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ゴールデンスランバー
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ゴールデンスランバーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.82pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全296件 101~120 6/15ページ
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very good. truly good. great. amazing. | ||||
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首相暗殺、というハードな事件をめぐる、いわゆる「まきこまれ」主人公の物語。最終章前までは、比較的堅い文章で、社会派てきな硬派な様子だが、最終章で様々な伏線回収が行われる。その様は、少し出来過ぎな感もあるが、そのロマンチックといってもいいほどの仕掛けには、こちらが「負け」てしまう。一番最後の場面でも、思わぬ伏線回収があるが、これは無くても良かったのではないか? あまりにリアリティが損なわれるのではないか? と危ぶむほどだが、かといって、それが無かったとしたら、と考えると、やっぱりあったほうが良かった、と思わせるのは作者の手腕のなせる技だろう。エンターテイメントとリアリティという点では考えさせられる点もあるが、決して読んだ事を後悔する作品ではない。友人などに読む事を勧めるかと言われれば、勧めるであろう作品である。忘れる事が難しい物語である、とも言っていいかも知れない。 | ||||
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ラストシーンが秀逸だった。エレベーターのボタンを主人公が親指で押すことで昔の彼女が主人公に気づくところが何とも絶妙。 | ||||
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2009年に出た単行本の文庫化。 舞台は仙台。首相の爆殺事件が起こり、犯人に仕立てられた青年の逃亡劇が始まるというストーリー。ケネディ暗殺を下敷きとしている。 実際には国家的陰謀による暗殺であり、政治家や警察の横暴、情報統制社会の恐ろしさが描き込まれている。そのあたりの怖さはばっちりだ。 伏線を回収する手際が見事。考え抜かれた構成で、終盤にパズルがするするとまとまっていくカタルシスがある。ただ、矛盾や説明されていない点も少なくなく、そのあたりがどうしても気になってしまう。 とはいえ、気の利いた台詞やディテールが印象深く、楽しい読書であった。 | ||||
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なかなかに緻密な構成となっており何度も「おお!」と思いながら読みました。 登場人物が感じている気持ちがよく伝わってきて感情移入たっぷりに読めた。 時系列の構成も見事で、あとから読み返して新たな発見があったりで、実に面白かった。 読後もちょっとひきずられる感じで、実にいい感じです。 | ||||
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大学時代に、あるいは自分をかたちづくる青春期に、どれだけ仲間と恥ずかしい記憶があるか、もうその一点が、この小説を楽しむ真髄やと思う。 あの時のあの人間関係が、いつかどんな形でも自分を救ってくれるような気がしてならない。そういう中二な、いや、大二(笑)な妄想が描くご都合主義とか言われそうな展開。点が線になり、スピードのあるうねりをもってラストへ。この構成力は見事。引き込まれたもん勝ち。 たいへんよくできましたとか痴漢は死ねの伏線は読み手みんなが回収予想ついて当たり前で、それ込みの読後の満足感共有ー、みたいな。 大体ブツブツいうみんな、どこまでこの手の小説にリアリティーを求めてるん。自分のなかで線ひかな。 純粋にエンターテイメントの傑作。映画にも期待しよ。 | ||||
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事情があって、仙台へは行かなかったのですが、 いつも事前に、推理小説を読みます。 この小説は、アタリでした。そういえば、TVで見たことを思い出しました。 | ||||
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ご都合主義的に主人公は助けられていくのに、なにひとつ綺麗に解決しないちょっと後味の悪いラストが中途半端にリアル。 うーんこのアンバランスさ | ||||
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最近は大活躍の彼ですが、これを読まずしてほかの作品は語れません。 | ||||
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伊坂さんの作品はたいがい読んでいますが、なぜかこれは読みもれていて、やっと読みましたが、やっぱり最高です。 読後感が秀逸です。 | ||||
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本読みの知り合いに伊坂幸太郎を勧められて、ギャングものなど、軽いものを読んだが、これが一番気に入りました。 弱った時に信じてくれる知り合いって、私にもいるのかな…とか考えましたし、この小説の中では主人公の人柄がいいせいか、いい仲間に恵まれていて、節々で感動しました。 最後生き抜く姿も惜しい気もしましたが、いいなと思えました。 | ||||
