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(短編集)
希望荘
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希望荘の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.22pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全72件 1~20 1/4ページ
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さすがの宮部みゆきさんの作品でした ミステリアスながら 納得させるお話でした | ||||
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理由とか、火車の時代の宮部さんのファンです。模倣犯以来、読んでも あまり印象が薄くて、久しぶりの宮部さん。 物語は連作短編。主人公は三郎さん。個人経営の探偵事務所。 父が昔殺人を犯したんでしょうか。聖域。 ご主人は昔放火殺人犯?沙男。 ドッペルゲンガーとは二重人格。 65点。 デビューの頃の宮部さんだったら、こんなに冗長ではなかったんじゃ ないかなあ。天下の宮部さんにいうのもなんですけど、行数と字数を 稼ぐための文章、内容が多くて、簡潔に書いてしまえばいいのになあ。 砂男はちょっと及第点に近いけど、ちょっと無理があるよねって 思っちゃうのは、宮部さんに期待してるからかな。 もう一回あの頃の宮部さんの作品が読みたいなあ。 | ||||
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読み進めているあいだ ドラマで主人公を演じていらした小泉孝太郎さんが動き、喋っているようでした。 とても好きなシリーズ作品になったので次の作品もAmazonさんに注文しました。 届くのを楽しみにしております。 | ||||
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おもしろいよ | ||||
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短編オムニバス式で、色々な話を楽しめますし、主人公や登場人物の心の機微がよく描かれています。 | ||||
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シリーズで読んで来て、離婚し愛娘とも別れた杉村三郎が、私立探偵となる様子が描かれ、これまで語られなかった内容が興味深かった。 例えば、勘当同然で出て来た、実家との関係。資産家の女性との逆玉結婚に反対した母を始め、必ずしも好意的とは言えない、親族との関係に悩みながら、杉村が私立探偵として働き始める様子は、いわゆるハードボイルドな探偵ものには見られない味わい。正義漢が強く、孤高なイメージの名探偵でなく、日々の生活に悩みを抱える、人間臭い探偵と言う、珍しいキャラ造形だった。 前三巻の書かれた意味が、このハードボイルドでなく、人間味溢れる私立探偵を誕生させるため、と言うのは穿ち過ぎだろうか。ただ、美人の奥さんに浮気された挙句、愛娘の親権も奪われ、職も失い、失意で実家に戻った杉村は、客観的に見ると、余りにも哀れ。宮部みゆきさんも、酷な書き方をしたもんである。 各話の内容は、杉村のキャラを活かし、被害者のみならず加害者まで配慮したミステリーで、罪を憎んで人を憎まず、と言う感じだった。いかにもお人好しな杉村の活躍に、今後も期待したい。 | ||||
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主人公が私立探偵で、一人称で書かれたハードボイルドを探しており、本書を手に取りました。 確かに、主人公の杉村三郎は私立探偵で、文体も一人称なので外形はハードボイルドのスタイルを取っているのですが、中身はまったくハードボイルドではなかったですね。 著者が女性であるためなのか、杉村の考え方や行動などが微妙に女性っぽく、また心理描写もふんだんに出てきます。 例えば、杉村が犯人と疑っている人物を呼び出して喫茶店で会うことにする場面では、危険だろうからと他にも多くの人を現場に同席させます。 これは今までに読んだどのハードボイルド小説にもなかった、いかにも女性らしい発想です。 また、元妻とその間に出来た娘が出てくるところまでは、ハードボイルドっぽいのですが、それだけではなく、両親や兄と兄嫁、姉、姪と、家族もフルコースで登場します。 この辺も、生活感というか、日常的で既存のハードボイルドとはかけ離れています。 杉村本人も良い人で、常識的で、人好きのするキャラクターです。 ストーリーにはある程度の暗さがあり、そういう意味ではハードボイルドっぽいのですが、犯人でさえもどこか良い人として描かれています。 この辺りは、著者が良い人なのが影響しているのかも知れません。 全体としては満足なのですが、著者がもしハードボイルドとして書いているのなら、その試みは失敗していると言わざるを得ないかなと思います。よって星4つとします。 | ||||
