや」を パラが数日後まできちんと覚えているのも 少し首をひねりました。 しかし、それ以上に本書は面白く、楽しいです。 読ませる力がありました。 進路に迷っている人にはp.103のパラの言葉 「人生なんてさ、やりたいことだけやってても きっと時間足りないんだ、 やりたくないことやっている時間なんてないさ」 を贈ります。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
君の膵臓を食べたいで感動し、読んだ、同じ夢を見ていた、よるのばけものへの落胆は正直大きかった。もうあんな作品は書けないんじゃないかと思って読んだ今策は、キミスイを読んで感動したあなたに必ず響く一冊です。住野さんは、技巧なんか使わず、ありったけの思いで青春を書いてください。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
住野よる好きすぎてフィルターがかかっているだけかもしれない。 優しい雰囲気、この空気感が好きなのかもしれない。 高校生5人の、とても特別な、どこにでもあるようなお話。 面白かったです | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
何とも言えない青春のもどかしさを本で体験することができた。 友達ってすばらしい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
高校一年です。 共感できる部分があった話でした。 嫌われるのが怖い、分かります… 膵臓とは違い、泣きそうになる部分はありませんでしたが、高校生!という感じがします。 五人とも優しすぎ!!他人のことを思えすぎ!! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
初見と2回目以降では見え方が違ってくる作品です。意図的に小さな仕掛けが組み込まれてるので、まずは楽しく騙されてみることをオススメします。 あらすじにある「特別なちから」というのは、有り体に言えば人の感情(を表す記号)を読み取れる力です。ただ完全な理解ではないので、言ってしまえばあっても無くても同じです。その辺りがクスリとくるところで、その人がある一定の感情を抱いているのは分かるんだけど、その人がどうしてそんな風に感じているのか分からないんです。 読み返しの時は全部分かってるので、ニヤニヤしたりじれったく思いながら読みました。楽しかったです。 住野作品に共通なのですが、人が人を想う気持ちを簡単に恋に結び付けないところがあって、私はそんなところがたまらなく好きです。心ってそんなに単純じゃないですよね。 読後感はアッサリです。軽く読みたい方で、かつ深読みが好きな読書好きの人にはハマるんじゃないかと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
住野よるさんの作品では3番目に読みました(『よるのばけもの』はこれから読みます)。この人の小説、好きだなぁと改めて思いました。今回の小説は、一見、梨屋アリエさんと作風が似ているかなと思いますが、梨屋アリエさんの小説に抱くような共感ではなく、登場人物たちを「いいなぁ」とうらやましく思うような、こんな時代が自分にもあったかなぁと思い出に憧れを覚えるような、そんな感じです。やっぱり、梨屋さんは梨屋さん、住野さんは住野さんで、他の誰にも書けない世界があるんだと思います。小説自体は、ちょっと説明しすぎのようでいて肝心なところは秘密にされているようで、私自身もまたこの登場人物たちのように、思い込みの勘ちがいをくり返し、先を想像しながら読みました。おもしろかったです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
すでに終了してかた30年近くたちますが・・・ 本書は高校生活、ボーイズ・ガールズ、それぞれの隠れた心模様を短編という形でチラリズムのごとくほのかに浮かび上がらせています。 秀逸ですね! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
届いてすぐ、短時間で一気に読みました。 最近、この作者さんを知ったばかりですが、気に入ってます。 表紙などの絵も若々しくて、素敵です。 読んでしまったので、お世話になってる地元図書館に寄付しました。 Amazonさん、住野さん、ごめんなさい。 だって、予約希望者数が半端じゃなくって、気の毒だったから… 自宅で持っていて何度も読み返したい、というタイプの本では無かったので、 旬のうちに、たくさんの方に読んでもらいたいですから。 きっとこの著者の他の著書も~!って気になると思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
高校の同級生5人それぞれが、相手の感情をちょっとだけ読むことができる別々の特殊能力をもっているのだけれど、自分だけの特別な力だと思い込んでいる。 特殊能力を使っても相手の気持ちが分かるようで分からない。そんな微妙な能力だからこそ、相手の思いを探るための駆け引きをしてみたり、相手を試すようなことをしたりする。 そんな青春真っ只中の5人が心の中に秘めた思いをいかに伝えていくのか、思春期ならではの気持ちが伝わってくる優しい小説だった。 個人的には宮里ちゃんが好きだった。、人の気持ちに敏感で色んなことに気を遣ったり、相手にどう思われるかを気にするあまり萎縮してしまう宮里ちゃんが、少しずつ打ち解けていく様子がほんわかとしていて好きだった。最期の手紙も、宮里ちゃんがみんなに心を開いて本音をぶつけているのがよかった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
