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グラスホッパー
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グラスホッパーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.70pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全271件 101~120 6/14ページ
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私にとって正直読むのが怖くて長らく躊躇っていた本書ですが、結果は相当にダークな内容ながらも殺人シーンに耐えて何とか遣り過ごすと読後はしみじみとした満足感に満たされましたね。伊坂さんの悪党小説にはイカレタおふざけと非情でシリアスな哀しみが同居していますよね。鯨の前に現れる亡霊達は皆生前よりご陽気ですし蝉は愚か者だけど何となく憎めませんね。冷静な槿は飛びバッタの減少に黙々と励み強運な鈴木は今も何処かで頑張っている事でしょうね。 | ||||
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何の予備知識もなく読み始めたが、すぐに引き込まれた。3人の人物の1人称語りだがミステリアスな内容で、これがどのように交わり1つのストーリーとなるのか、大いに興味をそそられた。理不尽な暴力を扱い、くせのある話なので万人向けとは思えないが、波長が合えば卓抜なストーリーテリングと構成力に感心すると思う。 殺し屋同士の争いが加速して絶体絶命のピンチに陥った一般人の「鈴木」が、何とか窮地を脱した終盤が本作のハイライト。それまでに張られた伏線が回収されて安堵すると同時に、妻を失った「鈴木」が生きる力を取り戻す描き方は前向きで素直に良かった。タイトルを含めて随所で隠喩的表現が見られるのも作者のセンスの良さを感じる。 | ||||
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軽快で、暴力的で、情があって、登場人物全てが魅力的でまるで映画を観てるように一気に読める。 | ||||
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とても面白いです。 ターゲットを心理的に自殺に追い込む「鯨」、圧倒的身体能力を持つナイフ使い「蝉」といった殺しを生業とする二人の男の描かれ方がハードボイルドな感じでとても良いですね。 本書は、上記二人の殺し屋の、プロとして視点に加え、妻を殺された復讐心から怪しい組織の社員となった、元教師の「鈴木」の視点を合わせた三つの立場からそれぞれ語られていく手法がとられています。 この「鈴木」パートは、復讐という目的がありながら、鈴木のお人好しな性格から、追い詰められた状況にあっても絶望感よりユーモア感が漂う、これまでの伊坂幸太郎を感じさせるパートです。 魅力的なキャラクターの存在、ぐいぐいと読ませる面白さで全体としてバランス良く、読後感も爽快です。 次は、さっそく続編の「マリアビートル」を読んでみたいと思います。 | ||||
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書店でAXを手にとって面白そうだなと思ってamazonを検索して初めてシリーズものだと分かり、グラスホッパーから読んでみました。Kindle版があったので書店に引き返すことなくゲットできてよかったです。殺し屋の話なので苦手な描写もありましたが、文章自体は読みやすくてあっという間に読み終わりました。三人の殺し屋が物語の進行とともに絡んでくるところが面白かったです。早速マリアビートルも読んでみようと思います。 | ||||
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蝉くん、大好きなキャラクター。闘いながら冷静に分析するクールなナイフ使い。もっと格闘シーンに頁を割いて欲しかった。それに、鯨の最期はいただけない。押し屋の描写も物足りないです。 | ||||
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友達が欲しいと言ったので買いました。 特に問題は無かったみたいです。 | ||||
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どうやらハードボイルド小説らしい、解説によると。 他点的一人称形式で3人の視点より交互に語られる。これはゴールデンスランバーの際とも同様の手法だ。 | ||||
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ネタバレなしで これから読む人に参考になるように レビューを書きたいと思います。 殺し屋シリーズ第一弾であり 第二弾マリアビートル、 第三弾AX、と続きます。 私にとって初めての伊坂小説でした。 鯨、蝉といった記号化された殺し屋が登場し 架空のミュージシャンをやたらに引用する男など クセが強く、感情移入しにくい登場人物が多く 最初、とっつきにくさを感じてました。 元教師の鈴木、殺し屋の鯨、同じく殺し屋の蝉 三つ巴の攻防戦を描いてます。 元教師の鈴木が、読者としては感情移入しやすいです。 第二弾のマリアビートルは 四つ巴であり、4つの視点である人物が すべて非日常的な人物なので 誰に感情移入するか迷うので こちらのほうが読みやすいと思います。 殺し屋シリーズは どの作品も独立した作品として読めますが やはり本作から読むことをお勧めします。 | ||||
