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(短編集)
死神の精度
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死神の精度の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.24pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全50件 21~40 2/3ページ
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黒執事にでてくる死神と少し設定が被ってますが、黒執事のほうがおもしろいなあ、と思ってしまいました。ヤクザのでてくる回は割と良いです。短編なので、軽く読めます。 | ||||
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初の伊坂の作品ですが、ここまで高評価で売れている理由はあまり理解できませんでした。 読み通して、各所読者を引き込むテクニックはあるとおもいますが、私にとっては記憶にも残らない普通の作品です。 大衆受けしてるとは言え、好みではなかったというだけかもしれません。 | ||||
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思ったよりファンタジーだった。 最後まで読み切る前に飽きてしまったのでこんなもんかな。 | ||||
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人というものを一歩下がった視点から客観的に見た時に、「死」というものはこういうものなのかなぁと主人公の死神の言葉に、ある種の納得を憶えた。 一つ一つの話は一話完結になっているが、数話が最終話への伏線となっており、所々で過去の話が思い出され、思わず「あぁ、あの場面か」とうなずかされた。 最終話を読み終わった後に、雲に覆われた空しか知らない死神が、初めて青空を見たときに何を思い、そして最後の死に対して何を感じたのが無性に知りたいと思った。 | ||||
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私はこの人の書く文章が凄く好きです。 ユーモアがあって、1話読み終えるごとに優しいキモチになれます。 6話収録されていて、中には乗れない話もありました。 特にミステリーという観点からみれば消化不良に陥るかと。 なので本格ミステリー好きな人にはあまりオススメ出来ません。 でも死神・千葉のキャラは最高。 マジメなのにどこかすっとぼけた会話が笑えます。 死神というだけあって死を扱う話ではあるけれど、 重くないので軽く読めちゃいます。 中でも「恋愛で死神」が好きです。 全編読むと分かる、ちょっとした仕掛けがあるところも良いです。 「重力ピエロ」の春くんらしき人物が出てくるので、 それを読んだ後に読むとより楽しめると思います。 | ||||
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人の死の「可」「見送り」を判断する職業、死神。 死が予定される人を1週間観察して判断する。 ありそうで無さそうな設定。 軽くも重くもないストーリー。 あっと言わせるカラクリは無いけど、読ませる何かがあります。 必ず「救い」がある訳でなく、淡々と進む展開だけど読ませます。 6つの短編で、読みやすい。 | ||||
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淡々と進むストーリー いろいろな役割のある死神たち 一気によめる短編集だが 不思議と後味もあっさり。 さわやか過ぎて記憶に残りにくいかな。 | ||||
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死神が主人公という設定自体は悪くない。だが、死神が人間の世界について知っていることと知らないことのレベルがご都合主義的にコロコロ変わってキャラがいまいち確立していないのが残念。それでも、伊坂作品らしく他の章に出てきた人物とのリンクが随所に張られたりして読みやすいので及第点。 | ||||
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クールでどこか奇妙な死神を中心に6つの人生が展開されています。伏線が張り巡らされており、それは或る事柄により全て繋がっています。不可避である「死」に対峙する時、人は何を思い、どのような行動とるのでしょうか。「人が生きているうちの大半は、人生じゃなくて、ただの時間、だ」 | ||||
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現時点で既に3桁にのぼって寄せられているレヴューが、このページに目を通している貴方の読書欲の背中をぐっと押してくれるでしょう。「名前は聞いたことあるけど読んだことはない」人にとって、正に敷居となれる作品です(だからこその★3つ)。 個人的には本作が初めて読んだ伊坂作品で、最初に本作の頁を繰ったのは正解だったと思っています。複数作品を読了した今になってみると、筆者の持つ個性のエッセンスが一揃い備わっています。これほど脳裏に映像化し易い文体は、おいそれと書けるものじゃありません。もし死神を演じさせるなら…キャスティングを考えながら読んでみて下さい。 | ||||
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伊阪作品の中でも一番のお勧めと聞き手にした本。死神演じる一般人からずれた人間、千葉さんが主人公の短編小説。 死神を使った、一般人と異なるキャラ設定がうまく、ユーモアあり、ミステリーあり、時折ファンタジーっぽく、 それでいて人間的な小説と、独特の世界があり不思議な魅力をもっている小説です。 プロットや伏線もうまく設定されていて、気楽に読める面白い小説だと思いますが、 夢中になって読むほどではなかったので星3つ。 | ||||
