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月の汀に啼く鵺は 巷説山埜風土夜話の相続人
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月の汀に啼く鵺は 巷説山埜風土夜話の相続人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1件 1~1 1/1ページ
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絶縁していたため会ったこともない祖父の死で遺産整理をする直江晶と雫兄弟。祖父の家で見つけた『巷説山埜風土夜話』。山埜村の村民から聞き取った怖い話をまとめた物語のボツ稿です。 雫には"ダウジンク"(作中用語、人の思念や物の記憶を読み取るサイコメトリみたいな能力)があります。 「山埜夜話」におさめられた話の多くは生存者の心の傷を癒したり、心残りのある人への手向けとなるヒントとなる話です。真相を暴きたてることが必ずしも益にならないため、伝承という体で目眩ましをかけています。 「まれびとさん」だけは他所から転校してきたばかりで禁忌を知らない少女が霊障にあっているので周知した方がいいと思うのですが。 晶と雫は異父兄弟ですが、この世に二人だけの肉親なのでブラコン設定。夏休みが終わり一足先に雫が兵庫の家に戻ると、晶は雫が遅刻しないよう毎朝モーニングコールをしています。 ストーリーの半分は晶と雫は別々の家にいるので、兄弟の過保護シーンはあまりないです。 兄弟は兵庫で生まれ育っているのですが、言葉が標準語で地方色がないのがちょっと物足りなかったです。 | ||||
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