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引き込まれるように、あっという間に読み終えました。 最後の終わり方もいいですね。最高です! | ||||
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最初に読んだ時より二回目を読んだ時に気がついた事があり、マリアビートルも二回目で気がついた事があった。楽しめました。 | ||||
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登場人物たちが特徴的で面白い。 ただ、話のオチが主人公にも読者にも受け付けられないような感じがした。後味が少し悪いのも醍醐味なのかなぁ | ||||
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最初から、最後まで面白くて、無我夢中で読みました。生々しい、殺人の描写など、とても表現が素晴らしく、読んで頭の中でイメージが湧きやすかったです。本の中で出てくる、蝉、鯨、押し屋の男を、それぞれ、蝉は菅田将暉、鯨は嶋田久作、押し屋は、西島秀俊、で想像しながら読んでました。鈴木はイメージ通りの人が思いつかなかった 笑 最後はどういう終わり方になるんだろうと思いながら読み進めていたのですが、私はとても好きな終わり方でした。 読み終わってから、感動してました 笑 | ||||
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ゾワゾワして面白かった!人に勧められて読んだけど小説が苦手な自分にも読みやすくて展開が気になって気になって。共感できる箇所も多くて。多少なれども人は罪悪感持ちながら生きてるのだろうなとー清々しくて読み終えたら気分良かったです。それだけドキドキが多くて。押し屋の人なかなかやるね | ||||
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主人公は妻を殺され、仇討ちのために「非・合法的な」ことを する会社に入社した「鈴木」。 しかし、会社には疑われるわ、仇討ちの相手は「押し屋」と 呼ばれる殺し屋「槿」に先を越されるわ。 その疑いを晴らすため、押し屋の後を追うところから始まる。 冒頭のそれだけでも、ひとつ短編小説になりそうな話である。 ただそれだけでは終わるわけがない。 自殺専門の「鯨」、ナイフ使いの「蝉」まで出てくる。 彼らを総じて「業者」と呼ぶのが面白い。 すべての言葉をジャック・クリスピンから引用する 仲介業者「岩西」は、続編の『マリアビートル』を読むと 殺し屋「檸檬」と似ている。 堅気の鈴木がどこか逼迫しているところが抜けけているのは、 文中にある「実際に、痛い目に遭わないと、誰だってそれを 認められないんだ」という言葉で納得する。そうかもしれない、と。 殺し屋が出てくるからには、それなりの描写がついてくる。 その描写が特筆すべきものである。 しかし、読んでいて深刻にならず、おかしみすら覚えるのは スタイリッシュな文体、同じ文字数で語られる会話、メタファー など、井坂ワールドならでは。 | ||||
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子供の頃から感想文は大の苦手❗ こ難しいこと考えず頭空っぽにして読めば良いと思う。 | ||||
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今でも時折思う。 何もかもが嫌になって清算したくたって、 死んでしまったら何も清算できないし、 生産できない。 真実はただ目の前にある今が真実ということ。 生きていると感じられるのも今この時だから。 | ||||
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いささか 伊坂幸太郎の裏側の作品かな。 奥さんにいつもたしなめられているような関係。 鈴木のイメージが 堺雅人に つながってしょうがない。 しじみ にこだわるところが、なんともいえず たのしい。 そして 最後に言う やるしかないじゃない。君の言う通り。 妻の言うことに 逆らってはいけない。 | ||||
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以前、2回読んでますが久しぶりに読みたくなって購入しました。 3回目にもかかわらず一気に読んでしまいました。 名作だと思います。 | ||||
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マリアビートルも面白いが、動きという点ではグラスホッパーのほうがエンターテイメント性高いかな。 | ||||
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