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いろんな意味で問題なのは『恋愛で死神』、の8章である。 あれをああしてしまうのが著者の魅力であり、あれをああせざるをえないのが著者(のスタイル)の限界である。 小説とは、あれをああしておしまいにしてはいけないと思う。いや、あれをああしても悪いわけではないが、あれをああするような話しをいつまでも書き続けてはほしくないなあということだ。あれがああで終わりでは、ただのよくできためちゃくちゃ面白い映画のシナリオではないか。 あるいは、伊坂幸太郎の生み出した「小説と映画シナリオのあいのこ」文体が、次代の「小説」のメインストリームになるのだろうか。 | ||||
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他の作品に比べるとパワー不足。 でも、一つ一つのストーリーや、人物像がとても個性的で、電車の中や寝る前にちょっと読む短編集だと思えばとてもいいと思います。 | ||||
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推協賞受賞作の表題作を含む、六つの短編集。人間界に派遣された死神が対象の人間を観察して、死なせるか否かを決定し、死神界に報告するという、一見、戦慄もののシチュエーションだ。 だが、この小説の死神は、生殺与奪を握っているとはいっても、決してオカルトめいてはおらず、むしろ清々しさすら感じさせる。それは、旧来型の死神像とは趣の異なる、死神の人間臭さ故だ。人間に死をもたらすのに人間の音楽の虜になるというコミカルな属性も痛快だし、理不尽な人間界へのアイロニーとして死神が暗喩的に描写されているのも興味深い。 ミステリにカテゴライズされる本作、エンターテイメントとしては上々だが、謎解きの点では押しが弱いか。死神のルールが活かされている「死神と藤田」ではミステリ要素が希薄だし、逆にミステリ要素が濃厚な「吹雪に死神」では死神のルールがご都合主義に尽きる。 全体的に楽しく読めたが、こういったバランス関係がもっと意識されていれば、頭一つ抜け出た秀作になっただろう。ユーモアとシニシズムを併せ持った独創的な趣向の作品だけに、著者の今後に期待したい。 | ||||
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評価が高かったので読んでみたがなんか普通過ぎて拍子抜けしました。なんてことない話を死神という設定の面白さで読ませてるだけ。キャラに深みはなく、話に面白みはなく、驚きの落ちがあるわけでもない。ドラマにしたら面白そうだが小説でコレはないわ。 | ||||
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それぞれの短編に仕込がしてあって、最後の話「死神対老女」で上手くまとま る6編の短編集。その6編に登場する同一の主人公(死神)を通じて語られていく 内容。 雑誌の連載のときにそういう意図で書かれたのかどうかは分からないが、なか なかきれいなまとまりがあり、一冊になって物語がきちんと完成した感じだ。 伊坂氏の他の作品の登場人物らしき人影もあり、その作品を読んでいれば、そ の辺りも楽しめる。 一つ一つの短編としてはちょっとどうかな?と思うが、読みきってみてはじめ て「なるほどねぇ。こういう仕掛けか・・・」という感想を抱いた。 | ||||
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何処かしら行き当たりばったりで常に読者の予想を裏切ってオリジナルな世界で楽しませて呉れる作者ですが、本作を読むと実に綿密に計算され尽くされていることがよく分かります(当たり前)。 ハードボイルド風のキャラも納得ですが、それが何処かコミカルな味を持ち合わせており、相変わらず設定の妙が冴えてますね。大変読み易くもある佳作です。 | ||||
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設定や物語の進行は、すごく良く書けたライトノベルのような印象。読みやすくて程よく深い。幅広い層に人気があることも納得できた。 第一章を読み終わった後、「どうせ最後はこうなるんでしょ」と思って読み進めていたら、最後には少しだけオマケが用意されていて嬉しくなった。結局殺しているのは主人公なんだけれどねw すごく文芸しているわけでもないけれど、だからといって力を抜いてしまうような作品でもない。気楽に読んで、少しだけ良い気分にさせてくれる作品だった。 | ||||
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その死神の名は… 千葉さん。 え。 この作品の中の死神は、 背中に翼が生えているわけでも、 リンゴをかじるわけでも、 ノートに名前を書くわけでも、 なくて、 クールで 淡々と仕事をこなす、 千葉さん です。 死神の仕事とは、 情報部からの命に従い、 割り振られた人間と接触し、 その者が死に値する人間かどうか 見定めること。 彼が「可」を出せば ヒトは死に、 「不可」を出せば 命を永らえることができる。 もっとも、 誰も、千葉さんが死神だとは気づかない。 短編がいくつか収められており、 それぞれ、様々な状況下での 彼の仕事ぶりが ユニークなタッチで描かれています。 決してホラーでもミステリーでもなく、 どっちかというと… ヒューマン系?? ミュージックをこよなく愛し、 暇ができれば ショップにCDを視聴しにいくという、 なんだか さるきちの身近にもいそうな 親近感わく死神です。 あ。でも来てほしくないけど。 | ||||
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出会って数日間で、その人間が死ぬか生きるかを決める「死神」。 多少ずれた死神の目線で見ているせいか、悲壮さはなく、どれも軽い感じで読みやすかったです。 人物の中にある軽い伏線も、鬱陶しくない程度でした。 また、死ぬところまでを追うわけでもなくて、ふわりとラストを迎える話も多く、お話がマンネリ化していなかったのもよかった。 基本のストーリーは同じなのに、どれもそれぞれ違う話で、パターンや見せ方も違って、うまいなあ、と思いました。 個人的には、やくざをジャッジする「死神と藤田」がかっこよくて好きでした。 | ||||
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