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ゴールデンスランバー
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ゴールデンスランバーの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.82pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全299件 241~260 13/15ページ
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| 伊坂幸太郎氏の最新作だ。帯には「伊坂的娯楽小説突抜頂点」と明記されているが、たしかに彼自身の持ち味が十分に活かされた読み応えある作品だった。個人的にジョン・F・ケネディ暗殺事件には関心があったので、それをモチーフにした本作品の展開構成には最初から惹かれるものがあった。さまざまなシーン・会話が見事に繋がり、立派なオーケストラの演奏を味わっているような感覚に浸ることができるのは伊坂氏の筆力である。タイトルも印象的だった。 首相暗殺の濡れ衣を着せられたある男と彼を偶発的に応援するかつての友人達らとの触れ合いに多くのことを考えさせられた。しかも500頁を超える大作であるため、読了するまでに意外と時間がかかった。一気に読み終えた読者もいるかもしれないが、私には大変だった。興味深い作風・内容であるとは思いつつも、途中で頓挫してしまうのではないかと幾度も危惧した。今こうしたレビューを書いているのは、きちんと最後まで読み終えたからである。当然のことではあるが、今回ばかりはそれが何より嬉しい。 「第四部:事件」がとにかく長い。自分が「逃亡者」にでもなったスリリングな気分になるが、関心事は「最終的にはどうなるんだ?」という一点だ。十二分に読者を引っ張っておいて、「第五部:事件から三ヵ月後」のコンパクトな締めくくりがかえって心地よかったりする。最後にもらった「たいへんよくできました」というスタンプは一体どんな意味を持っているのか。このエンディングに私は安堵した。そして伊坂氏の人間らしさを何となく垣間見たように思うのである。伊坂的娯楽小説の貫徹ともいうべき本書のメッセージとは何か。本書を通じて作者は読者に何を感じ取ってほしかったのか。「娯楽=エンターテイメント」という単純な話ではないだろう。「現時点の集大成」というから、今度も彼の作品は進化を遂げてゆくということだろう。私なりに注目していきたい。 | ||||
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| ありえないストーリーなんだけど手に汗握って一気に読みました 青柳が絶対にやってないことを読者は知ってるから ただひとつ「彼が逃げのびること」だけを祈って・・・。 ひとつひとつのカットが映像を見ているかのように鮮やかに浮かぶ。 きっと映像化されるだろうなぁ んー、でも傑作ではない。 ウィットに富んだ会話や物語の随所にちりばめられた伏線は さすが伊坂幸太郎! センスのいい作家なのは間違いない。 けど、今回のこの作品はあまりにも都合がよすぎて、荒い。 非現実的な設定にそれがさらに輪をかけている。 情報に惑わされずに、 大事なことや真実を自分で見極める眼を持つことの重要さ。 自分の含め、世間は情報を鵜呑みにしすぎなのかもしれない。 確かな目を持つことは自分自身を守ることにもつながるのかもしれません。 | ||||
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| 仙台で起きた首相暗殺事件。 その事件の犯人として挙げられる主人公、青柳雅春が必死に逃げていく姿を描く本作。 あらかじめ事件の顛末を示し、伏線を張っておく構成はなかなか面白かった。 その伏線も様々な場面で生きてきて、特に最終章におけるそれは感動をも誘ってくれた。 長い話ではあるけれど、伊坂特有のサッパリと整った文体が長さを感じさせず、とても読み口が爽やかで良かった。 そういったあたりが伊坂の人気の秘訣なのだろうなぁ、と強く感じた。 物語自体も展開が上手く、状況描写力も高いため読んでいて飽きない。 また同時に、濡れ衣を着せられる、という分かりやすい悪意が存在していたことも本作が多くの人を楽しませる要因となっている。 とりあえず、面白いです、非常に。 自信を持って万人にお薦めできる傑作。 しかし、あと一つ、何かが欠けている気がするのは僕だけじゃないはず。 | ||||
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| 本屋大賞も受賞し、伊坂 幸太郎の最高傑作の呼び声高い割には今一つだったかな。 張り巡らされた伏線が収束していく様やストーリーの展開、ウイットに富んだ会話など さすがに伊坂幸太郎と唸るしかないのは相変わらずですが、現実感に乏しく、かといって 近未来の架空の世界のお話でもなくバランスの悪さを感じてしまう。 JFK暗殺をモチーフに、個人情報の侵害、冤罪などの重いテーマを扱いながら、重くなり過ぎないようにストーリーを構成しているのはわかるが、 ライトノベルにベクトルが傾きすぎて、必死に逃げる主人公の悲壮感があまり伝わってこないのが残念だ。 暇つぶしに読むには最高の書であるが、感動を求める方には向かないかと。 | ||||
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| 「逃げるしかない」 ケネディ大統領暗殺事件をモチーフにした、巨大な権力による陰謀に飲み込まれていく無力な若者の逃亡劇。 あいかわらずの伊坂節。軽妙な会話と、個性的なキャラクターたち。そして、無駄のない伏線の数々。本作はかなりの長編なので、よく気をつけていないと伏線などは見逃してしまいそうになる。そのため、第4章の途中、全体像が見えてきたところで第1部から3部は読み直すとよいでしょう。 舞台は仙台。魔王の登場人物も登場するなどクロスオーバーもしっかり入っており、伊坂ファンにはうれしい。いわゆるビックブラザーの陰謀と非力な個人の戦いという、G.オーウェル以来の重いテーマの作品であるが、軽くしなやかなエンターテイメントに仕上げているのはさすがです。 ただ、驚きという意味では、「ラッシュライフ」を超えていないし、軽妙さでは、「陽気なギャング」には及ばない。シリアスさでは、「魔王」が勝る。でも、逆に、これらのいいところどりをして、うまくつなぎ合わせているという意味では、伊坂幸太郎の今を知る上では最適な作品かもしれません。そういう意味では「たいへんよくできました」。 続々と映画化もされ、本屋大賞も受賞し、ますます人気に拍車がかかった伊坂さん。ファンはもちろん、初めての人にもおすすめ。なお、これを読んで面白い、と思ったら過去の作品も是非読んでくださいね。 | ||||
