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去就: 隠蔽捜査6
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去就: 隠蔽捜査6の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.47pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全78件 61~78 4/4ページ
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毎回、今回も大丈夫かなぁと心配しながら買いますが、大丈夫です。このシリーズにはこのまま裏切られないで、ずっと続いて欲しいものです。主役級の愛嬌はもちろん盤石ですが、脇役が使い捨てられず、それぞれスピンオフ出来そうなくらい育っていくのがいい。あの野間崎がまさかこうなるとは! | ||||
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最初から最後まで竜崎節が炸裂しています。 また事件もテンポ良く展開し途中で読むの止めるのは不可能です。ご注意下さい。 | ||||
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今野敏氏のファンとしてほぼ全ての作品を読んでいる身としては、正直本作はイマイチの感じだった。 幾つかの警察小説シリーズを出している今野氏だが、他のシリーズの主人公とは異なり、本作の主人公は原理原則を大事にしている人物。 過去の隠蔽捜査シリーズは、「あぁ、自分もこういう行動が取れれば・・・・」とか、「自分も日和らないで原理原則を貫けれれば・・・」などと思いながら、ある種憧れをもって読み進める事が出来たが、本作では原理原則というより単なる柔軟性の無い頑固親父なだけじゃ?と思うシーン(やセリフ)が多かった。縦横無尽な活躍と言えばそうかもしれないが、原理原則なら自分の気に入っている部下を自宅に呼びつけるのは原理原則では無いと思う。この行動にはがっかりした。 また、ストーリーも原理原則を言うなら、無理があり過ぎる。いくら同じ警察と言う身内とはいえ、原理原則なら被疑者の父親を直接職務質問していれば、とか指揮命令権が別の人にあるなら、その人を説得するのが原理原則だと思う。 原理原則を大事にする主人公でなければ、臨機応変な主人公が縦横無尽の活躍という面白みが有る小説としてもっと評価が高かったと思う。 | ||||
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官僚組織に属していながら、建前抜き、原則と実益優先の竜崎のキャラクターがこのシリーズの読みどころ。 物語中のストーカー事件自体はあんまり面白くない 竜崎とそれを取り巻く上司、部下、家族との絡みはいつも通りマンネリなのになぜか楽しい。 しかし、大森署内に気になる登場人物がいるがそろそろ物足りなくなってきたのは事実。 もしかして竜崎の異動があるのかと思わせるタイトル。 どうなるのやら、それは読んで確かめてください。 | ||||
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隠蔽捜査シリーズは、今までずっと読んでいます。すでに主人公の言動には慣れてきてしまって(笑)いますが、それでもついつい購入してしまいます。一番好きなのはやはり1作目から2作目あたりでしょうか。それ以降の作品は展開がわかってしまうので・・・でも楽しめます。 | ||||
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変人扱いされ大森署赴任当初に反目していた部下はもとより、あの野間崎管理官までもが、そして臨場現場で接する特殊部隊の隊長らから、新作ごとに尊敬の眼差しを集めつつある竜崎署長。 数多あるビジネス書のリーダー論よりも、はるかに簡潔明瞭なメッセージを発信し続け(いわゆる「原理原則に従う」というセリフでお馴染み)、かつ超一級のエンターテイメントであるから中年世代のオジさん達にはたまらない。リーダーたる者かくあるべし! 今一番本書を奨めたいのは、おのれの失策を認めず、息を吐くように嘘をつくわが国の首相かな・・ | ||||
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竜崎節炸裂。ハラハラしながら著者の術中に陥って、最後の監察結果には思わず涙が出ました。警察庁を舞台にするより、大森署が 舞台での続編を後1話。あとは警察庁で原理・原則を貫く姿を見たいのは私だけ? | ||||
