箱男

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評判

箱男の評価:

4.22/5点 レビュー 73件。 C ランク

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平均点4.22pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全130件 41〜60 3/7ページ
No.90
(4pt)

あなたも今日から箱男♪

冷蔵庫が入っていたような大型ダンボール箱を頭からかぶると、あなたも今日から箱男だ。
浮浪者に似ているが、浮浪者ではない。もっと下の存在である。

珍妙な設定のもと、時系列がよじれる奇妙な物語が語られる。スタイリッシュな奇譚あるいは奇人伝というべきか。
韓国映画のキム・ギドクの作品を連想した。ギドクは安部公房の影響を受けているのかもしれない。
安部公房は作中に非日常的な設定を大胆に取り入れた最初の日本人作家ではないか。
人が箱をかぶって暮らすという一発ネタで世界が構築されているのは、なんだか凄い。
あと、安倍作品の男はろくでなしだが、女は優しくて色っぽいことが多い。そのせいで安心して読めるのかな。
箱男 Amazon書評・レビュー: 箱男より
4103008083
No.89
(4pt)

あなたも今日から箱男♪

冷蔵庫が入っていたような大型ダンボール箱を頭からかぶると、あなたも今日から箱男だ。
浮浪者に似ているが、浮浪者ではない。もっと下の存在である。

珍妙な設定のもと、時系列がよじれる奇妙な物語が語られる。スタイリッシュな奇譚あるいは奇人伝というべきか。
韓国映画のキム・ギドクの作品を連想した。ギドクは安部公房の影響を受けているのかもしれない。
安部公房は作中に非日常的な設定を大胆に取り入れた最初の日本人作家ではないか。
人が箱をかぶって暮らすという一発ネタで世界が構築されているのは、なんだか凄い。
あと、安倍作品の男はろくでなしだが、女は優しくて色っぽいことが多い。そのせいで安心して読めるのかな。
箱男 Amazon書評・レビュー: 箱男より
4106006219
No.88
(4pt)

緊張感のある話

一度目は流し読みすると訳が分からなくなる。途中で語り手が代わるし、箱男もABCD…以下略といるなか、昭和43年で五万円で箱の所有権を譲ってから、贋箱男が箱男を観察することで訳が分からなくなる。
 そうして見る側と見られる側の時間の流、話の筋に矛盾が露呈し、夜中の海岸か午前中の診察室なのか、二人とあまりがケンカをはじめ、
これが小説かどうか根底から崩れる危機に、医者の贋箱男と箱男がノート上で応酬を繰り広げ、すべて箱の中の落書きでないと、小説らしさが成り立ちえないことになる。このバランスはとても危うい。小説が「箱」も「男」もモチーフにする意味もこれまでの百数十ページの文章がすべて崩壊してしまうからだ。都市空間で人間の自発的な所在のありかたが、だれにも気づかれない者になることはだれでもあり得て、箱男はその最たる者である。箱男は見られる側に転じた途端、無名の一方的な覗き屋ではなくなってしまう。目に入っていて、他愛のない雑草等と同等の価値しか持ちえないはずであるのに、見る対象が箱男を空気銃で撃った途端に箱男は覗き屋でなく、舞台に立たされ見られる側になる。つまり箱男と贋箱男は、どちらかが死なない限り、膨大なノートの殴り書きは無意味で無駄になる危険がある。視覚の情報ではなく、ノートや段ボールの内側の落書きをし尽くしただけは、裸の見習い看護婦を犯す証明に成りえず、「救急車のサイレン」という意図の入らない聴覚情報によってのみノートの記録者が箱男の占有を証明できる。
 阿部公房にとって小説を書くとは、自己の実在を提示するための徒労だったのかもしれない。新宿駅の雑踏のなかでその空間にいるすべての人間の個人と個人を関連付けて、社会的で組織的な機能を持つことはまず不可能である。その雑踏のなかに阿部公房がいたとしても、すぐ2m内あるいは満員電車のなかでも、阿部公房を見つけ出すことも安倍と読者との関係性を見出すことはできない。その間に殺人犯やテロリストが紛れても不自然ではない。都市の雑踏は自分にとって好都合を満たす場所であって、他人との兼ね合いは忘却、破棄される。そうしたなかでの存在付けが不可能であるゆえに、ルールを守った自己都合一辺倒が許され、自己そのものの生存も存在の意味もなくすのである。
 膨大な古今東西の書架で安倍公房がどんな存在であるのか。つまらない新種の虫を昆虫図鑑に載せる程度にしか、雑踏と喧騒のなかでは意味を持たない存在にすぎないことを自覚していたのではないか。無名で社会性のない箱男を許す都市のもつ非人間的性格をむきだしに白日にさらしたかったのではないか。と僕は考える。
箱男 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 箱男 (新潮文庫)より
4101121168
No.87
(4pt)

