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夜の庭師
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夜の庭師の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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悪い欲望と善なる欲望が深く語られる物語… どこまでが善なる欲望でどこからが悪なる欲望なのか… 人が持つ心の秘密を語り部が物語として露わにして行く。 善と悪の薄い薄い脆くて薄い境い目…覗き込んでも見えるものは? 翻訳が難しい作品ではないかと思います。子供に秘密の持つ闇を感じさせながらも大切なものを守るための「勇気」を 認識してもらう、単なる冒険譚で終わらせる事のない本作の良さが良く出ていると思いました。 「怪物はささやく」等もっともっと読みたい本がこんなに有ると時間が足りない創元推理文庫さま〜これからも期待しております! | ||||
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物語の冒頭40%ほどまで読み進んで、ようやく夜の庭師がちらりと出てくる。物語はそこからぼちぼちと、そして最後は一気に進む。主人公姉弟の成長物語でもあるのか、生い立ちに費やされる部分が多くてホラーなゴーストストーリーを期待してるとまたちょっと違うかも。児童文学のカテゴリーらしいけど、死もあり幸福な結末と言えるのかも分からず、読後は「大草原の少女ローラ」が読みたくなった。ディズニーはどういった映画にするのだろう。この姉弟には幸せになって欲しいので、行く末が知りたい。続編を出して欲しい。 | ||||
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舞台はヴィクトリア朝時代大英帝国。 賢いがまだ幼い少女モリーと、足に障害のある弟キップ。 親とはぐれ、たった2人だけで生きねばならない。 餓死寸前で辿り着いた奉公先は、荒み果てた大屋敷と、それを 支配するかのような不気味な巨木。そして亡霊のように生気の ない貴族一家⋯ やがてモリーは、夜中に徘徊するいるはずのない誰かの 足跡を発見する。同時に、一家がひた隠しにする秘密も。 それは、どんなに強大な力でも抗えない、恐るべきものだった⋯。 当時の世相をしっかり踏まえ、苛酷な現実を前に 幼い姉弟が知恵と勇気と優しさで立ち向かう、正統派 ジュブナイル。 同時に、大人でも読み応えのある(というか大人にこそ 向けられた)物語。 屋敷にまつわる恐ろしくも悲しい秘密に触れた時、 胸を突かれる思いでした。 そしてハラハラドキドキの冒険小説でもあります! | ||||
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19世紀半ば。14歳のモリーは物語るのが得意。不況と飢餓のアイルランドから、イングランドに弟と共にやってきた。やっと仕事を見つけ、その屋敷へ向かう二人。だが、村の住民誰もが、行くのは止めろという。どうして? 屋敷には、大きな木が食い込むようにそびえていて、屋敷の住人の顔色は悪い。ここにはどんな謎が隠されているのか? 物語る力と、欲望を現実化する大木。モリーたちは生き延びることができるのか? | ||||
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