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1934年の地図



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【この小説が収録されている参考書籍】
1934年の地図

1934年の地図の評価: 3.29/5点 レビュー 31件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.29pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全12件 1~12 1/1ページ
No.12:
(3pt)

野球に興味が無いと物語に引き込まれないかな?

どちらかと言えば、自分はあまり野球に興味が無い方なので、冒頭から物語に引き込まれる感は少なかったです。しかしながら、サスペンスなので、それなりに楽しむ事ができました。野球に興味がある方ならもっと登場人物や時代背景などを思い浮かべながら物語を楽しむことができると思います。
1934年の地図Amazon書評・レビュー:1934年の地図より
440853708X
No.11:
(3pt)

興味深いテーマでしたが

野球好きなので、前半は興味深く読むことができましたが、
サスペンスとしては面白みに欠け、展開が遅く、
中盤以降は中だるみとなってしまいました。

謎解きにひねりがなく、途中で分かってしまいましたが、
主人公は延々として気づかず、歯がゆい感じでした。

題材自体は、非常に興味深く、嫌いなジャンルでは
ないのですが、一気に読むには、少し根気が要りました。
短編だとちょうど良かった感じです。
1934年の地図Amazon書評・レビュー:1934年の地図より
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No.10:
(3pt)

帯のアオリの「歴史エンタメサスペンス」に興味をひかれたのですが、少なくともサスペンスでは無いような…

野球好きで、特にベーブ・ルースが来日した時代あたりの大リーグが好きな方なら、歴史エンタメという部分で楽しめる本だと思いますが、少なくともこれはサスペンスではないだろうなあ…と思った本です。

ベーブ・ルースとともに来日していたある選手が、戦後20年を経てまた来日し、主人公と旧交を温めるのですが、彼の目的はいったい…?といったあたりがサスペンスかなと思う程度で、でもこのサスペンス部分の構図はほとんどもう、半分くらいでわかってしまい、サスペンスとしてのハラハラ感や意外感などは感じないと思いました。

ただ、この著者はとても文章はうまく、主人公と元大リーガーの友情などが細やかに書かれていたり、主人公の息子がやっている軟式野球のボールが硬球とどう違う動きをするのかなどの野球の知識も活かされていて、野球好きの人なら特に楽しく読み進められるのではと思います。

ですが、350Pを超える大長編なのに、半分くらいまでくると、そろそろクロージングしてほしくなるようなスローペースな進行はいささか読む人を選びそうなことと、元大リーガーの苦悩についても「それが戦争ってものなのでは」と、この人自身がそこまで悩むこともないだろうと共感もあまりできなかったので、★は3つをつけました。
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No.9:
(3pt)

野球好きのかたなら…

謎解きを楽しみに手にしたのですが、
「あれ?」と言った感じで、ちょっと期待と違っていました。
謎解きと言う分野では、分かりやすい感じです。
野球が好きな方だったら、もっとはまって楽しめたかもしれません。
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No.8:
(3pt)

ベースボールと戦争と昭和と。帯のあおりで損してそう

野球に絡めた昭和ノスタルジーを感じさせる小説。
帯のあおりほどサスペンス感はなく、ハーボボイルドより温泉卵のような、
比較的ゆったりした時間が流れている作品のように感じる。
ベースボール(野球ではなく)や戦中戦後の時代ものが好きなら楽しめるだろうけど、
緊迫感とテンポのあるミステリーが好きな人やベースボールに興味がない人にはとても長く感じられる内容だと思う。
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No.7:
(3pt)

友情か、謀略か?

野球は昔好きで、ジャイアンツが好きでしたが今はボチボチです。
ある時からジャイアンツがそれほど優勝できなくなり、毎日毎日悔しくて、
いちいちストレスになったりしたので、ペナントレース中は無関心でいることにしています。
今もジャイアンツのことは多少気にはなっていますが…。
2017/08/14(月)慎之助選手2000本!おめでとう!とか、そんな感じですね。
そういうことを前提として、野球に興味があれば、面白くは読めるかな?
と思っていましたが、ボチボチでした。
時代ものであったこともありますし、思いもよらぬカンタンな展開でしたので…。
ひとつ言えることは、野球への興味のありなしが、まずはポイントかと思います。
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No.6:
(3pt)

