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掟上今日子の家計簿



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【この小説が収録されている参考書籍】
掟上今日子の家計簿
掟上今日子の家計簿 (講談社文庫)

掟上今日子の家計簿の評価: 3.35/5点 レビュー 23件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.35pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全11件 1~11 1/1ページ
No.11:
(4pt)

ミステリーファンの心をくすぐる内容。

特異な設定で読ませる、この作者らしいシリーズ。今巻は、ミステリーの約束事で遊んでみせた作品が集まり、ミステリーファンの心をくすぐる内容だった。叙述トリックを細かく分類した作品がその典型で、西尾維新にしか書けない内容。
  作者からの挑戦状を思わせる、解決編をハッキリ書かない趣向も、面白い。ただ、私にはハードルが高過ぎて、叙述トリックの犯人だけは見当も付かず。誰か教えてくれませんか。
掟上今日子の家計簿Amazon書評・レビュー:掟上今日子の家計簿より
4062202700
No.10:
(4pt)

読者を欺く

人はだれしも先入観を抱きがちです。
それを悪用(?)した作品がこの作品となります。

もちろんこの事件を解決する人は
我らが名探偵、掟上今日子氏です。
そんな彼女に依頼せざるを得なかった(?)警察官とともに難事件を
解決していきます。

一つ、楽しみ方としては見たままを鵜呑みにしないことでしょうか。
鵜呑みにすると結構ショックを受けてしまう作品が散見されます。
(3作品目が特にそう。まさかと思われることでしょう)

だけれどもあえて鵜呑みにし、その意外性に驚くこともまた1つの楽しみ方。
あっと言わせてくれることでしょう。

そこそこ楽しめる作品ですが
ちょっとまどろっこしい部分があるように思えました。
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No.9:
(4pt)

シリーズ見てる人にはいいかと

やはり昔からのやつなのでいいですね
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No.8:
(4pt)

なぜ「家計簿」なのか?!

最近1作品目から読み始めきっと「婚姻届」で結婚して家庭に入るから「家計簿」に違いないと思っていたらそれは『外回りの誤読』だった!
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No.7:
(5pt)

お気に入り。

この作品のシリーズは、全巻持っています。一日もしくは眠ってしまうと記憶がリセットされてしまう探偵の物語。
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4062202700
No.6:
(5pt)

いつも通りさくっと読める

西尾維新の著書は物語シリーズと忘却探偵シリーズしか読んでいません。この2シリーズに共通して言えることは、会話と最後の数ページだけ読めば問題なく話についていける所です。サクッと読めます。
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No.5:
(5pt)

楽しめた。

面白かった。
暗号の答えが気になったが、自力で分かり、
よけいに楽しめた。
ますます今日子はんのファンになったが、
相棒は厄介がいいな。
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No.4:
(4pt)

家計簿とは

家計簿とはこれまた随分と身近な感じがします.
内容も幾つかのエピソードに分かれています.
 その中で,今日子さん大胆な手に打って出ている.
お金への執着も相変わらずの描写をされている.
 そんな中でも今日子さんが比較的身近な存在として感じられる気がします.
既に数冊を経ている訳ですが,まだまだ気づかされることは多いだろう.

 あとがきに次巻の案内がありました,次は旅行記ですね.
楽しみに待つことにします.
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No.3:
(4pt)

犯人不明?

叙述トリックの犯人とオチがわからないことに誰も触れていないのだけれど私だけなんだろうか…それともこれは読者にあとは推理しろという趣旨なんだろうか、いずれにしても解答篇がどこかにほしい
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No.2:
(4pt)

かなり落ち着いている作品

今までの掟上今日子シリーズと比べて今作は、物語構成、今日子さんの奇行、謎解きの行程、謎そのもの……、全てにおいて落ち着いていたので、読後の感想が『最高!』『ドキドキした!』『超びっくりした!』となることはありませんでした。
しかしそもそも掟上今日子シリーズは西尾維新の著作の中では落ち着いた味のある作品なので、今作はその味をより深めたとも言えます。
なのでその落ち着いた味が気に入っている私としては『相変わらずの安定感』『構えず気楽に読めた』『暇があれば、またのんびり読めるな』と満足しました。
西尾維新節もそれなりにありましたし。
ただ、さすがに落ち着き味を深めすぎたかなと思うので、星も5つではなく4つで。
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No.1:
(4pt)

今日子さんのすがすがしいまでのお金への執着、と言っても本筋ではありません

四つの短編からなる一冊ですが、個々の物語を貫くテーマがあるというわけではありません。共通しているのは登場人物と進行の構成でいずれも狂言回しの警察官語りの地の文とそれと依頼を受けた今日子さんとの会話のみです。つまり4編とも登場人物は二人だけ。西尾作品には珍しくありませんがこのシンプルな構成は今更ながら感心します。何しろ今日子さんのようなプロフィールに空欄の多い登場人物は自分語りが期待できない。そもそも狂言回し抜きでは成立しないキャラクターなのでこれ以上削ぎ落す部分は無いと言えるでしょう。
さて、今回の書名ですが「掟上今日子の家計簿」。いずれも今日子さんの金銭感覚に狂言回しの四人の警部達のぐちをこぼすというところからつけているようですが、さほどの意味があるようには思えない。ただ、これも前作の婚姻届で感じたことなのでお約束ということだろう。実際、今日子さんの立ち位置から言って過去の稼ぎは全く記憶にないわけで目の前の仕事の報酬に執着するのは当たり前。目の前のお金こそ彼女の家計簿に載っている唯一無二の仕訳項目なのだ。
何かの本で過去、現在、未来という時間軸で思考を組み立てられる生き物は人間だけと書いてあったように思う。してみると今日子さんの超人的な総当り推論は人間の能力を超えるために過去と未来を切り捨てたということだろうか。もっともこんな感想にはあっさりこう返されてしまうだろう。
「―それでも、お金にはなりますよね」
掟上今日子の家計簿Amazon書評・レビュー:掟上今日子の家計簿より
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