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冬虫夏草
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冬虫夏草の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.61pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全35件 1~20 1/2ページ
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此の処梨木さんの繊細な感性と表現力に嵌って居ます。 久しぶりに本をじっくり読む喜びを思い出しました。 | ||||
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この世とあの世とその中間を漂う感覚に酔いしれます。言葉から映像がどんどん湧いてきて、まるで静かなアニメを観ているよう。人も犬も植物も想像上の生き物も、梨木界には当たり前に同じ目線で存在しています。もっと続きが読みたくなります。 | ||||
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爽やかな読後感。2度目よんでます。珍しく。 | ||||
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家守奇譚の続きです。愛犬ゴローが鷺と河童の争いをうまく仲裁した能力を評価されいろんなところに呼ばれているうちに家から遠いところへいってしまいました。植物学の研究をしている知人が鈴鹿山中で見かけたような気がするというあやふやな言葉だけを頼りにゴローを鈴鹿まで探しに行く売れない作家、綿貫征四郎のお話です。河童や人間の姿をしたイワナなどが当たり前のように登場します。家守奇譚とは少し感じの違う作品ですがどちらもいいし是非新作の続編を発表してもらいたいと願っています。梨木香歩さんの作品のなかでも征四郎、高堂、ゴローが出てくるこの2作品だけ繰り返し読み続けている私のような読者は多いらしい。 | ||||
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行方不明のゴローを探しに鈴鹿山地を放浪する綿貫氏。 インドア人間なのに体力あるな。 あちらとこちらの境目があいまいな山中をさまよってあちらとこちらの住人とかかわりを持つ。 この続きがとても読みたい。 ゴローと一緒に家に戻るのか、ゴローのお仕事が終わらないので一人で戻るのか。 それともゴローの仕事を手伝うのか。 行方不明の父河童、サラマンドラに執着した赤竜などがどうなったのかも知りたい。 | ||||
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到着予定日から二日遅れで届きましたが、本はとてもきれいでした。ありがとうございます | ||||
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昔話のような世界観が好き。 人間ではないものとのやり取りも魅力的。 | ||||
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犬のゴローが愛しい | ||||
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その世界観に癒されて、何度も読んでいます。 | ||||
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何度も読み返してしまいます。 何度味わっても飽きない心にじわりと残るフレーズが満載で他に似たような作品の思いつかない梨木ワールドです。 | ||||
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家守奇譚の続編です。主人公は少し年を重ねました。 飼い犬のゴローを探しに鈴鹿の山中へ徒歩で旅をします。 私も一緒に旅をしているようで、不思議なもの、奇妙なものに出くわす度に声を出してしまいました。 インターネットで地図を開いて足取りを辿ると、滝や神社などが実在し、物語の中に出てくるある言葉の意味も判明しました。今は少し様子が変わっていますが、それでもいつか訪れることができたないいなあと思います。 続きが読みたいです。 表紙の絵は単行本の方が素敵だったと個人的には思います。 | ||||
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綿貫氏は今回、愛犬ゴロ―を探すために、外界に出ることになります。繊細なストーリーと自然描写は相変わらず大変美しい。ゴロ―を見守る作者のあたたかいまなざしを強く感じました。 | ||||
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おそらく、少しだけ時代をさかのぼった日本、鈴鹿の山奥。 物語の色調はしっとりモノトーン。 そこに登場する様々な植物や生き物が控えめに、時に鮮やかに色を添える。 晴天というよりは、しめった空気。 めくるめくというよりは、淡々と。 常に落ち着いている主人公、綿貫征四郎。 ともすれば怪しげな世界も、動じない彼のおかげで 安心して歩を進められる、静かなワクワク冒険ファンタジー。 冬虫夏草? イワナの夫婦が営む宿屋!? 動物界から信頼の厚い、飼い犬ゴローの蒸発! そこはかとなく漂う怪しさ不気味さ。 それでいて梨木さんの持ち味である、美しさとしっとり感は保たれ 相変わらず淡々と、摩訶不思議が散りばめられた世界を進む。 今作も、知らない植物の名が豊富に出てきて どんな花だろう?とPCで画像確認をしつつ 物語を読み進める楽しさがあります。 「家守奇譚」に続き、 これもまた中毒性の高い小説です。 | ||||
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家守綺譚が大好きです。こちらの続編も単行本が出版になったときに直ぐ購入しました。家守綺譚は文庫本に主人公の書いた短編がおまけとして入っていましたが、続編の冬虫夏草にはおまけが入ってなくて残念。 続々編も期待しています! | ||||
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繰り返しよみました。読むたびに気づくことがあり、きっとまた、読むことになると思います。描かれる風景の、空気感がすきです。 | ||||
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2013年10月に上梓された本作の文庫版。 綿貫征四郎は梨木香歩に憑依して山中の有象無象を描かせた。 梨木香歩は綿貫征四郎に憑依して世の森羅万象を描かせた。 彼の紀行文。彼女の小説。随筆と表裏一体の小説。 直前に梨木さんの紀行や随筆を読んでたので特にそう感じたのかもしれないが。 綿貫征四郎というあの時代を感じさせるネーミングの何と心地よいことか。 そして南川のように摩擦を起こさずに生きて行かねばと思った。 今から梨木ワールドに入る人は最初に「家守奇譚」その次には「村田エフェンディ滞土録 」を経てこの作品に来て欲しい。 そしたら完璧。 このシリーズはずっと続けてもらいたい。 梨木さんの今後にもとても期待します。 追記 2006年11月に上梓された彼女の作品「水辺にて」。 この中の「常若の国」に冬虫夏草に至る着想のようなものが語られている。 | ||||
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自分の郷里が描かれた作品であり頷きながら懐古しながら読ませて頂いた。私の大事な蔵書本の一つに加えた。 | ||||
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本は丁寧に扱われていると感じました。内容は図書館で読んでいましたが、何回読んでもおもしろい。 | ||||
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前作では主人公はおもに受け身で、不思議が向こうからやって来ましたが、今回、文学士・綿貫氏は愛犬ゴローを探す旅に出ます。 前作では登場する花木精霊の名が魅力的だったのですが(帯のデザインも素敵でした)、今回は琵琶湖付近(鯖街道)の地名が夢を誘います。人里離れるほど、「あちらの世界」の住人も活気づき、泉鏡花「高野聖」や「草迷宮」を思わせます。 古来から『よろづ 磐根木のもの みなもの言ふ』と言われてきた、万物と心通じ合う世界観は、私たちの心の底に(消えかかりつつ)生きているようで、読中・読後、この物語の世界になつかしさを感じます。きれいな水をもらったように心が潤います。 前作の装丁もきれいでしたが、こちらもまた別の趣で美しいです。 | ||||
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一気に読んでしまいました。家守綺譚の続きですが、また展開が少し違っていて面白いです。この2冊は定期的に読み返したくなる本です | ||||
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