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(短編集)

死神の精度



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【この小説が収録されている参考書籍】
死神の精度
死神の精度 (文春文庫)
死神の精度 (文春文庫 い 70-3)

死神の精度の評価: 4.24/5点 レビュー 400件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.24pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全325件 121~140 7/17ページ
No.205:
(4pt)

読みやすい

小説はあまり読まないんですが、暇つぶしに購入しました。
題名の割にあっさりとした内容で、気持ち良くサクサクと読めました。
読書初心者におすすめします。
死神の精度Amazon書評・レビュー:死神の精度より
4163239804
No.204:
(5pt)

初めて伊坂幸太郎の作品を読みました。

主人公の死神「千葉」の仕事は一週間後に死を迎える予定の人間に対し、その死が「可」かそれとも「見送り」なのか一週間その人間を観察し判断することである。千葉は人間の行動や感情を理解できないと感じながら、あるいはどうでもいいと思いながらも、どこか人間に対し優しさ、思いやりをもっており、そんな彼に人間も魅せられていたのかもしれない。人間を客観視でき、楽しめる良書。
死神の精度Amazon書評・レビュー:死神の精度より
4163239804
No.203:
(4pt)

発想が面白い

死神が亡くなる前に本人の前に現れて死んでいいかどうかを判断する発想が面白い。短編集であるが、1冊の中で繋がりのある物もあり読んでいて飽きがこなく面白く読める。
死神の精度Amazon書評・レビュー:死神の精度より
4163239804
No.202:
(4pt)

独特の世界に引き込まれます。

主人公の死神が7日間の調査後にその人間の生死を決めるというストーリーで6つの物語が収録されている。

本格的なサスペンスではないが、独特の世界に引き込まれます。

短編集なのだが、リンクしている部分もあるので最初から順番に読んでいくのがお勧めです。
死神の精度Amazon書評・レビュー:死神の精度より
4163239804
No.201:
(5pt)

ラストに集束する伏線が見事の一言に尽きる

自分自身は死ぬ事がなく、恐らく気の遠くなるような永劫の時の中に存在するが故に、移ろいゆく人間の命の儚さなど一瞥だにせず、ただただ淡々と職務を遂行する一人の死神「千葉」。痛みも無いかわりに味覚などもなく、およそ人間が抱くであろう恐怖や喜びという感情が全く理解できない彼の視点を通して描かれる群像劇です。

彼の仕事は死亡対象になった人間を一週間調査し、殺すべきか見送るべきかを判断する事。もちろん人間の死に意味や悲壮感を一切感じないので基本的にはほとんどの対象者が「可」の判定になり、事故や他殺で死んでいきます。同僚の死神(という設定も斬新ですが)たちはろくに調査せず「可」の判断を下すのに対し、千葉はその生真面目さからきちんと調査を行い、判断する(といっても基本的に可になるんですが)という変わり者の死神という性格付けが為されており、それ故にもうすぐ死ぬであろう様々な人たちと千葉との関わりが面白く、また千葉の視点を通した素朴な疑問として、私たちが何気なく見たり認識している事が実は結構な矛盾をはらんでいたりする事に気づかせてくれたりします。

それぞれのエピソードはどれも特徴があり、読んでいて一切飽きさせません。そのどれもが小気味良いテンポで進んでいき不思議な読後感を残してくれます。あまりにテンポが良いので普通に読み進めてしまいますが、実はエピソード間でのつながりがあったりしてその巧みさに驚かされました。「いまどきCDなんて―」の意味が最初はさっぱり分からなかったのですが、それが分かった時の一気に世界が広がり、またつながっていく様は本当に見事としか言い様がありません。

何よりこのラストシーンで広がる世界は至極当たり前の風景であるにも関わらず、それを見ているのが死神・千葉であるが故に非常に感動的なエピソードになっており、更にラストエピソードの老女が誰なのかの明かし方がもう絶妙なので、この老女のいう人生観、死生観が凄まじい説得力をもって胸に迫ります。

それは「良いことも悪いことも等しくあるのが人生であり、どんな人でも生まれるのも死ぬのも人生でたった一度きり。自分の人生がどうだったかは死ぬ瞬間まで分からないんだよ」と声高に語り掛けてくれているようで、本当に素晴らしいエンディングだったと思います。

単純なお涙ちょうだいではない、それでいて清々しい感動が胸に静かに広がるこの作品は正に傑作でしょう。永遠を生きる死神という存在の特性を上手く活かした素晴らしい作品でした。
死神の精度Amazon書評・レビュー:死神の精度より
4163239804
No.200:
(5pt)