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主人公 竜崎伸也に今後、新たな展開を予感させるような本作。このシリーズは、俗にいう警察小説の中でも登場人物の存在感がマンネリズムを排除してくれ、いつも新鮮な気持ちで読めるのがいい。本書の最後に竜崎が自問する場面があるが、まさに「かっこいいな」と唸ってしまった。 旧態依然とした組織に束縛されることなく、流されることなく、自分の信念を単純にも、そして貪欲に生きる主人公は本当に最高だ。 このシリーズは、どの作品も平均点以上だと思うが、その中でも上位に入る傑作だと思う。 | ||||
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隠蔽捜査シリーズは、まず何よりも「タイトル」がいいですね。竜崎をはじめ、シリーズを通じてのおなじみのキャラクターも、綿密に練られたストーリーのもとで、お約束の活躍。竜崎の「去就」を気にしながら一気読み(本当はじっくりと楽しみたいのですが、読み出したら止まらない・・・)。今回も、筋の通った竜崎節、存分に楽しませていただきました。 | ||||
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1作目から読んでしますが、5作目は個人的に、うーんどうだろうと思ってしまいましたが、今作は最初から最後まで竜崎節がさく裂で面白かったです。一気読みでした。 | ||||
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大の竜崎伸也大森署長ファンで、毎作品楽しみに読んでおります。 キャリア官僚からの降格人事で、現場最前線の指揮官となった原理主義者の 切れ味の良い諸問題への対応こそ、このシリーズの面白さです。 さて、今回は、ストーカー犯の立てこもり事件ですが、 伊丹刑事部長の率いるSITの突入か? 弓削方面部長の率いる銃器対策レンジャー、機動隊の突入か? その主導権争いに巻き込まれます。 竜崎署長の現場主義を貫いた合理的な思考で、事件は解決するのだが、、、、 弓削方面部長からの「越権行為であるとの訴え」で警視庁で特別監察に かけられる。はては!ついに、更なる降格人事!と思わせる展開となるが、、。 でも、どう読んでも、弓削方面部長に理がないため、それはイチャモンだよ! これで、降格はありえないでしょ!という気持ちでラストまで一気に読みました。 今回のラストの感じでは、逆に、警視庁に戻っての竜崎ニズムによる改革も 期待出来る様で、早々ですが、次作が楽しみで待ち遠しいです。 | ||||
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今野敏の警察小説の中ではダントツに「隠蔽捜査」シリーズがおもしろい。 キャリア官僚であるにもかかわらず、現場にどんどん入り込んでいくアグレッシブな行動にいつも好感がもてます。 目線は慣例や野心を排除し合理性を踏まえた上で、現場志向を優先していく。 現場の部下に権限委譲をし、信頼を持ちつつ、全体を統制していく資質ある姿勢。 態度は今一つだが、プロとして勘が鋭く、見どころのある人物や、鍛え上げていく事で成長する人物を発掘。 つねに口癖で、「国家を守るため、身を捧げるべきだ。私はそれに従っているに過ぎない」という信念を貫くこと。 その行動はビジネス社会でも見習うべきものがあります。 最近、世間を震撼させているストーカー事件を軸にして、警察組織と社会に一石を投じています。 警察組織があまりにも細分化され、指揮権が異なる事態が発生する事や成果主義となっている事を痛烈に批判しています。 その反面、地道にボランティアの域まで寝食を惜しまず、世のために精力的に活動する警官の姿を描いています。 | ||||
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楽しみにしています。変人署長が今度はどんな活躍するでしょう。 | ||||
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面白かった!弓削の小者っぷり(笑) これはレビューではなく希望として、竜崎夫妻の結婚前から新婚時代のストーリーが読みたいですね。 竜崎のベッドシーン………全く想像出来ない(笑) | ||||
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今野敏の作品は,当たり外れが大きい,ということはよく言われることである.しかし,そのシリーズのなかでも隠蔽捜査シリーズは,常に質が高い.今回も同様の面白さを見せてくれたが,事件解決より階級のギャップに戸惑う人々にスポットを当てすぎであることは,本作の唯一の欠点である.その欠点をカバーしてまでも,警視長としてのキャリア官僚の強さを十分に発揮してくれた.ノンキャリからみれば,鼻持ちならない所かもしれないが. | ||||