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思ってたより早く届きました。 心待ちにしていた商品でしたので、嬉しかったです。それに、届いた商品も新品のようにキレイな状態のもので感激しました。このような商品を有難うございました。また是非お願いしたいです。 | ||||
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「非常に良い」とありました。あまり期待はしていませんでした。しかし、本当に良い状態の本で驚きました。バリューブックスのファンになりました。 | ||||
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世間で、ありそうな話を、サスペンスしたてに書き上げる、うまさは。相変わらずさすが、 | ||||
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宮部みゆきに「メタリカ」が出てくるとは夢にも思わなかった。目次の「砂男」ではわからんよね。これだけで「エンター・サンドマン」を想起せよといわれても。どちらかと言えば美空ひばり、江利チエミ路線でしたから。 わざとヘビメタを狙った??誰の影響?本当にお聞きになってるんですか??とご本人に聞きたい。 離婚後、探偵さんになってからのお話が始まります。短編4つ。ペトロの後なんで読みやすい。いつも思いますが会話文が本当に上手い。それとこんな構想がよく浮かんできますね。 | ||||
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杉村三郎シリーズの4冊目です。財閥の娘である妻と離婚し、杉村がひとりで探偵事務所を開業するまでのいきさつが、4つの短編の連作で描かれています。 「聖域」死ぬと言って姿を消したおばあさんが実は生きている?その裏に隠された真実とは?スピリチュアル組織に入れ込んだ訳あり女性たちも描きます。 「希望荘」亡くなった祖父の告白「昔、人を殺したことがある」というのはいったいどういうことだったのか調べてほしいという依頼が。 「砂男」杉村は離婚して東京から山梨に戻り、実家とご近所が共同経営している農産物販売の会社に勤務するようになった。昼食を食べに行く夫婦経営の蕎麦屋があったが、ある日突然、実直で物静かな夫が愛人と駆け落ち。とてもそんな人間には見えなかった夫は、実はその通りの人物ではなかったのか?「火車」を思い出しました。 「二十身」東北の大震災から二ヵ月後、まだその影響が濃い東京。東北に仕入れに行ったまま戻らないアンティーク雑貨店の店主を探してほしいという依頼があり・・・。 という4編が収められています。 宮部さんは東京の下町で育っていらっしゃるせいか、ご近所づきあいの描き方がとてもうまいと思います。今時、都会ではこういう親しいつきあいはなかなか無い思いますが、今もあのあたりはこんな感じなんでしょうか。主人公も含めて個性豊かなでいい人ばかりで、こんな善意の人たちばかりだったら近所づきあいもいいかなと思いますが、実際にはなかなかむずかしいところです。お話全体が、新しい家主さん家族やご近所の紹介編のようにもなっています。また、これまではちらっとしか出てこなかった山梨に住む杉村の家族も出てきます。 今までは長編で重厚でしたが、こちらは短編ということもあってわりと軽めです。が、社会の陰で生きざるをえなかった人々や、ごくごく普通に見えている人が実はずっと隠し持っていた屈託を淡々と描いて秀逸です。 最後の「二十身」、自分は関西在住なのであの震災で大きな被害はなかったのですが、この作品を読んで、関東でも長い間、ここまで非常事態だったんだということが改めて実感としてよくわかりました。その切迫した雰囲気がひしひしと伝わってきて、ニュースなどを見たり聞いたりしただけだとわかっていなかったことがたくさんありました。「あの震災で世の中が変わったところ、変わらなかったところ、変わらなければならないのに変わり得なかったところ、変わりたくないのに変えられてしまったところ・・・」という言葉が沁みました。 あとひとつ思ったのは、杉村の依頼人たちとの会話が、対人関係の上でとても参考になるということです。杉村は善意のかたまりのような人間です。受け答えも聡明で相手の求めているものをよく理解し、人を傷つけたり気を悪くさせたりせずに最善の対応をし、その結果、相手に好印象を与えて本音を引き出し、良い結果に導きます。ああ、人と話す時はこういうふうにすればいいんだ・・といい勉強になりました。 シリーズの続きが楽しみです。私は実はドラマが先だったのですが、ぜひドラマでも続編を作っていただきたいです。ただ、杉村といえば小泉孝太郎さんの顔が浮かぶようになってしまいましたが(笑)。 | ||||
