箱男

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箱男の評価:

4.22/5点 レビュー 73件。 C ランク

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平均点4.22pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全130件 21〜40 2/7ページ
No.110
(3pt)

どこでもドアとしての箱

劇中劇あるいは一種の推理小説。面白くはなかった。
解説から読むべきであろう。
箱男 Amazon書評・レビュー: 箱男より
4106006219
No.109
(1pt)

一風変わった官能小説ってだけでした。

安部公房が変態かどうかは知らない。
でもこの本を読んで思ったのは、普通の人が変態を理解せずに変態を書こうとした感じが滲み出ていて浅い印象を受けた。
リアリティで中盤まで持たせながら、後半でリアリティの無い方向に物語が傾いていく。その様は、童貞が語るセックスのような変態性だ。童貞は性的経験が浅いためにエロチズムを語る場合、エロゲーの通常あり得ない様なセックスの話をする。
性的行為の経験の浅い人は女性の反応を一つ一つ確認すること無くAVで行われている過剰な愛撫を良しとする。

この小説の中盤からのエロチズムはその様な感じで描かれており、それまで作り上げてきた箱男のリアリティと比較するとあまりにも陳腐だと感じた。
箱男 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 箱男 (新潮文庫)より
4101121168
No.108
(1pt)

一風変わった官能小説ってだけでした。

安部公房が変態かどうかは知らない。
でもこの本を読んで思ったのは、普通の人が変態を理解せずに変態を書こうとした感じが滲み出ていて浅い印象を受けた。
リアリティで中盤まで持たせながら、後半でリアリティの無い方向に物語が傾いていく。その様は、童貞が語るセックスのような変態性だ。童貞は性的経験が浅いためにエロチズムを語る場合、エロゲーの通常あり得ない様なセックスの話をする。
性的行為の経験の浅い人は女性の反応を一つ一つ確認すること無くAVで行われている過剰な愛撫を良しとする。

この小説の中盤からのエロチズムはその様な感じで描かれており、それまで作り上げてきた箱男のリアリティと比較するとあまりにも陳腐だと感じた。
箱男 Amazon書評・レビュー: 箱男より
4103008083
No.107
(1pt)

一風変わった官能小説ってだけでした。

安部公房が変態かどうかは知らない。
でもこの本を読んで思ったのは、普通の人が変態を理解せずに変態を書こうとした感じが滲み出ていて浅い印象を受けた。
リアリティで中盤まで持たせながら、後半でリアリティの無い方向に物語が傾いていく。その様は、童貞が語るセックスのような変態性だ。童貞は性的経験が浅いためにエロチズムを語る場合、エロゲーの通常あり得ない様なセックスの話をする。
性的行為の経験の浅い人は女性の反応を一つ一つ確認すること無くAVで行われている過剰な愛撫を良しとする。

この小説の中盤からのエロチズムはその様な感じで描かれており、それまで作り上げてきた箱男のリアリティと比較するとあまりにも陳腐だと感じた。
箱男 Amazon書評・レビュー: 箱男より
4106006219
No.106
(3pt)

人間は皆 箱男

前半は読み進めるのに苦労したが、後半は面白くてあっという間に読む事ができた。
人は大なり小なり視たい、視られたい欲求が潜在意識の中にあるのだと思う。それがバランスがとれていれば問題はないが、偏りすぎると問題になる。
純粋な愛なんて人間に求めるのが無理な話。愛憎があるからこそ人間。あとはバランスが大事なんだとそう考えさせられた。
箱男 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 箱男 (新潮文庫)より
4101121168
No.105
(3pt)

人間は皆 箱男

前半は読み進めるのに苦労したが、後半は面白くてあっという間に読む事ができた。
人は大なり小なり視たい、視られたい欲求が潜在意識の中にあるのだと思う。それがバランスがとれていれば問題はないが、偏りすぎると問題になる。
純粋な愛なんて人間に求めるのが無理な話。愛憎があるからこそ人間。あとはバランスが大事なんだとそう考えさせられた。
箱男 Amazon書評・レビュー: 箱男より
4103008083
No.104
(3pt)