緊張感のある話

一度目は流し読みすると訳が分からなくなる。途中で語り手が代わるし、箱男もABCD…以下略といるなか、昭和43年で五万円で箱の所有権を譲ってから、贋箱男が箱男を観察することで訳が分からなくなる。
 そうして見る側と見られる側の時間の流、話の筋に矛盾が露呈し、夜中の海岸か午前中の診察室なのか、二人とあまりがケンカをはじめ、
これが小説かどうか根底から崩れる危機に、医者の贋箱男と箱男がノート上で応酬を繰り広げ、すべて箱の中の落書きでないと、小説らしさが成り立ちえないことになる。このバランスはとても危うい。小説が「箱」も「男」もモチーフにする意味もこれまでの百数十ページの文章がすべて崩壊してしまうからだ。都市空間で人間の自発的な所在のありかたが、だれにも気づかれない者になることはだれでもあり得て、箱男はその最たる者である。箱男は見られる側に転じた途端、無名の一方的な覗き屋ではなくなってしまう。目に入っていて、他愛のない雑草等と同等の価値しか持ちえないはずであるのに、見る対象が箱男を空気銃で撃った途端に箱男は覗き屋でなく、舞台に立たされ見られる側になる。つまり箱男と贋箱男は、どちらかが死なない限り、膨大なノートの殴り書きは無意味で無駄になる危険がある。視覚の情報ではなく、ノートや段ボールの内側の落書きをし尽くしただけは、裸の見習い看護婦を犯す証明に成りえず、「救急車のサイレン」という意図の入らない聴覚情報によってのみノートの記録者が箱男の占有を証明できる。
 阿部公房にとって小説を書くとは、自己の実在を提示するための徒労だったのかもしれない。新宿駅の雑踏のなかでその空間にいるすべての人間の個人と個人を関連付けて、社会的で組織的な機能を持つことはまず不可能である。その雑踏のなかに阿部公房がいたとしても、すぐ2m内あるいは満員電車のなかでも、阿部公房を見つけ出すことも安倍と読者との関係性を見出すことはできない。その間に殺人犯やテロリストが紛れても不自然ではない。都市の雑踏は自分にとって好都合を満たす場所であって、他人との兼ね合いは忘却、破棄される。そうしたなかでの存在付けが不可能であるゆえに、ルールを守った自己都合一辺倒が許され、自己そのものの生存も存在の意味もなくすのである。
 膨大な古今東西の書架で安倍公房がどんな存在であるのか。つまらない新種の虫を昆虫図鑑に載せる程度にしか、雑踏と喧騒のなかでは意味を持たない存在にすぎないことを自覚していたのではないか。無名で社会性のない箱男を許す都市のもつ非人間的性格をむきだしに白日にさらしたかったのではないか。と僕は考える。
箱男 Amazon書評・レビュー: 箱男より
4103008083
No.86
(4pt)

