月の汀に啼く鵺は 巷説山埜風土夜話の相続人



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初公開日(参考)2021年04月
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長編小説

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月の汀に啼く鵺は 巷説山埜風土夜話の相続人 (集英社オレンジ文庫)

2021年04月20日 月の汀に啼く鵺は 巷説山埜風土夜話の相続人 (集英社オレンジ文庫)

怪異に隠された優しさを照らし出す風土幻想奇譚!! ――ここにある小話集は、山埜村の村民より聞いた話を、あらためて記録したものである。 ただし、真偽のほどは定かでない 郷土史家だった祖父が死んだ。 顔も知らない祖父に複雑な思いを抱いていた大学生の晶は、弟の雫と共に遺品を処分することに。 だが、雫が見付けた遺稿「巷説山埜風土夜話」をなぞるような不思議な事件に次々と巻き込まれ……。 水没した村から発見された骨が導く天狗伝説の真実「消えた墓標」、 深山に眠る“マンボウ”を探す「夏の記憶」 かんざしに導かれ故人の無念を晴らす「鬼の棲む家」 恐怖の影で晶を惑わす母への慕情「まれびとさん」 ここに、鵺の声に始まる神隠しの物語が一編入っている「月の水際」 真偽不明の伝承に隠された過去、あえて真実を覆い隠した祖父の真意とは――?(「BOOK」データベースより)




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No.1:
(4pt)

祖父の遺稿でたどる村の歴史

絶縁していたため会ったこともない祖父の死で遺産整理をする直江晶と雫兄弟。祖父の家で見つけた『巷説山埜風土夜話』。山埜村の村民から聞き取った怖い話をまとめた物語のボツ稿です。
 雫には"ダウジンク"(作中用語、人の思念や物の記憶を読み取るサイコメトリみたいな能力)があります。
 「山埜夜話」におさめられた話の多くは生存者の心の傷を癒したり、心残りのある人への手向けとなるヒントとなる話です。真相を暴きたてることが必ずしも益にならないため、伝承という体で目眩ましをかけています。
 「まれびとさん」だけは他所から転校してきたばかりで禁忌を知らない少女が霊障にあっているので周知した方がいいと思うのですが。
 晶と雫は異父兄弟ですが、この世に二人だけの肉親なのでブラコン設定。夏休みが終わり一足先に雫が兵庫の家に戻ると、晶は雫が遅刻しないよう毎朝モーニングコールをしています。
 ストーリーの半分は晶と雫は別々の家にいるので、兄弟の過保護シーンはあまりないです。
 兄弟は兵庫で生まれ育っているのですが、言葉が標準語で地方色がないのがちょっと物足りなかったです。

 
月の汀に啼く鵺は 巷説山埜風土夜話の相続人 (集英社オレンジ文庫)Amazon書評・レビュー:月の汀に啼く鵺は 巷説山埜風土夜話の相続人 (集英社オレンジ文庫)より
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