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さようなら、お母さん



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【この小説が収録されている参考書籍】
さようなら、お母さん

さようなら、お母さんの評価: 3.67/5点 レビュー 3件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.67pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(4pt)

母親とは何かを問い続けた最期はやるせない終わり方だった

原因不明の奇病が原因で亡くなった兄の死因を探ることにした妹の玲央。友人で毒物研究者の利根川由紀とともに調査に乗り出す。

物語の序盤は、なかなか調査が進まずにどこを目指しているのかよく分からなかったが、メンタルクリニックの先生の話を聞いた直後から急激に物語が進展していく。

毒蜘蛛と代理ミュンヒハウゼン症候群、隔離された島で自傷行為を行う子供。これらのピースがどうつながっていくのか、最期まで読み応えがあった。

ただ、主人公の玲央が母親に受けた虐待の影響から姪っ子や甥っ子を守ろうという気持ちは分かるが、現在の油絵の仕事や周囲の人間関係、兄との詳細なエピソードの記述が少なくて、玲央が兄の死の真相を調べようとした動機が弱く感じられたのがちょっと残念だった。

母親とは何かを問い続けた最期はやるせない終わり方だった。
さようなら、お母さんAmazon書評・レビュー:さようなら、お母さんより
4062205300
No.1:
(5pt)

ページをめくる手が止まらない

続きが気になって一気に読んでしまいました。ミステリーならではの真犯人探しもさることながら、娘の苦悩、母への嫌悪が実にリアルに描かれていて、非常に読み応えがありました。次回作が楽しみです。
さようなら、お母さんAmazon書評・レビュー:さようなら、お母さんより
4062205300

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