■スポンサードリンク
カシオペアの丘で
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
カシオペアの丘での評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.82pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全54件 1~20 1/3ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
新聞に連載していた事で購入しました。 かなり知られた作品と推察します。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
地方紙で知りました | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
自分も小樽出身であり、幼いころの思い出は忘れがたい。仲が良かった友は、たまたま現在関東に住んでいるが、つまらぬことで喧嘩したり、自分がしらない物語があったり、重ね合わせながら読み続けた。40歳という人生のタ-ニングポイントで、4人だけが忘れかけていた丘で交わされる人生を振り返ることが出来るのは、大きな病があってのリフレイン。大変読みやすい文体である。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
主人公俊介の余命が短くになるにつれて、みなが心の奥に秘めていた思いをひとりまたひとりと言葉にしていく。相手を許したいが許せずにいた思いを懸命に吐き出す度に、読んでてもう涙が止まりませんでした。そして、吐き出したあと晴れやかになっていく登場人物たちの姿はステキでした。過去のことで背負い込んだことがある人ほど号泣必須の作品です。こういう作品をもっと読みたい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
家族や友人間で複雑に絡み合った事情と感情をひとつひとつ解いていって、そのどれも胸を締め付けられつつ感動するストーリーにしてしまう筆力が本当にある人だな~と思いました。ときどき出てくる過去の秘密がゆっくりと暴かれていくに従い、登場人物にどんどん感情移入してしまい読み進めて手が止まりませんでした。主人公の俊介とは歳も家族構成も近いため、彼の無念さに心から共感してしまいました。時間があるうちに家族を大切しようと強烈に思いました。下巻も楽しみです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
人は誰しも傷を持っていて…その罪を忘れずに生きているのだと思う。 読み終わった時には、一番大切な人が誰かを教えてくれます。 上巻の終わり頃からは、ずっと泣きながら一気に読んでいました。ひとりきりの部屋で読むことをお薦めします。 ミッチョとシュンの過去をトシに全て話すべきだったのか、納得出来ないけれど… 懸命にもがいて生きている彼らが、とても 好きです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
重松さんの作品はとても好きです。ちょっと重いけどw この作品も、重くて、きれいで、考えさせられて、泣かされて… という重松さんの作品をよんだときのいつもの感覚でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
おおおおkkkkkkkkっこおおおおおおおおおおおkkkkkkkkk | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
嫁が買ったものなのでよくわからん。 いいんじゃない。。。。。。。。。。。。。。。。。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「ゆるす」ことと「ゆるさない」こと。その両方のあいだで揺れ動く人の気持ち。 人生は理不尽なことも多く、納得できないこともある。もちろん許せないこともある。 しかし、人生はだんだんと「ゆるさない」ことよりも、「ゆるす」ことが多くなってくるのかもしれない。 作中であったように、「ゆるさない」人生は「ゆるす」人生よりも辛く、寂しいものなのだと思う。 読後には、「ゆるす」ことと「ゆるさない」ことは、対局のようであり、意外と同じ意味なのかもしれないと思った。 個人的には北海道に8年半住んだことがあり、作中に出てきた泣くほど綺麗な秋の夜空が想像できて少し嬉しかった。心に染みる一冊。 心に残った文章。↓ 「将来の展望はそれほど開けているわけではなく、贅沢なことができるわけでなくても、 花が咲いたらきれいだと思い、炊きたてのご飯をおいしいと思い、懐かしい歌手がテレビに出ていたら、 ねえ、ちょっと来て、早く早く、と敏彦に声をかける。そんな暮らしを、私は幸せと呼ぶ。」 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
全体を通すと、突出した展開もなく淡々と流れて 行く印象を受けます。 しかし、身内で同様な経験をした私にとって 物語とシンクロしてしまい、忘れられない作品 の一つとして心に残っています。 家族・友人・仕事・過去の恋人・故郷・・・ 男として深く考えさせられる作品です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ここ,数年,重松さん,はまってます。どれ,読んでもはずれなし。答えを読者に渡すところ,にくいのです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