伊坂幸太郎ワールド。

こんな死神なら会ってみたい。短編毎にターゲット(死ぬ人)が違うのだが、上手に絡んでいる。繋がっている。井坂ワールドですね。
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No.199:
(5pt)

伊坂幸太郎らしい作品。

でも、久しぶりに読み返したら途中で泣いてしまいました。
伊坂作品で笑うことはあっても泣かされるとは…。
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4163239804
No.198:
(5pt)

友人への贈り物にしました。

とてもこの本が好きで、既に持っていますが、友人への贈り物として二冊めを買いました。
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4163239804
No.197:
(5pt)

とても満足しています。

感動しました。納品や支払い手続きにストレスはなく満足しています。
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No.196:
(4pt)

技巧が冴えてます

短編集、なのだが実は最終的に1つの繋がりが見える、という感じの作り。
全部が繋がっているわけでもない(と私は理解した)が、密かな連続性が垣間見えるというのはなかなか心をくすぐる作りです。

死神が主人公になっているのはそれ自体がユニークであるというだけでなく、話を俯瞰して見ることが許されるという点でも良かったのではないでしょうか。

個人的には老人の哀愁というか、そういうのが好みでもあるので、本作は非常によろしかったです。
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No.195:
(4pt)

サクッと読めるファンタジー

無駄を欠いたサクサク読める文章で、それぞれ独立した話が最後に繋がるのが小気味良かったです。夢破れたり、死に別れたり、いろいろあったあの人達は、千葉に会えたことで幸せになったのかな、と思えました。
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No.194:
(4pt)

千葉さん(仮)にあいたい

数年ぶりに、伊坂作品を読みました。

死神の設定が素敵でした。

短編集で、それぞれの話の、ちょっと気になる「謎」も楽しめます。

さらりと冷酷で、ちょっとおちゃめな

死神の千葉さん(仮)がなんとも言えない。

続編が読んでみたいけど、

これはこのままでも、というか

このままのほうがいいのかなとも思う。

派手さはないけど、「おもしろい」話でした。

(ちょっと疑問なんだけど、

CDショップとかできる前は、

彼らはどうやって

「ミュージック」への渇望(?)を

満たしていたのだろう?)
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No.193:
(4pt)

お洒落なフィクション、読みやすい

結構前に話題になったタイトルでまだ読んだことが無かったのでkindle版で購入しました。
悲しい物語が多いのですが、「死神目線」で語っているのでどこか客観的で
よい感じに悲しさが薄れている感じがします。
こんな風に、見た目や性格を変えて色々な人と接する仕事が「死神」の仕事ならば、
ものすごく大変だと思いました(笑)
やくざのお話と、歌手になる女の子のお話が未来へつながっていくところがよかったです。
死神は人の心に取り入るのが上手なんだな、と変に納得してしまいました。
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No.192:
(4pt)

死神の精度

ユーモアの欠片すらも持たない死神の目線で語られる人間の死についての物語だが、死神と死を目前に控えた人間達の会話がまるで塩分控え目だけどダシが程好く利いて旨味溢れるような文体で描かれています。 『旨さ控え目』で後味の悪い作品が多い昨今、久しぶりに良い作品に出会えました。
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No.191:
(4pt)

短編集

短編集。と、言っても主人公は共通の『死神』。この死神と人間の関係、たち位置が面白かった。
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No.190:
(5pt)

死神の精度

この方の作品ははじめて読みましたが、
是非他の作品も読んでみたいと思いました。

人間の死が関わる話であるにも関わらず、なぜか温かい気持ちになったり、
死神のキャラクターがとても愛らしかったり、
それぞれが別の話なのに意外なところで繋がっていたり。
最後まで飽きずに、一気に読みました。

タイトルを見てもっとどんよりした世界観の作品かと思いましたがそうではなく、
死神の言動がいい味を出した軽快なものでした。
死神の精度Amazon書評・レビュー:死神の精度より
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No.189:
(5pt)

おすすめ!

すごく面白かったです。一気に読み終わりました。やっぱり伊坂さん、間違いないです!!!
死神の精度Amazon書評・レビュー:死神の精度より
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No.188:
(5pt)

面白かった

伊坂幸太郎さんの作品は初めてでしたが、おもしろかったです。最後は「あ~!」って感じでした。
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No.187:
(5pt)

nice

面白くって一気に読んでしまいました。
続編を期待してしまいます。
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4163239804
No.186:
(4pt)

CD Shopに居るんですね♪

上手い方法だと思いました。(なんだか偉そうですみません。)

色々な立場のひとが 主人公になって
物語が語られるのは 楽しい。

1つ1つの話の主人公を想像して
"無口"の 力を 再確認したり…。

伊坂さん大好きです!
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