前作「よるのばけもの」でレビュー1をつけた者です。 今回購入を躊躇いましたが、この作品が良くなければしばらく買わない。そう決めて読みました。 内容は文句無しに☆5でしたので、次回からも購入させて頂こうと思います。 今回最も良かった点はアイディア。 1人に1つの特殊能力。特殊能力なんて大袈裟ですが、大切なのは皆似たようで違う能力であること。そして5人それぞれの視点から書かれてること。 これにより他の人から見える人物像と、自分の能力から見える人物像の違いが上手に表現されていました。 また、このシンプルな設定から掘り下げられた話は読みやすい。 ☆4である理由は題名です。 住野よるさんの題名は毎回楽しみで、 工夫があり素晴らしいと読んだ後思えるのが良い点。 今回も楽しませていただきましたが、どうも書店で手に取る時「う〜ん…なんだか軽い?中身あるのかな?」って思ってしまいました。 記号等は若者や読書に馴染みない方に親近感を持たせると同時に、 日頃から本を読む人にはマイナスなイメージを与えてしまう可能性があります。 ただ、読んだから言えますが内容は良かったです。 今回、私と同じように題名の「」やらで購入を躊躇った方がいましたら是非読むことをオススメします。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
今作は世界観がいつもと違いました!青春ストーリーで短編集のような感じになっていて読みやすかったです。 表紙は若い人向けに見えますが内容はどの年齢の方でも読めると思います!記号(! ?など)などたくさん用いられていて読んでてて面白かったです 住野 よる先生が書かれた本は全部最後まで軸がブレないのでとても面白いと思います。もし気になったのであれば他の本も読んでみてはいかがでしょうか?私の好きな作家さんです。是非オススメします。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
住野先生の作品は既刊本全て拝読しておりますが、今までとはまた全く違った世界観で新鮮でした。前作のよるのバケモノも高校生をテーマとした作品でしたが、ドロドロしたお話でした。しかし、今回は根本を恋愛に置いた青春ストーリーです。表紙は若者向けの小説に見えますが中身はしっかり住野先生独特の世界観ですのでどうかご安心を。 面白かった点として、五人のキャラクターたちがそれぞれの能力で相手の想いを感じ取っている、という設定でしたがその感じ取る機能自体が私たちには無いだけで、今相手がこんなことを考えているだろうというのは現在の生活の中で多々感じ取っていることでしょう。 喜怒哀楽であったり(ヅカ)、!マークや?マークが相手の脳内に浮かんでいる(京くん)など、直接的に見えないだけであってこれらの感情を私たちは読み取りあって日々仲良く人と生活できているのだと思います。 また、五人全員が同じ場面でそれぞれのシーンを描いているのではなく、五つのお話を読んでいるように描写が全く違っていて(文化祭や修学旅行など)短編集を読んでいるような気分になりとても読みやすかったです。しかし、所々でこの子はあの子の能力を実は気がついているのだろうか?といった描写もあり、繋がりがあることが流石実力のある作家さんだと感銘を受けました。 それぞれのキャラクターが友達とはこういうものだと思いながら付き合っていく。そして色々な考え方を持つ者同士であるが故に、関係もバランスよく続くのだろうと深く考えさせられました。 日常の中でたくさんの感情を持っている私たちのある意味当たり前をここまで華麗に描きあげる住野先生は普段ものすごく人を見て生活しているんだろうと深く感じました。小説の中で記号をどんどん使っていくなんて普通の人では考えつかないことでしょう。ブレない設定の中で最後まで繋がりを持たせて読者に様々なことを考えさせてくれる住野先生はやはり化け物なんですかね…???そんな先生の作品世界観が私は大好きです。次作も楽しみにしております。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
表紙はなんだか若者向けの本に見えますが、中身は老若男女楽しめるものだと思います。 前作「よるのばけもの」とは打って変わり、後味がスッキリとした高校生の機微を描いた作品です。 住野さんの作品は書籍化されたものはこの本も合わせて4作全て読んでいますが、自分の心の中にある、言葉にするのが難しい気持ちを言葉にしてくれるという特徴は今作でも変わりません。 登場人物はみんな"心を読む"とまではいきませんが"感情を読む"能力を持っています。 なんだか特殊能力のようにも感じますが、私たちは誰しも相手の表情や仕草から感情を推察しながら生活していますよね。 登場人物5人は特にその観察力が強い人たちなのかもしれません。 相手の気持ちを推し量って適切な行動を選ぼうとしてもなかなかうまくいかない。日々の生活の中ではそのようなことが往々にして起こり得ることです。 誰もがみな相手のことを想いやって生きている。そして誰もが"かくしごと"を持っている。そんなことを再確認させてくれる話だと思いました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
物語は5章構成で各章で京、ミッキー、パラ、ズカ、エル5人それぞれの視点で 物語が展開されます。 1章は京目線、2章はミッキー目線といった感じです。 周りから見ているその人の人物像と実際の本人が感じていること 考えていることの違いが差、ギャップが丁寧に描かれています。 そして、その差はそうだよねと共感できます。 また、住野よるは各人にちょっとした秘密の能力を持たせていて その能力によって本来は相手の心が良くわかるはずなのに逆に深読みして しまう、そのエッセンスを加えることにより、各人の心の機微が瑞々しく凛として 読み手に伝わります。 そして5人が心に足りないものを交流によって得ていく過程の描き方も秀逸です。 心に残るとてもお勧めできる作品です。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!