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グラスホッパー
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グラスホッパーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.70pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全70件 61~70 4/4ページ
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これって面白いですかね? 重力ピエロや死神の精度よりは良かった・・・と思いたいですが、この本を人に薦めることはないでしょう、きっと。 文体や会話などが好きでないのと、予想どおりな展開。 オチくらいは読者を唸らせて欲しいかったです。 伊坂さんってなんでこんなに売れているんでしょう・・・謎です。 | ||||
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主人公の鈴木が奥さんの仇を横取りした相手をつけるとあったので、押し屋対平凡な 復讐者的なお話なのかなと思っていたら、押し屋、殺し屋、自殺屋、犯罪組織などが蠢く、 現代の殺伐とした世界が描かれている小説でした。 子供二人を除けば、嫌なタイプの人間がてんこ盛りで、読んでいて重い気分に。 伊坂さんの文章それ自体は、リアリティーがあってとても魅力的ですが、登場人物に 感情移入しながら、読むのが好きな人間にとっては、あまりお勧めできないタイプの 小説です。 そういう意味で、伊坂作品初心者部門の方には、他の本から初めていただきたいかな。 色々なタイプの本を書かれている方ですから。 | ||||
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あらすじから、復讐の善悪を巡る描写が展開されると期待して読んだが落胆してしまいました。 主人公の復讐観念が物語の根幹となるかと思いきや、それは単なる状況設定に過ぎず、これは殺し屋達を巡る単なるエンターテイメント作品でした。作中、罪と罰が登場したことから多分に期待をよせてしまっただけに、個人的にはう〜んという感じです。 動きがある作品なので小説よりも、原作にして実力のある漫画家に作画させたほうがエンタメ作品として楽しめるのではないでしょうか?頭をからっぽにして楽しめば、それなりに楽しめます。 ただ後半、ちらりと命に関する作者の観点(結局は命よりも利便性が優先される)には、看過できないものがあると思いました。とても短く、この場合は交通事故とテロリストという比較のみを取り上げていましたが、内省してみればこういう観点は世の中の色々な場面で確認できるはずです。人の命は、意図的にせよ無意識にせよ誰かの都合で日々失われていくという厳然たる事実を感じざるをえません。何より主人公は復讐の為に、多くの人を犠牲にしてきました。そして、それも仕方のないことだと言います。清廉潔白な主人公ではなくこのような主人公を設定したことで、作者が意図的に復讐の是非にゆさぶりをかけてきたようにも思えます。 | ||||
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この方の作品は、なぁんかしっくりこない、馴染めない。なんでかな?と思っていたが、恐らく、作者の世界観?と自分のが違うからなんだろうと、この作品でわかった。世の中、こんな世界はあると思わせるリアリティを感じる。ナイフで人を刺した時の描写も、とても現実的。槿という人物は、魅力的。しかし、主人公のような男性はいないって。ひとりの女性をそこまで追い求めたりしない。他の作品にも、同じことを感じてしっくりこないのだと思う。 | ||||
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☆ひとつは伊坂作品としては、という意味です。普通なら十分☆☆☆☆〜でしょう。 他作品は何度も読み返してしまう魅力がありますが、本作品は? 読直後なので、何年か過ぎたら印象も変わっているかもしれません・・・。 | ||||
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これまで3作品読んできてお腹いっぱいなかんじ。 伏線の張り方はうまいと思うけど、どの作品を読んでも同じに見えてしまう。 読後には清々しさは残るものの、それで何が言いたかったの?となってしまうあたりエンターテインメントではあるけれど、それ以外の何物でもないのかな。 嫌いじゃないけど、また読みたくなるというのとは違うと思う。 最後、鈴木が妻に向かってつぶやく科白は、印象的ではあるが…。 | ||||
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初めて読んだ伊坂作品がこれだったんですが、途中で飽きて結末だけ読んじゃいました。 ひとつひとつのシーンの描写にグッと惹きつけられるようなことも無いし はじめから読んでも、いまいち作品にのめり込めるきっかけが見つからなかったので スリリングな展開であろうところも、なんだかそう感じられませんでした。 あと登場人物の設定も甘い気がして、馬鹿っぽいやつなのに急に哲学的なことを言ったり ロック好きであろう主人公とその妻なんですが、そのロックっぽいセリフが なんとも不自然で気持ち悪い上ピンと粉こなかったし、ほかにも感情の読めないキャラクターばかりで感情移入できず、ちっとも面白くなかったです。 個人的な好き嫌いなのかもしれませんが、僕はこの作品を絶賛されるべきものではないと思いました。 でも取り立ててこき下ろされるようなものでもないので☆二つ。 | ||||
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伊坂幸太郎さまにはまりつつある私ですが、この本は・・・イマイチでした。 鯨の幻覚を何度も出し、死者が出てくるのが、「それはないだろ!」と。 まだ、「死神」を出した方が、潔いと思ってしまいました。(ちなみに死神の精度は星5つです) 一気に読める作品ではありますが、う〜ん・・・ごめんなさい。伊坂様。 | ||||
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正直、欠点が多すぎ。そもそも小説というものは御都合主義である、という考え方もあるが、ここまで極端だと。あまりにも不自然で無理な設定が多すぎて、小説的リアリティにも欠ける。整合性にも問題あり。そういうことが気になる人には薦められません。劇画レベルのリアリティなので、そういう感覚で読める人にはいいかもしれないけど。 | ||||
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う~ん…三人のオトコのお話がやがて一つのお話になっていく構成なのですが、結局通しての主人公は“鈴木”なのだからある地点で“三つのお話”という構成を取っ払った方が良かったのでは?もっと鈴木の存在を軸にして全体を展開した方が良かったのでは??なんだかお話の流れが詰まって盛り上がりに欠け、最後の最後のカタルシスも薄く終わっちゃったなぁ~と。とっても期待して読み始めたのですが正直退屈してしまいました。お話の展開が予測の範疇だったり、また展開に少々無理があったり粗かったり…しかしなりより残念なのはボクには三人のオトコたちに共感が持てず、愛すべき存在には成らなかったコトです。とても痛いトコです。主人公も、それを書いた作家も頭の中が饒舌で少々理屈っぽい感じが残りました。きっとこのホンは伊坂さんの転換の一冊なのだと思います。“転換”なのですから期待して待ちたいです。 | ||||
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