人間は皆 箱男

前半は読み進めるのに苦労したが、後半は面白くてあっという間に読む事ができた。
人は大なり小なり視たい、視られたい欲求が潜在意識の中にあるのだと思う。それがバランスがとれていれば問題はないが、偏りすぎると問題になる。
純粋な愛なんて人間に求めるのが無理な話。愛憎があるからこそ人間。あとはバランスが大事なんだとそう考えさせられた。
箱男 Amazon書評・レビュー: 箱男より
4106006219
No.103
(5pt)

安部公房のすごさがわかる作品

安部公房の傑作と言われる「砂の女」を読んでも正直この作者が生きていればノーベル賞だったと言われる理由がわからなかった。ただその後この「箱男」を読んですごさがわかった。僕の印象では、作風は違うけど大江健三郎の「万延元年のフットボール」に匹敵する作品。ノーベル賞の有力候補になったのも納得できた。
箱男 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 箱男 (新潮文庫)より
4101121168
No.102
(5pt)

安部公房のすごさがわかる作品

安部公房の傑作と言われる「砂の女」を読んでも正直この作者が生きていればノーベル賞だったと言われる理由がわからなかった。ただその後この「箱男」を読んですごさがわかった。僕の印象では、作風は違うけど大江健三郎の「万延元年のフットボール」に匹敵する作品。ノーベル賞の有力候補になったのも納得できた。
箱男 Amazon書評・レビュー: 箱男より
4103008083
No.101
(5pt)

安部公房のすごさがわかる作品

安部公房の傑作と言われる「砂の女」を読んでも正直この作者が生きていればノーベル賞だったと言われる理由がわからなかった。ただその後この「箱男」を読んですごさがわかった。僕の印象では、作風は違うけど大江健三郎の「万延元年のフットボール」に匹敵する作品。ノーベル賞の有力候補になったのも納得できた。
箱男 Amazon書評・レビュー: 箱男より
4106006219
No.100
(5pt)

登録・匿名、見る・見られる

"ぼくは今、この記録を箱のなかで書きはじめている。頭からかぶると、すっぽり、ちょうど腰の辺まで届くダンボールの箱の中だ。つまり、今のところは、箱男はこのぼく自身だということでもある。"1973年発刊の本書は登録・匿名、見る、見られるといったSNS社会を予見するかのような実験小説。

個人的には、WEB記事などで作中の箱男を再現した人の写真をちらほら見かけていた事から興味を持って手にとりました。

さて、そんな本書はストーリーラインにそって素直に読んでいくと【誰が誰だかわからなくなったり】なかなか難解な構成になっていて。一応の筋としては"箱男が、箱の中で、箱男の記録をつけている"として、箱の作り方の説明から始まり、他の箱男Aの話をした後で、自身の箱を『5万円で買いとる』という女と待ち合わせしている場面から物語が展開していくのですが。

まず、浮浪者とは違い、完全な匿名性が約束されている(らしい)『箱男』の魅力とはなんなのか。といった部分に惹きつけられたのですが。様々な公的な番号で登録されたり、SNSを利用する為に自ら情報を登録したりする時代に『箱男』は、そういった登録社会から【自らの意思で完全に逸脱した存在】といった事なのだろうか。と解釈し、実際にしている行為自体は『単なる覗き』とはいえ【現代社会で生きる以上、登録を避けるのは実質的には不可能】だからこそ、何となく逆説的に惹かれてしまう部分がありました。