緊張感のある話

一度目は流し読みすると訳が分からなくなる。途中で語り手が代わるし、箱男もABCD…以下略といるなか、昭和43年で五万円で箱の所有権を譲ってから、贋箱男が箱男を観察することで訳が分からなくなる。
 そうして見る側と見られる側の時間の流、話の筋に矛盾が露呈し、夜中の海岸か午前中の診察室なのか、二人とあまりがケンカをはじめ、
これが小説かどうか根底から崩れる危機に、医者の贋箱男と箱男がノート上で応酬を繰り広げ、すべて箱の中の落書きでないと、小説らしさが成り立ちえないことになる。このバランスはとても危うい。小説が「箱」も「男」もモチーフにする意味もこれまでの百数十ページの文章がすべて崩壊してしまうからだ。都市空間で人間の自発的な所在のありかたが、だれにも気づかれない者になることはだれでもあり得て、箱男はその最たる者である。箱男は見られる側に転じた途端、無名の一方的な覗き屋ではなくなってしまう。目に入っていて、他愛のない雑草等と同等の価値しか持ちえないはずであるのに、見る対象が箱男を空気銃で撃った途端に箱男は覗き屋でなく、舞台に立たされ見られる側になる。つまり箱男と贋箱男は、どちらかが死なない限り、膨大なノートの殴り書きは無意味で無駄になる危険がある。視覚の情報ではなく、ノートや段ボールの内側の落書きをし尽くしただけは、裸の見習い看護婦を犯す証明に成りえず、「救急車のサイレン」という意図の入らない聴覚情報によってのみノートの記録者が箱男の占有を証明できる。
 阿部公房にとって小説を書くとは、自己の実在を提示するための徒労だったのかもしれない。新宿駅の雑踏のなかでその空間にいるすべての人間の個人と個人を関連付けて、社会的で組織的な機能を持つことはまず不可能である。その雑踏のなかに阿部公房がいたとしても、すぐ2m内あるいは満員電車のなかでも、阿部公房を見つけ出すことも安倍と読者との関係性を見出すことはできない。その間に殺人犯やテロリストが紛れても不自然ではない。都市の雑踏は自分にとって好都合を満たす場所であって、他人との兼ね合いは忘却、破棄される。そうしたなかでの存在付けが不可能であるゆえに、ルールを守った自己都合一辺倒が許され、自己そのものの生存も存在の意味もなくすのである。
 膨大な古今東西の書架で安倍公房がどんな存在であるのか。つまらない新種の虫を昆虫図鑑に載せる程度にしか、雑踏と喧騒のなかでは意味を持たない存在にすぎないことを自覚していたのではないか。無名で社会性のない箱男を許す都市のもつ非人間的性格をむきだしに白日にさらしたかったのではないか。と僕は考える。
箱男 Amazon書評・レビュー: 箱男より
4106006219
No.85
(4pt)

安部公房って難しいか?

確か高校生の時だったと思うけど、NHKで安部公房の戯曲(?)「箱男」についてのニュースを見たことがある。
高校か中学の国語の教科書に「棒になった男」という短い話も載っていた。
ラジオではタモリがさだまさしを貶すのに、安部公房を引き合いに出してたと思う。
ノーベル文学賞に最も近い(という評価を受けていた)難解な小説を書く小説家-というのがそのころからの自分の印象。
今ではSFというジャンル分けも的外れだろうけど、当時はSFという表現手法にも意欲的に取り組んできたということでは、SFを読んでばかりいたころの自分にとって、気にはなるけれど避けてきた小説家の一人でもありました。

で、御年を重ねて齢いくつかの今日にいたり、これ以上の「難解」はないという日々を潜り抜けてきたからかどうか不明だけれど、「読んでみようか」という気になった。
名作といわれる「砂の女」を最初に読んだ。これが(自分にとっての)意外!とてもおもしろかったのです。
なんていうか・・
小説という物語世界の背後に隠れたものがどうとか、寓意がどうとかではなく(それ以外にもあるが)、日常を事細かに描写しながら、それこそ足もとから崩れてゆく砂の描線を歩くような緊張感が、なんだかたまらなく自分好みだったようです。
小説に対する解釈はいろんな偉い人が様々に展開しているだろうから、そちらの方がなんぼか気づかせられるものが多いけど、自分にとっての安部公房の魅力の一つは、虚構の上に細かな描写を積み重ねていく何とも知れぬリアリティとテンションなのであります。

で「箱男」。
「砂の女」で知った実在と不在へのアプローチの仕方は、ここでも展開されていおり、「箱男」という主体が行動する物語かと思いきや、「偽箱男」を名乗るのが出てきて、お互いの不実をなじりあう段になると、はてこれはいったいどんなことになるかしらん?という、なにかにつままれたような感触を胸の裡に抱えながら、結末でもない結末を迎えてしまうのですが・・いや、これはこれでおもしろいなあ。

といことで、自分の安部公房の面白さとは、行為も真意もこの「重箱の隅をつつく」ようなディテイルの積み重ねであると思えたのでした。
難解なことが高級ということでははないと思うし、実際に高級な人間はほとんど出てこない語ってもいない小説でもありますが、物語のおもしろさということでは、ちょっと一読をお勧めしたいと思います。
箱男 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 箱男 (新潮文庫)より
4101121168
No.84
(4pt)

安部公房って難しいか?

