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(短編集)

ホームタウンの事件簿



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ホームタウンの事件簿の評価: 4.50/5点 レビュー 4件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.50pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(5pt)

面白い!

やっぱり面白い!新聞に載らないような事件ばかり!この手の話、赤川次郎さん最高に上手いです!ドラマが希望!
ホームタウンの事件簿 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ホームタウンの事件簿 (新潮文庫)より
4101327041
No.2:
(5pt)

不思議な物語

ミステリーというのは不思議という意味に取れば、
この短編集は不思議です。

殺人なども起きるのですが、原因や結果の因果関係に納得感がややありません。
背景の描写が十分ではないためでしょうか。

主人公が誰かが分かりません。
解説には笑ってしまいました。児童文学の方が、登場人物の一人の子供の視点で、
自分の描写が少ないことを怒っています。すごい。この人は、この作品の本質を突いている。
決して、貶しているわけではない。不満を述べているのだが、作家を傷つけないように、
登場人物の言葉として表現している。この解説をよむためだけでも、本書は手に取るべきだと思う。
川島誠。一度読んでみよう。

短編の間のつながりは、同じ団地の同じ登場人物がいるというだけで、話の間の関係性がよくわかりません。
社会の悪をあばいているのでもない。
団地住まいを嘆いているわけでもない。
家族の暮しを楽しんでいるわけでもない。
それが、現代の団地の実情だと言いたいの?

とにかく読んでみてください。
ホームタウンの事件簿 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ホームタウンの事件簿 (新潮文庫)より
4101327041
No.1:
(5pt)

これは本当に怖い小説です。

作者が赤川次郎で、タイトルがこれだと、団地に住む主婦のヒロインが
団地内で起こった事件を解決する・・・というストーリーを連想する方も
多いかもしれません。しかし、違うんです。これは怖い小説なんです。
同じ団地内で起こる七つの事件を書いた連作短編集で、確かに毎回話に登場する
主人公らしき主婦とその夫という存在はいるのですが、彼らはあくまで狂言回し
的な存在に過ぎず、それぞれの事件で主役となるのは、「人間の些細な悪意」に
よって破滅させられる人であり、家族です。
殺人事件が起きるわけでもありません。ちょっとした物の弾みで言ったことが、
行ったことが、あとでとんでもない悲劇を引き起こす。それを淡々と書いたこの
小説は、本当に怖いです。
ホームタウンの事件簿 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ホームタウンの事件簿 (新潮文庫)より
4101327041

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