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(短編集)

僕は君を殺せない



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【この小説が収録されている参考書籍】
僕は君を殺せない (集英社オレンジ文庫)

僕は君を殺せないの評価: 3.42/5点 レビュー 19件。 Eランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.42pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全6件 1~6 1/1ページ
No.6:
(3pt)

面白い、と、言ってよいのか。

陰鬱なお話でした。
ニュースに乗るような話題の中で、特に憂鬱になるもの、虐待だとか、いじめだとか、が、全て詰め込まれたような内容でした。
なんとも救われない内容ではありますが、柔らかい語り口にずんずん読み進めることができました。
ただ、わたしがひねくれているのか、途中でオチが読めてしまい、大どんでん返し、とは、なりませんでした。
それでも十分満喫できる内容ですが。
後半に収められている二篇は、タイトルになっている物語とは別物です。
これらは、タイトルになっている物語と比べると、そこまで興味深いお話ではありませんでした。
オチが読めてしまった身としては、この二篇の分、タイトルになっている物語を、もう少し伏線を張るなど、複雑に深めても良かったかなと思います。
全体的にオススメはしますが、気分の良い、元気な時に読む方が良いと思います。
僕は君を殺せない (集英社オレンジ文庫)Amazon書評・レビュー:僕は君を殺せない (集英社オレンジ文庫)より
4086800551
No.5:
(3pt)

表題作の後の短編小説は、続きじゃないですからね。

帯に惹かれて手に取りましが、「二度読み必至」はない。帯を見て期待していたため、読み終えた後に何の驚きもないことに驚いた。
それよりも私は、表題作の後にある短編小説「Aさん」「春の遺書」のほうが好き。
特に「春の遺書」は、めちゃ読みやすかった。
僕は君を殺せない (集英社オレンジ文庫)Amazon書評・レビュー:僕は君を殺せない (集英社オレンジ文庫)より
4086800551
No.4:
(3pt)

驚愕のラスト?

帯の感じから、叙述トリックを期待しましたが、至って普通の結末でした。帯の宣伝方法に問題があると思います。キャラクターも魅力的でストーリーと良かったので、そっちを取り上げるべきではないかと。大どんでん返しを期待すると、は?ってなります。普通に読みましょう。ちなみにタイトル作の他に2本短編がありますが、別の話ですので、これも続きだと勘違いして読むとがっかりします。
僕は君を殺せない (集英社オレンジ文庫)Amazon書評・レビュー:僕は君を殺せない (集英社オレンジ文庫)より
4086800551
No.3:
(3pt)

ハードルをあげすぎている

面白かったです。夢中で読みました。
ただ、紹介されているほど新感覚のミステリーではないし、そう言われて考えながら読めばすぐ真相はわかると思います。一読の価値は十分にあります。でも二度読みはしないかな。
僕は君を殺せない (集英社オレンジ文庫)Amazon書評・レビュー:僕は君を殺せない (集英社オレンジ文庫)より
4086800551
No.2:
(3pt)

楽しみましたが「二度読み必至!」ではないですね

他の方のレビューどおり、中編→短編に入ったときは続きかと思って、どこでつながるんだろうといろいろ推測しながら終えたらまかさの別物語。メインの中編に現実感はなく、帯の二度読み必至!のコメントがあるも、私は二度目はなさそうです。と、いいつつ寝る前の時間に二日で読んだのでたのしみました。「僕」の視点の描写がすきでしたね。
僕は君を殺せない (集英社オレンジ文庫)Amazon書評・レビュー:僕は君を殺せない (集英社オレンジ文庫)より
4086800551
No.1:
(3pt)

表題作だけなら★4(ネタバレあり)

まさかの中編+短編+短編。それならそう明記してほしかった。
『おれ』と『僕』の視点から話が進む表題作は、他にも数名キーパーソンがいます。なので中編を読み終えてハァ~となって、
『私』でまた話が始まった時は他視点の後日談かと思ったのに・・!まったく別の短編よりも、私はレイ視点を読みたかった。

でも表題作は面白くて、岐阜~長野が舞台なのも嬉しかったです。
・探偵モノっぽい推理やどんでん返しはない ・キャラの歳や言動に現実味がない 
・ミステリーと思いきやガチで霊が絡む ・読点のリズムが自分に合わない
・時系列が、『おれ』は過去の事件(夏)~現在(冬)に向かう一方で、『僕』は秋・冬の出来事を行き来する 
・・・ 等々つっかえる部分も正直あったのですが、夢中で三時間弱で読了。
人死にから始まるストーリーの勢いと登場人物のあれコレ、そして叙景を楽しむ小説だと思います。
雪とか血とか『執行人』の相方ではありませんが、外から読む分にはとても綺麗。
何より『執行人』のキャラが好きです。動機も葛藤も曖昧で、読んでて納得できないのに、その透明感がこのひとの持ち味なんだと思えた。
登場人物たちの素性が全員どこかぼかされてるのも、(これも悶々とするけど)物語の魅力の一つ。
ただそのおかげで、『僕』とレイは片親の違う兄妹だと途中から勘違いしてました。勘違いで良かった。
僕は君を殺せない (集英社オレンジ文庫)Amazon書評・レビュー:僕は君を殺せない (集英社オレンジ文庫)より
4086800551

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