確か高校生の時だったと思うけど、NHKで安部公房の戯曲(?)「箱男」についてのニュースを見たことがある。
高校か中学の国語の教科書に「棒になった男」という短い話も載っていた。
ラジオではタモリがさだまさしを貶すのに、安部公房を引き合いに出してたと思う。
ノーベル文学賞に最も近い(という評価を受けていた)難解な小説を書く小説家-というのがそのころからの自分の印象。
今ではSFというジャンル分けも的外れだろうけど、当時はSFという表現手法にも意欲的に取り組んできたということでは、SFを読んでばかりいたころの自分にとって、気にはなるけれど避けてきた小説家の一人でもありました。

で、御年を重ねて齢いくつかの今日にいたり、これ以上の「難解」はないという日々を潜り抜けてきたからかどうか不明だけれど、「読んでみようか」という気になった。
名作といわれる「砂の女」を最初に読んだ。これが(自分にとっての)意外!とてもおもしろかったのです。
なんていうか・・
小説という物語世界の背後に隠れたものがどうとか、寓意がどうとかではなく(それ以外にもあるが)、日常を事細かに描写しながら、それこそ足もとから崩れてゆく砂の描線を歩くような緊張感が、なんだかたまらなく自分好みだったようです。
小説に対する解釈はいろんな偉い人が様々に展開しているだろうから、そちらの方がなんぼか気づかせられるものが多いけど、自分にとっての安部公房の魅力の一つは、虚構の上に細かな描写を積み重ねていく何とも知れぬリアリティとテンションなのであります。

で「箱男」。
「砂の女」で知った実在と不在へのアプローチの仕方は、ここでも展開されていおり、「箱男」という主体が行動する物語かと思いきや、「偽箱男」を名乗るのが出てきて、お互いの不実をなじりあう段になると、はてこれはいったいどんなことになるかしらん?という、なにかにつままれたような感触を胸の裡に抱えながら、結末でもない結末を迎えてしまうのですが・・いや、これはこれでおもしろいなあ。

といことで、自分の安部公房の面白さとは、行為も真意もこの「重箱の隅をつつく」ようなディテイルの積み重ねであると思えたのでした。
難解なことが高級ということでははないと思うし、実際に高級な人間はほとんど出てこない語ってもいない小説でもありますが、物語のおもしろさということでは、ちょっと一読をお勧めしたいと思います。
箱男 Amazon書評・レビュー: 箱男より
4103008083
No.83
(4pt)

安部公房って難しいか?

確か高校生の時だったと思うけど、NHKで安部公房の戯曲(?)「箱男」についてのニュースを見たことがある。
高校か中学の国語の教科書に「棒になった男」という短い話も載っていた。
ラジオではタモリがさだまさしを貶すのに、安部公房を引き合いに出してたと思う。
ノーベル文学賞に最も近い(という評価を受けていた)難解な小説を書く小説家-というのがそのころからの自分の印象。
今ではSFというジャンル分けも的外れだろうけど、当時はSFという表現手法にも意欲的に取り組んできたということでは、SFを読んでばかりいたころの自分にとって、気にはなるけれど避けてきた小説家の一人でもありました。

で、御年を重ねて齢いくつかの今日にいたり、これ以上の「難解」はないという日々を潜り抜けてきたからかどうか不明だけれど、「読んでみようか」という気になった。
名作といわれる「砂の女」を最初に読んだ。これが(自分にとっての)意外!とてもおもしろかったのです。
なんていうか・・
小説という物語世界の背後に隠れたものがどうとか、寓意がどうとかではなく(それ以外にもあるが)、日常を事細かに描写しながら、それこそ足もとから崩れてゆく砂の描線を歩くような緊張感が、なんだかたまらなく自分好みだったようです。
小説に対する解釈はいろんな偉い人が様々に展開しているだろうから、そちらの方がなんぼか気づかせられるものが多いけど、自分にとっての安部公房の魅力の一つは、虚構の上に細かな描写を積み重ねていく何とも知れぬリアリティとテンションなのであります。

で「箱男」。
「砂の女」で知った実在と不在へのアプローチの仕方は、ここでも展開されていおり、「箱男」という主体が行動する物語かと思いきや、「偽箱男」を名乗るのが出てきて、お互いの不実をなじりあう段になると、はてこれはいったいどんなことになるかしらん?という、なにかにつままれたような感触を胸の裡に抱えながら、結末でもない結末を迎えてしまうのですが・・いや、これはこれでおもしろいなあ。

といことで、自分の安部公房の面白さとは、行為も真意もこの「重箱の隅をつつく」ようなディテイルの積み重ねであると思えたのでした。
難解なことが高級ということでははないと思うし、実際に高級な人間はほとんど出てこない語ってもいない小説でもありますが、物語のおもしろさということでは、ちょっと一読をお勧めしたいと思います。
箱男 Amazon書評・レビュー: 箱男より
4106006219
No.82
(5pt)