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伊坂幸太郎の本はどれを読んでも面白い。いつの間にか伊坂幸太郎ワールドに入り込んでいる私です。 | ||||
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いろんな登場人物がでてきて、かなり面白い。映画にすると面白そうだと思う。 | ||||
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歩きながらでもiPhoneで読めるのはよかった。話自体はもちろん面白いし、この評価はKindleと関係ないかもしれないが、手軽に読めるという事は大事。映画を見てから興味を持ち読んだが小説はもちろん映画とは違った開幕でぜひ、読むべし。 | ||||
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「魔王」「モダンタイムス」と読んできて、「モダンタイムス」の後書きで作者が、同時期に並行して執筆していた作品として「ゴールデンスランバー」を紹介していた。そのあざとさに不快感を感じつつ、結局読んでしまった意志薄弱な私であるw ただ、物語としては結末まで一気に読ませる面白さで、断然前2作よりこちらのほうが勝っていたように思う。「魔王」で独裁を「モダンタイムス」では独裁者さえも凌駕してしまう国家というシステムの恐ろしさを、そして、この「ゴールデンスランバー」では「管理社会」をテーマにしていたのだろうが、前2作にくらべて、この作品は社会性は希薄だ。首相暗殺犯の濡れ衣をきせられた男という社会的な主人公のシュチュエーションにもかかわらず、中心に描かれているのは、主人公と社会に出てから散り散りになった学生時代の仲間達、仲間達の周辺を取り巻く癖は歩けど憎めない権力とは縁遠い人々の心のふれあいである。 久々におもしろくて一気に読んだ。 「ゴールデンスランバー」というタイトルもいいね♪ 読んでいる間、私の脳裏にも常にポールマッカートニーの声がBGMとして流れ続けた。 ただね、結末まで読んでも事件の仕組みは解明されない。 「まだ続編あるのかよっ」と突っ込みたくなるくらい伊坂幸太郎は、商業的である。 そんな伊坂らしいにやっとせずにはいられない素敵なエンディングだったw | ||||
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日常に転がる「陰謀論」。誰にでもふりかかる事なのかもしれないという雰囲気を忍ばせつつ、大胆スリリングに描くという。読み終わった後に、これは公表されないだけで日常よくある話なんじゃないか(首相暗殺で無実の罪を被せられるという大それたテーマではなく、もっと小さな事件にまで及ぶ)と、思ったのだけれど、それは「陰謀論」ネタが好きかどうかという趣向の違いであって、諸説「陰謀論」が好きな方でもけっして不満足に感じる作品ではないと思います。それは、主人公である青柳と周辺の人間が巻き起こす距離感が、たまらなくドキドキする、から。映画との違いは、青柳が元宅配便ドライバーだった設定だったけど、現職の宅配便ドライバーに変更になっていた。個人的には時の人となった青柳が辞めた原作の方が共感しました。 | ||||
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スッキリしない、納得いかないお話だけど、ハラハラドキドキの展開はさすが伊坂さん。しかも、淋しいだけではなく、ジーンとするラストには参りました。淡くて切ないラブストーリーの一面も。伊坂さんのお話って、ニヤリとする所と切ない所があるけど、このお話のラストは好きだなぁ~。 | ||||
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こんな話だとは思わなかった。伊坂さんの本は初めて読了しましたが、本作はオススメできる一品です。けど、一体事件の全容は???と気になりました。 | ||||
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なんというか、もう、一つのジャンルとして、確立しているね。安心して読める作家です。軽い文体と、軽快に進むストーリーと、見事に回収される伏線と。伏線を回収するのが面倒になって、本作では若干手抜きをしたと語っているようだが(木村俊介による解説)、全然そんなことはない。 ストーリーは、国家権力(これが陰謀史観的イメージで描かれすぎで突っ込みどころ満載ではあるが、そういうところの緻密さには別に期待していないので全然良い)によって重大犯罪事件の犯人に仕立て上げられた青年が、警察機構の眼をかいくぐって、昔の別れた恋人の助けも借りながら、逃げのびていくという話。この昔の恋人との距離の描き方が絶妙である。もどかしいという人もいるかもしれないし、男も女も昔の恋人に思い入れありすぎでしょ、という人もいるかもしれないが、個人的にはこういう甘酸っぱさがツボである。甘すぎず、冷たすぎない感じが伊坂作品の心地よいところである。 [・・・] | ||||
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以前に読んで気に入ってたので。。。 電子化されて良かったです。 | ||||
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