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飛ぶ男
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飛ぶ男の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.56pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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これは、全集には、掲載されているが | ||||
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新潮文庫の安部公房作品は全部持ってます。 謎だらけで夢の中のような不思議な世界で 正直よく分かんないけど読んじゃいます。比喩表現も好きです。 安部公房はどの作品も似てるけど「燃えつきた地図」が特に好きです。 とにかく文庫化(重版?)ありがたい〜 | ||||
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おーっ!ようやく文庫化だ!!と思い手に取った本の帯を見て違和感が… 「不眠症の中学教師」 あれ?主人公の男って中学教師だったっけ? 早速家に帰って30年前に購入した単行本を確認。 やっぱり!「高校教師」だった。 単行本では ①帯の紹介文 ②最初のページの患者名のところ ③その後の《飛ぶ男》との会話の中で2か所 合計4か所で「高校教師」となっていた。 一方今回の文庫本では、 ①②は「中学教師」 ③については、最初は「高校教師」次が「中学教師」 ??? 何かの間違いか?と思ったが、文庫本の解説を読んで納得。 フロッピーディスクから発見された原稿には 「草稿やメモ書きの状態のものを合わせて全部で9つのバージョンがあり」 最初に発表されたものは「最後のバージョンに安部真知夫人による ‶編集者的”な加筆・改稿が施されたものだった。」 「今回の文庫化にあたっては、この加工を元に戻し、安部公房による未完の絶筆としてそのままの原稿が採用された」ということらしい。 本当に思いつくままに書いてみた、という状態だったのかもしれない。 完成したものを読んでみたかった、と改めて思った。 | ||||
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作者が存命であれば絶筆となった「さまざまな父」から「飛ぶ男」に続く物語が展開されたであろう、想像がふくらみ過ぎてやはり一読に値する作品だと思います。 頭のいい人の意図は凡人には理解不能なのかぁ〜 | ||||
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飛ぶ男、起承転結の起承で終わってしまった。続き読みが読めないのが惜しい。最後の方はちゃんと校正された文でなく、下書きやメモ書きの段階でなんだか安部公房が段々消失してく感覚になった。悲しい。 | ||||
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若い時に読みましたが、30年の時を経て、もう老眼で読むのがしんどい中、電子書籍で再び安部公房作品に出会えて感無量です。新潮文庫の他の作品も電子書籍化されるらしいので、自分にわざとらしい言い訳をしつつ、ひとつずつDLして読むのだろう… | ||||
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途中で終わってるのが、残念ですね。『さまざまな父』も面白いです。 | ||||
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いるはずのない弟が空を飛び、「お兄さん」といって 助けを求めてくる。 不条理な出来事と、登場人物の強烈な個性、可笑しさに 圧倒される作品です。 残念である反面、安部作品を愛する人ならば是非読んで欲しい 物語の後半。 不思議な間と、推敲の途中なんだと感じられる文章が 作品を作り上げる途中のリアルな安部公房の感覚を感じ取れる と思います。 「さまざまな父」は新潮に掲載された完成された作品。 あわせて読むことによって、飛ぶ男の結末を考えるヒントに なりそうです。 | ||||
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安部公房氏の死後、パソコンのフロッピーディスクの中から見つかった未完の小説。未完ではあるが、安部公房文学の魅力を十分に発揮している。 それになんといってもこの作品の強みは、新潮社が安部氏の走り書きのアイディアまでも掲載したため、氏がどのようにして小説の構想を練っていたかを窺わせる貴重な資料となっているところである。ファンにはたまらないだろう。完成された前出のストーリーと比して、いささか突飛な走り書きもある。筋の展開を永遠に知ることの出来ないまどろこしさと、走り書きをもとに、読者が思い思いの結末を妄想することが出来るという、ミロのヴィーナス的興奮が一つ屋根の下にある。 併録の「さまざまな父」は、表題作の「飛ぶ男」の下敷きもしくは前編と考えられる。不可思議な父子関係、においたつエロス、超能力や魔法の薬・・・安部文学の凄みが遺憾なくにじみ出ている短編。パラレル・ワールドへの片道切符。 | ||||
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