下巻は特に少しダレるような、クドく感じるところもあったけど、私はこの小説が好き。所々で涙が出て、他の小説よりも読むのに時間がかかりました。 登場人物はみんな思いやりがあるんだけど、それぞれの信念の基、その関係性において間合いを持って生きている。ミッチョがミウさんと話す場面では距離感を感じたり、川原さんが酔いながらシュンへ話すシーンでは「自分の感覚を押し付け過ぎてやしないか?決して綺麗事ではなく、自分を納得させたり諦めようとする努力こそが、死を宣告された人間が持ちうる感情のプロセスなのではないか?そういうシュンの感情も認めて良いのでは?」と思ったり、人間とはそれぞれ感情や信念を持ち、それらをベースに生きていて、ユニークで同一ではないのだと改めて感じました。だから人間の感情って交われるところと交われない両側面があるのでしょう。 今回はシュンやトシに感じるものがありましたが、読む時期やその時の感情で、きっと感じるものは変わりそうです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
同窓会で再会した友達がこの本を送ってきてくれました。 重松作品を読むのは初めてです。 突然訪れた限りある命の終わりに人は何を考えるのか。 家族や夫婦、友情間のゆるしを友情を軸に書かれた作品です。 私たちは許し、許され(少なくとも私たちからは)永遠の命にみえる 星の下で限りある命を生きているのだなぁと実感しました。 家族、友達、夫婦、兄弟など地味だけど大切な絆を再び思い出させてくれます。 軽く読める量じゃないけど、疲れた時にお勧めかも。 心の疲れを取ってくれます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
確かに少々くどい内容ですね。 泣かそう泣かそうとしている感じもまあプンプンです。 不要じゃないかと思えるキャラクターや挿話もあります。 特に、川原さんは導入部では必要だったかもしれないけれど、最後まで出てくるほどの キーパーソンではないので、途中からは不要だったと思います。 とは思いつつも、「星に願いを」の章では不覚にも泣いてしまいました。 主人公の年齢に近いこと、まだ幼い子供を持っていることなどの共通点があるので、 感情移入してしまいました。 いくつものテーマが散りばめられた作品ですが、自分は何気ない家族との日常生活の 大切さや幸せというものを、この作品を通じて噛み締めました。永遠ではない家族との 時間を大切にしなければと思いました。 30代後半から50代の父親向けの作品でしょう。 女子高生が読むような作品というレビューもありましたが、女子高生が読んでも 面白くは無いでしょう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
重松作品はほとんどすべて読んでいるが、アマゾンでの評価が珍しく低い本作品は長編ということもあり、なかなか手を出せずにいた。期待しないで読んだところ、いい意味で裏切られた。人は許し、許され生きていくものだと思う。許しをテーマにここまで書ける作者は重松清以外にいないと断言できる。いつものごとく随所で涙が流れた。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
これぞ重松ワールドの集大成ではないでしょうか。 くどいという意見もありましたが、それこそ重松さんの味だと思いますので。 きれいなこころで読めば楽しめます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
それぞれの気持ちの動きがとてもよく描かれていて通勤の混んだ電車なのでにも関わらずあわや涙が溢れそうになり困りました。部分部分を何回も読み返してしまったほどとてもいい作品でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
地下鉄車内で必死に涙を堪え 自宅に戻ってから嗚咽をしてしまいました。 重松清さんは大好きな作家で 何冊も読んでいますが、その中でも1番です! 「その日の前に」に続いて 是非”死”をテーマにした作品を 撮るのが上手い大林監督に映画化してもらいたいほど。 幼馴染4人。 そして周囲の人々。 ”死””ゆるし”を軸にし、 ゆるす姿勢、感謝する姿勢、 自分で自分をゆるせない苦しみ、そして解放。 特に、おじいさんが北都観音内で 叫び声をあげる場面は脳裏にその光景が アリアリと浮かんでしまい、涙とティッシュなしには読めませんでした。 幼き頃の故郷に行ってみようかな・・・ 懐かしいふるさとの景色が頭をよぎりました(笑顔) | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
登場人物の心の動き・変化が、違和感無くすんなり感じることが出来ます。 しかしそのせいなのでしょうか? やたら文章がくどく感じる場面もあるのは確かです。 淡々と、のんびり読むと良いかなと思います。 友情、愛情、家族、病、罪、殺人、死・・・ 許しという大きなテーマへ向かって、 少しずつ、反発し苦しみながら・・それでも大きな愛情に支えられ 登場人物それぞれの結論が出されていきます。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!