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前作からほぼ2年,隠蔽操作シリーズの最新作です。今野敏の警察小説はいくつかのシリーズがありますが,ユーモアあふれながらも真理に迫るこの隠蔽操作シリーズは欠かさず読んでいます。 主人公,竜崎伸也は,東大法学部卒,国家公務員Ⅰ類採用のエリート警察キャリア官僚。自己の立場を自覚し,国家公務員は全身全霊をかけて国家に奉仕することを信条として合理性至上主義,360度本音で物事を断じる堅物でもあり,警察内部からは建前を持たぬ「変人」と呼ばれ,家族からは融通が利かない「朴念仁」と呼ばれている。 シリーズの第1話で,竜崎は45歳で警察庁の筆頭課長である官房総務課長で階級は警視長という設定である。ところが不肖の息子が原因で,階級はそのまま大森警察署の署長へと降格人事を強いられてしまう。常人であれば,失意のあまり辞職すべきところ,竜崎は新たな役割を得たと理解し,所轄署長として自らが正しいと信ずる道を歩んでゆく。世間のしがらみを意に介さない竜崎のど真ん中の発言は,そうでない人々とかみ合わない。誰もが「なんだ,こいつ」と思ってしまう。しかし,常に「正しいこと」を追い求める姿勢は,数々の難問を解決し,周囲の人々の信頼を勝ち取ることなり,読んでいて実に爽快な気分にさせてくれる小説です。 今回の物語のテーマは「ストーカー」。昨今,歪んだ恋愛表現からストーカー行為に及び,重大事件に発展していくといったことが相次いでいる。始まりは,竜崎と妻・冴子の,娘,美紀の恋愛を巡る会話から始まる。家庭のことはすべて妻に任せている仕事人間の竜崎は,娘の恋愛事情に関しても極めて客観的で,何とも奇天烈な会話が交わされる。やがて,大森署管内で,殺人事件が発生し,恋愛事情に絡んでいた男女二人が行方不明になる事件が発生した。その女性からはストーカーに関する相談を受けていたことから,ストーカー殺人という前提で捜査が進んでいく。しかし,浮かんでくるのはどうも辻褄が合わないことばかり。事件はやがて意外な真相に至る。 警察内部の縄張り争いとそれに振り回される現場の様子なども織り交ぜながら,竜崎の真実を求める活躍が展開されます。 このシリーズはとてもテンポよく読みやすい小説です。今回は337ページのハードカバーを5時間で読破してしまいました。(もったいない。。)仕事に対する的確な方針を提示する。部下を信頼し,現場の判断を尊重し,任せる。そうやって至った結果については,すべての責任を負う。そこには理想の上司,理想の指揮官の姿があり,とても勉強になります。建前を廃し,真理を求め,本音で突き進むことは,現実の社会ではとっても難しく,時に孤立し,疎まれ,辛い立場に至ることもあります。それを信念として実行する竜崎はある意味ヒーローなのかもしれません。今回の話では,組織の慣例に背き,特別監査に付されることになりますが,かかわった人々の信頼に支えられ,事なきを得ます。さて,変人竜崎はこれからどこへ行くのか,これからも目が離せません。 | ||||
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冒頭わずか3ページで竜崎節がさく裂し思わず笑ってしまいます。 今回はストーカー対策チームの設立、殺人事件とそれにからむ誘拐、そして娘・美紀のトラブルと相変わらずいろんな問題が一気に押し寄せ、最後には大ピンチ襲来…という息もつかせぬ展開です。もちろん伊丹や戸高、野間崎などおなじみの面々も登場し、竜崎の変人ぶりに振り回されます。 が、最後の方の夫婦の会話は何気に感動的でした。警察も大変だけどその妻も大変なんだなぁと思います。 シリーズ未読の方は是非1巻から読むことをお奨めします。特にサラリーマン生活に疲れている人には清涼剤になります。 | ||||
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(ネタバレ注意) 待っていました隠蔽捜査シリーズ最新巻。 今回も竜崎節全開です。 原理原則を大切にする、 生き様、かっこよすぎです。 事件自体は、そこまでたいしたことではないのに、 人間模様に引き込まれ、 最後は、勧善懲悪でスカッとする。 竜崎の可愛らしさにもクスっとする。 隠蔽捜査ファンなら、 文句なしに納得の1冊だと思います。 買ったその日に一気読みしました! 次回作が待ち遠しいです! | ||||
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