野球愛

野球に対する愛情の物語と思えば納得できる。ミステリーっとしてはもう少ししっかりと構成する必要がある。あまりに書きすぎている。
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No.5:
(3pt)

当時の緊張した日米情景に、野球を添えて人間ドラマを描く☆

本書は『野球+諜報』と言う、著者の大好物を組み合わせた、言うなれば趣味全開で書き下ろした作品と言えそうです。
また【ベーブルース】と共に来日したスパイと言えば、同じく選手である【モーバーグ】が連想されますが、本書では立ち位置が異なり、純粋にモデルとした訳では無さそうであり、史実に沿った『出オチ』にはなっていません。

概ね開戦前夜とも言える、静かな緊張状態にあった日米間を舞台に、帯煽り文に沿ったドラマが展開されます。
少し特異な点としては、かなり大きく倒置手法で綴られており、こちらは逆に『出オチ上等!』と感じられる節もありました。

また見所としては、当時の日米におけるカルチャーショック面が生々しく描かれており、食事内容の違いや、1ドル360円に苦しむ様はリアルで良かったと思います。
野球描写においても【ベーブ】一辺倒では無く、【東京倶楽部】が【巨人】に置き換わっていたりと時代背景にも沿い、ドラマに絡めてくる辺りは著者の趣味が滲み出ています。

一方で諜報疑惑に関しては、昭和20年前後に起こった各出来事と似通った、リアルな一面もある一方で、上述倒置手法から読み解く事を期待した様な、投げっ放しな部分もあって、どちらかと言えば友情ドラマとしての側面に、力を入れたかった印象を受けました。
従って、緻密なスパイ合戦とかに期待すると、半分ガッカリする可能性が強く、当時の情景を楽しむべき作品とも感じました。

総じて、野球を絡めたドラマ性に主題を置き、リアル寄りな時代背景も併せて楽しむ作品と言え、ミステリー要素は無いに等しいと言って良いかと思います。
終盤には「理解するより感じろ」的な描写もあり、緻密さを求める読者には向かないと感じましたので、及第点評価に控えさせて頂きます。
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No.4:
(3pt)

謎解きよりも野球がからんだ人間ドラマ

1934年、全米野球チームが来日した。ベーブ・ルースとともに来たディックと通訳兼世話人をした京極。ディックと京極は地理学者という事もあり友人になる。大戦、そして戦後15年二人の運命が絡み合う。

野球が好きな人はもっと楽しめると思う。
野球を知らない人にはついていけない部分も多かった。

途中で謎解き部分は何となく想像ができるので謎解きよりも人間ドラマとしての本だと思う
結末は人によって評価が分かれると思う。
私はスッキリしませんでした。
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No.3:
(3pt)

すべてが並な小説。

一応サスペンスですが、
あらすじを読んで想像できたオチが
何のヒネリもなくそのままだったので
少し肩透かしでした。

特段読みにくいという感じではありませんが
かといって面白いと喧伝するには
憚れるといった内容で
すべてが並な小説でした。

参考にして頂ければ幸いです。
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No.2:
(3pt)

野球好きなら楽しめる、が

一気に読破しましたが、野球好きなら楽しめる小説ではあります。
ネタバレは省きますが、各所に野球愛、そしてその深さを感じられる箇所がある。
背景には様々な絡みがありますが、個人的には最後のオチというか、終盤にかけての流れがちょっとモヤモヤするものがありました。
この落とし所しかないのかもしれない、という思いもありはしますが、読み終わってスッキリするという流れではありません。
何度か読めばまた違った考えや思いが生まれるのかもしれず、時をおいてもう一度読んでみようと思います。
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No.1:
(3pt)

どうにも腑に落ちない・ネタバレあります

ほどほどに楽しんで読んだが、京極が「期せずして共犯」という部分への気付きが一切なく、許しを垂れるの棚に上がってしまったのが大変に腑に落ちず。
知らぬ間に手伝ってた衝撃が一番先に来て、それから「友情だったのか、いい様に使われただけなのか」の葛藤が来て、色々調べて「十分にやむを得なかった。そして我々は互いに互いの友情を大切に思っている」位が落としどころじゃないか?と
故にラストがピンと来なかった。途中経過と親善野球の様子は楽しんだ
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