読めば読むほど。

一回では、理解しづらいですが 何回も読むと安部先生の伝えたいことが少しずつ分かってきます。
箱男 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 箱男 (新潮文庫)より
4101121168
No.81
(5pt)

読めば読むほど。

一回では、理解しづらいですが 何回も読むと安部先生の伝えたいことが少しずつ分かってきます。
箱男 Amazon書評・レビュー: 箱男より
4103008083
No.80
(5pt)

読めば読むほど。

一回では、理解しづらいですが 何回も読むと安部先生の伝えたいことが少しずつ分かってきます。
箱男 Amazon書評・レビュー: 箱男より
4106006219
No.79
(3pt)

浮浪者の話

あらすじに浮浪者の話とありましたが、
前半は面白い視点からとらえた作品で
夢中になりましたが、中盤から???
ちょっと難しい世界観を持つ作者だと思います。
箱男 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 箱男 (新潮文庫)より
4101121168
No.78
(3pt)

浮浪者の話

あらすじに浮浪者の話とありましたが、
前半は面白い視点からとらえた作品で
夢中になりましたが、中盤から???
ちょっと難しい世界観を持つ作者だと思います。
箱男 Amazon書評・レビュー: 箱男より
4103008083
No.77
(3pt)

浮浪者の話

あらすじに浮浪者の話とありましたが、
前半は面白い視点からとらえた作品で
夢中になりましたが、中盤から???
ちょっと難しい世界観を持つ作者だと思います。
箱男 Amazon書評・レビュー: 箱男より
4106006219
No.76
(5pt)

安部公房の中でも最も独特かつ先鋭な作品では

こういう小説を書くからこそ、安部公房の存在感は日本作家の中でも独特な地位を保っていると思います。
夏目漱石や芥川龍之介、太宰治など、日本の文豪と呼ばれる人たちの作品を好む人はいますが、特に安部公房が好きで彼の作品を多く読んでいると言う人は独特な世界観を持っているような気がします。逆に言うと、ピンポイントで安部公房が好きだと言われると「おっ」と思ったりします。
そして本作は安部公房の作品の中でも、極めて強い印象を残した作品でした。
ストーリーは上手く説明できないのですが、全体的に無機質で、複雑で、都会的で、灰色で、その中で物が蠢いている感じが漂っていて、しかもページの途中で唐突に作者安部公房が撮った写真が前後の脈絡関係なく何枚か挿入され、そういったことが本書を小説ではなく何か別の無機物的存在に感じさせてくれます。
この独特の雰囲気は他の小説では味わったことが無く(唐突に写真が挿入される作品としては、アンドレ・ブルトンのナジャというものがあり、こちらも雰囲気は似ています)、こういう作品を書ける安部公房はすごいと素直に思えてしまいます。だからこそ私は安部公房が(その理由を口では説明できないが、そしてこのことは他の安部公房ファンにも共通していると思っているのですが)好きなんです。
一度読了してからは内容が何であったのか理解できたとは言えないものの、この存在感が頭から離れたことは一度も無く、印象深い本を一冊選べと言われれば、少なくとも日本の小説の中からはこれを選ぶでしょう。

もしかしたら誰か共感してくれるかもしれないと思ってこれを書くのですが、私は本書を読んで真っ先に思い浮かべるイメージがあり、それは「serial experiments lain」というアニメなんです。
90年代に放送され、今でも世界的にカルト的人気を誇る極めて独特なアニメなのですが、このアニメもストーリーが何なのか説明できないものの、全体的に無機質で、複雑で、都会的で、灰色で、その中で物が蠢いている感じが漂っており、このイメージの共感性を他にも感じた方がいないかと思って補足させて頂きました。
箱男 Amazon書評・レビュー: 箱男より
4103008083
No.75
(5pt)