また本書では『視線』が"見ることには愛があるが、見られることには憎悪がある"と、看護婦や贋箱男との関係や、挿入されるエピソードとしてD少年と女教師など繰り返し【見る・見られる】が対照的であったり、立場がいれ変わったたりしながら繰り返し描かれているのですが、こちらについては、せっかく『箱』や『カメラ』『アングルスコープ』といった一方的に見ることが出来る立場を得ても、結局は【見られてしまう事で意思に反して登録、つまり社会に組み込まれてしまう】といった事を暗示しているのだろうか。とか考えてしまいました。(実験的な作品。解釈は読み手それぞれに委ねられているのかもしれませんが。。)

よし、私も『箱男』になってみようか。そう思い立ってしまった人にマニュアルとして(笑)また、登録・匿名、見る、見られるといったSNS社会に疲れた人や、実験的な不条理小説好きな人にオススメ。
箱男 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 箱男 (新潮文庫)より
4101121168
No.99
(5pt)

登録・匿名、見る・見られる

"ぼくは今、この記録を箱のなかで書きはじめている。頭からかぶると、すっぽり、ちょうど腰の辺まで届くダンボールの箱の中だ。つまり、今のところは、箱男はこのぼく自身だということでもある。"1973年発刊の本書は登録・匿名、見る、見られるといったSNS社会を予見するかのような実験小説。

個人的には、WEB記事などで作中の箱男を再現した人の写真をちらほら見かけていた事から興味を持って手にとりました。

さて、そんな本書はストーリーラインにそって素直に読んでいくと【誰が誰だかわからなくなったり】なかなか難解な構成になっていて。一応の筋としては"箱男が、箱の中で、箱男の記録をつけている"として、箱の作り方の説明から始まり、他の箱男Aの話をした後で、自身の箱を『5万円で買いとる』という女と待ち合わせしている場面から物語が展開していくのですが。

まず、浮浪者とは違い、完全な匿名性が約束されている(らしい)『箱男』の魅力とはなんなのか。といった部分に惹きつけられたのですが。様々な公的な番号で登録されたり、SNSを利用する為に自ら情報を登録したりする時代に『箱男』は、そういった登録社会から【自らの意思で完全に逸脱した存在】といった事なのだろうか。と解釈し、実際にしている行為自体は『単なる覗き』とはいえ【現代社会で生きる以上、登録を避けるのは実質的には不可能】だからこそ、何となく逆説的に惹かれてしまう部分がありました。

また本書では『視線』が"見ることには愛があるが、見られることには憎悪がある"と、看護婦や贋箱男との関係や、挿入されるエピソードとしてD少年と女教師など繰り返し【見る・見られる】が対照的であったり、立場がいれ変わったたりしながら繰り返し描かれているのですが、こちらについては、せっかく『箱』や『カメラ』『アングルスコープ』といった一方的に見ることが出来る立場を得ても、結局は【見られてしまう事で意思に反して登録、つまり社会に組み込まれてしまう】といった事を暗示しているのだろうか。とか考えてしまいました。(実験的な作品。解釈は読み手それぞれに委ねられているのかもしれませんが。。)

よし、私も『箱男』になってみようか。そう思い立ってしまった人にマニュアルとして(笑)また、登録・匿名、見る、見られるといったSNS社会に疲れた人や、実験的な不条理小説好きな人にオススメ。
箱男 Amazon書評・レビュー: 箱男より
4103008083
No.98
(5pt)

登録・匿名、見る・見られる

"ぼくは今、この記録を箱のなかで書きはじめている。頭からかぶると、すっぽり、ちょうど腰の辺まで届くダンボールの箱の中だ。つまり、今のところは、箱男はこのぼく自身だということでもある。"1973年発刊の本書は登録・匿名、見る、見られるといったSNS社会を予見するかのような実験小説。

個人的には、WEB記事などで作中の箱男を再現した人の写真をちらほら見かけていた事から興味を持って手にとりました。

さて、そんな本書はストーリーラインにそって素直に読んでいくと【誰が誰だかわからなくなったり】なかなか難解な構成になっていて。一応の筋としては"箱男が、箱の中で、箱男の記録をつけている"として、箱の作り方の説明から始まり、他の箱男Aの話をした後で、自身の箱を『5万円で買いとる』という女と待ち合わせしている場面から物語が展開していくのですが。