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宮部さんの作品は物語を進行させる目線があくまでも主人公の目線で見て、描いているところが外の作家と違うなあ。神の目線で見ない物語は読者の目線と同じレベルだという読後感がある。このシリーズ、次作が待たれるなあ。 | ||||
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思ったより早く発送していただきありがとうございます。また購入したいと思います。 | ||||
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普通に使いました | ||||
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杉村三郎シリーズを読んでいたので4作目が読みたくて購入しました。古本でしたが新本と間違えるようでした。 | ||||
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さすが宮部みゆきって感じておもしろかった。このシリーズも読もうと、早速購入しました。読みやすい。 | ||||
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商品もご対応ととてもよかったです。満足しています。 | ||||
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中編四作を合わせた、ご存じ杉村三郎シリーズ三長編(『誰か Somebody』『名もなき毒』『ペテロの葬列』)のその後を描く連作中編集である。この一冊の本に副題があるとしたら、それはきっと<誠実>だろう。 何しろ杉村三郎という新米探偵自体が「誠実」の塊みたいな存在である。作者自身の誠実さの分身とも言える。 そして作品そのものがとても誠実に見えるということでもある。小説作法に。そして作品が向かい合う現実との折り合いということに関して。杉村三郎探偵事務所を流れる時間と、連作中編集ならではの各作品を接続してゆくメインプロット外の様々な様相(人々・土地・場所・いきさつ)の描写において。 とりわけ小説の背景となる時間軸が実に正確である。おそらく本書最後の中編作が、東日本大震災にかかる物語であるから。そしてそこに本書の時計の針がきりりと合わせられているから。 2016年に小学館から初版刊行、昨2018年11月に文庫化された本書が、今この時期、書店の店頭に沢山ディスプレイされているのを見て、ああ、このシリーズの最新刊ハードカバー『昨日がなければ明日もない』出版と併せてということなのかと、大小の書籍であり同シリーズである二作を見下ろしながら考えていた。当初は。 しかし、それだけではなかったと、読んでみて気づく。前述したようにこの作品は最後の中編『二重身』が、東日本大震災の時期の物語なのである。その震災のときでなければならない作品なのである。だからこそ、今、ディスプレイなのだった。 東京下町に事務所を構える杉村三郎が、あの大きく長い揺れを経験した現実の人々と同様に、あのときの恐怖を感じ、すべてが平時と異なる時間に滑り込んでゆく。本書は、現実の時系列に即した中編集であり、現実に生きる市井の登場人物たちの活写であり、読者の側の現実の時制に常に楔を打ちながら進んでゆく物語なのである。それ故に、誠実な作品集なのである。 杉村三郎が、前作『ペテロの葬列』を受けて、それまでの仕事や境遇に別れを告げたところから、この作品集は始まる。山梨の故郷に帰ったり、下町に探偵事務所を構えたり、震災で引っ越しを余儀なくされたり。それぞれの中編のメインストーリーと並行し、彼の人生の物語が語られてゆく。そちらの方がむしろ興味深いと言ってもいいくらいだ。探偵ごっこと言っては失礼だが、これほど新米で頼りなく、だからこそ親近感を覚える探偵ヒーローは前代未聞で素敵だ。 続く新作も中編集である。震災後の彼の活躍に期待しよう。 追記:3日後に東日本大震災から8年を迎えようとしている今日という日にこの本を読んだのは、とても偶然とは思えません。本書に出会い、あの時の空気と風、そこから生まれた多すぎる犠牲とそれを乗り越える再生の時間を共有して頂ければ幸いです。 | ||||
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購入して3ヶ月も経っていないのに、電源が入らなくなりました。使用回数も少なく(5回程度)、特にひどい扱いをしたつもりもないので残念です。 | ||||
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