安部公房の中でも最も独特かつ先鋭な作品では

こういう小説を書くからこそ、安部公房の存在感は日本作家の中でも独特な地位を保っていると思います。
夏目漱石や芥川龍之介、太宰治など、日本の文豪と呼ばれる人たちの作品を好む人はいますが、特に安部公房が好きで彼の作品を多く読んでいると言う人は独特な世界観を持っているような気がします。逆に言うと、ピンポイントで安部公房が好きだと言われると「おっ」と思ったりします。
そして本作は安部公房の作品の中でも、極めて強い印象を残した作品でした。
ストーリーは上手く説明できないのですが、全体的に無機質で、複雑で、都会的で、灰色で、その中で物が蠢いている感じが漂っていて、しかもページの途中で唐突に作者安部公房が撮った写真が前後の脈絡関係なく何枚か挿入され、そういったことが本書を小説ではなく何か別の無機物的存在に感じさせてくれます。
この独特の雰囲気は他の小説では味わったことが無く(唐突に写真が挿入される作品としては、アンドレ・ブルトンのナジャというものがあり、こちらも雰囲気は似ています)、こういう作品を書ける安部公房はすごいと素直に思えてしまいます。だからこそ私は安部公房が(その理由を口では説明できないが、そしてこのことは他の安部公房ファンにも共通していると思っているのですが)好きなんです。
一度読了してからは内容が何であったのか理解できたとは言えないものの、この存在感が頭から離れたことは一度も無く、印象深い本を一冊選べと言われれば、少なくとも日本の小説の中からはこれを選ぶでしょう。

もしかしたら誰か共感してくれるかもしれないと思ってこれを書くのですが、私は本書を読んで真っ先に思い浮かべるイメージがあり、それは「serial experiments lain」というアニメなんです。
90年代に放送され、今でも世界的にカルト的人気を誇る極めて独特なアニメなのですが、このアニメもストーリーが何なのか説明できないものの、全体的に無機質で、複雑で、都会的で、灰色で、その中で物が蠢いている感じが漂っており、このイメージの共感性を他にも感じた方がいないかと思って補足させて頂きました。
箱男 Amazon書評・レビュー: 箱男より
4106006219
No.74
(5pt)

安部公房の中でも最も独特かつ先鋭な作品では

こういう小説を書くからこそ、安部公房の存在感は日本作家の中でも独特な地位を保っていると思います。
夏目漱石や芥川龍之介、太宰治など、日本の文豪と呼ばれる人たちの作品を好む人はいますが、特に安部公房が好きで彼の作品を多く読んでいると言う人は独特な世界観を持っているような気がします。逆に言うと、ピンポイントで安部公房が好きだと言われると「おっ」と思ったりします。
そして本作は安部公房の作品の中でも、極めて強い印象を残した作品でした。
ストーリーは上手く説明できないのですが、全体的に無機質で、複雑で、都会的で、灰色で、その中で物が蠢いている感じが漂っていて、しかもページの途中で唐突に作者安部公房が撮った写真が前後の脈絡関係なく何枚か挿入され、そういったことが本書を小説ではなく何か別の無機物的存在に感じさせてくれます。
この独特の雰囲気は他の小説では味わったことが無く(唐突に写真が挿入される作品としては、アンドレ・ブルトンのナジャというものがあり、こちらも雰囲気は似ています)、こういう作品を書ける安部公房はすごいと素直に思えてしまいます。だからこそ私は安部公房が(その理由を口では説明できないが、そしてこのことは他の安部公房ファンにも共通していると思っているのですが)好きなんです。
一度読了してからは内容が何であったのか理解できたとは言えないものの、この存在感が頭から離れたことは一度も無く、印象深い本を一冊選べと言われれば、少なくとも日本の小説の中からはこれを選ぶでしょう。

もしかしたら誰か共感してくれるかもしれないと思ってこれを書くのですが、私は本書を読んで真っ先に思い浮かべるイメージがあり、それは「serial experiments lain」というアニメなんです。
90年代に放送され、今でも世界的にカルト的人気を誇る極めて独特なアニメなのですが、このアニメもストーリーが何なのか説明できないものの、全体的に無機質で、複雑で、都会的で、灰色で、その中で物が蠢いている感じが漂っており、このイメージの共感性を他にも感じた方がいないかと思って補足させて頂きました。
箱男 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 箱男 (新潮文庫)より
4101121168
No.73
(4pt)

OK!

安倍公房の世界観、好きです。商品状態も悪くはなく、良い買い物が出来ました。ありがとうございました
箱男 Amazon書評・レビュー: 箱男より
4103008083
No.72
(4pt)

OK!

安倍公房の世界観、好きです。商品状態も悪くはなく、良い買い物が出来ました。ありがとうございました
箱男 Amazon書評・レビュー: 箱男より
4106006219
No.71
(4pt)

OK!

安倍公房の世界観、好きです。商品状態も悪くはなく、良い買い物が出来ました。ありがとうございました
箱男 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 箱男 (新潮文庫)より
4101121168