まず、浮浪者とは違い、完全な匿名性が約束されている(らしい)『箱男』の魅力とはなんなのか。といった部分に惹きつけられたのですが。様々な公的な番号で登録されたり、SNSを利用する為に自ら情報を登録したりする時代に『箱男』は、そういった登録社会から【自らの意思で完全に逸脱した存在】といった事なのだろうか。と解釈し、実際にしている行為自体は『単なる覗き』とはいえ【現代社会で生きる以上、登録を避けるのは実質的には不可能】だからこそ、何となく逆説的に惹かれてしまう部分がありました。

また本書では『視線』が"見ることには愛があるが、見られることには憎悪がある"と、看護婦や贋箱男との関係や、挿入されるエピソードとしてD少年と女教師など繰り返し【見る・見られる】が対照的であったり、立場がいれ変わったたりしながら繰り返し描かれているのですが、こちらについては、せっかく『箱』や『カメラ』『アングルスコープ』といった一方的に見ることが出来る立場を得ても、結局は【見られてしまう事で意思に反して登録、つまり社会に組み込まれてしまう】といった事を暗示しているのだろうか。とか考えてしまいました。(実験的な作品。解釈は読み手それぞれに委ねられているのかもしれませんが。。)

よし、私も『箱男』になってみようか。そう思い立ってしまった人にマニュアルとして(笑)また、登録・匿名、見る、見られるといったSNS社会に疲れた人や、実験的な不条理小説好きな人にオススメ。
箱男 Amazon書評・レビュー: 箱男より
4106006219
No.97
(5pt)

箱男 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 箱男 (新潮文庫)より
4101121168
No.96
(5pt)

箱男 Amazon書評・レビュー: 箱男より
4103008083
No.95
(5pt)

箱男 Amazon書評・レビュー: 箱男より
4106006219
No.94
(3pt)

箱男による箱男の物語。

かなり難解。そして変質者的。錯乱。正気でこのようなものを書ける安部公房というのは、すごい作家だとは思いますが、後味はかなり悪いです。それにしても箱男というタイトルは非常に人を惹きつけますよね。
箱男 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 箱男 (新潮文庫)より
4101121168
No.93
(3pt)

箱男による箱男の物語。

かなり難解。そして変質者的。錯乱。正気でこのようなものを書ける安部公房というのは、すごい作家だとは思いますが、後味はかなり悪いです。それにしても箱男というタイトルは非常に人を惹きつけますよね。
箱男 Amazon書評・レビュー: 箱男より
4103008083
No.92
(3pt)

箱男による箱男の物語。

かなり難解。そして変質者的。錯乱。正気でこのようなものを書ける安部公房というのは、すごい作家だとは思いますが、後味はかなり悪いです。それにしても箱男というタイトルは非常に人を惹きつけますよね。
箱男 Amazon書評・レビュー: 箱男より
4106006219
No.91
(4pt)

あなたも今日から箱男♪

冷蔵庫が入っていたような大型ダンボール箱を頭からかぶると、あなたも今日から箱男だ。
浮浪者に似ているが、浮浪者ではない。もっと下の存在である。

珍妙な設定のもと、時系列がよじれる奇妙な物語が語られる。スタイリッシュな奇譚あるいは奇人伝というべきか。
韓国映画のキム・ギドクの作品を連想した。ギドクは安部公房の影響を受けているのかもしれない。
安部公房は作中に非日常的な設定を大胆に取り入れた最初の日本人作家ではないか。
人が箱をかぶって暮らすという一発ネタで世界が構築されているのは、なんだか凄い。
あと、安倍作品の男はろくでなしだが、女は優しくて色っぽいことが多い。そのせいで安心して読めるのかな。
箱男 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 箱男 (新潮文庫)より
4101121168