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| かなり長い作品でしたが、わりあい一気に読みきることができました。 とにかく構成がしっかりしていて、 まあたくさんの伏線が張られていて、 ここでこれが繋がるのか! と、感心することしきりでした。 が、あまりにも強引な展開に首をかしげてしまう部分もありました。 主人公の協力者たちのなかで、 「そんな都合のいい奴は出てこないだろう」と感じ、ひっかかってしまうところもあり、 別に、多少強引な展開でもいいのですが、 もう少し、主人公に協力するだけの必然性であったり、 脇役について、丁寧に書いてほしかった気もします。 (そうするとさらに話が長くなってしまいますが…) 読み終わって「面白かったなあ」という気持ちにはなりましたが、 強く深い感動、というものまでは感じられませんでした。 別に全編を通してのライトな感覚が悪いというわけではないのですが、 もうひとつ、作者がこの作品を通して表現したかったものが、 私には伝わらなかった、という感じです。 | ||||
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| 圧倒的な支持率を得ていた総理大臣が暗殺され、 その犯人として報道された青柳雅春。 彼の犯行の足跡が報道され、なぜ、彼が総理大臣を殺したのか…と 人々(読者含む)に思わせる展開から始まる。 しかし、その後一転して青柳雅春の視点で始まる物語では、 善良な青年があれよあれよという間に身に覚えの無い暗殺事件の犯人として 追い込まれていく姿が描かれている。 犯罪を犯した覚えは無いのに、警察から追われ、覚えの無い映像が全国に流される。 誰かがはめた、などというレベルではなく、何か大いなる存在が 描いたあらすじの主人公にいきなり抜擢されてしまったという恐怖。 誰を信じていいのか、誰にだまされているのかわからないまま どんどん追い詰められていく主人公と、彼を信じて逃げのびさせようとする 彼の友人や元恋人、家族たちを見ていると、思わず「がんばれ!逃げろ!」と思ってしまう。 青柳はどうなるのか、逃げ切れるのかという思いから一気に読んでしまった。 ありえない話なのかもしれないが、国レベルの組織が本気でやろうと思えば これくらい簡単じゃないかと思うと、ぞっとする。 いつもの「この話とこの話はどうつながるの?」という伊坂ワールドとはちょっと違って、 きちんとつながっているのは分かるんだけど、どうなるか読めない…という、 ある意味正統派のミステリー小説になっていたのではないだろうか。 | ||||
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| かかわる人を大切にしようと思った。思いやりの心。 記憶でつながる人のつながり。泣きそうになった。 モノローグとダイアローグにユーモアが染み渡っていて、よかった。 | ||||
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| 映画化しそう(笑) 伊坂作品の映画化が相次いで、本命のゴールデンスランバーが映画化されれば伊坂幸太郎の狙い通りになるんじゃないか。お金的な意味じゃなくて。 俺の予想だけど。 | ||||
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| いきなり何だかよくわからない巨大な陰謀に巻き込まれたら、恐ろしいんだけど、日本だとちょっと胡散臭くて笑ってしまいそう。でもそこが好きかも…。 最初のほうで、事件後に関係者が次々といなくなって…みたいなことや、その他、まだまだ複線がありそうな感じ…。ちょっとサイドストーリーとか期待してしまう…。 | ||||
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| 樋口晴子は友人と仙台駅近くのそば屋で昼食を食べていた。大学時代に交際していた相手:青柳雅春が話題に上り,過去に思いを馳せていると,金田首相がパレード中に爆弾によって暗殺された。数日後,暗殺の容疑者としてテレビで公開捜査の対象となったのが,その青柳であった・・・ 図書館で借りた直後に,本屋大賞が発表され2008年の大賞に輝いた作品である。第1部から4部で描かれた金田首相の暗殺の概要を,3部で容疑者側の人物たちを中心と描いている構成である。作者のその他の長編の漏れず,閉ざされた世界の中での,伏線が絡み合った作品であり,一気に収束するその世界観を堪能させてもたった。毎回ながらその世界観には感心させられる。特に最後の5部は「にやり」としてしまう場面の連続であり,思わず作者に拍手を送りたくなった。話の中で,The Beatlesのアルバム『AbbeyRoad』に収録されている「GoldenSlumber」という曲が引き合いに出されるのであるが,それがたまらず懐かしく本をめくる手も止まらない珠玉の物語であった。 | ||||
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| 単行本で買って良かったです。 仙台の市内になじみのある方、 学齢前のお子さんがいる 主婦の方には特におすすめです。 伊坂幸太郎さんの世界って、わたしには 今自分が暮らしている日々とほどんど違和感なく つながってる感じがします。 ああ、おもしろかった。 本の中の疾走と同じぐらいの速度で読める本を 読む幸福。 | ||||
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| 読んでみて面白かったけど、最初から最後というわけではない。とくに最初の数十ページは、伊坂さんの小説だから読めたけど、はっきりいって辛かった。終盤の重要な伏線ではあるけどね。 けど、なんだろうな……。あえていうなら政府の陰謀ももう少し触れてもらえると、よかったのかな。主人公は警察に追われ、裏ではなにか漠然とした陰謀に巻き込まれている恐怖感があるけど、伊坂さんの腕なら陰謀や黒幕の正体とかをそれとなく出せたのでは? もしやっていたなら、間違いなく最高の出来だったと思うけど、個人的にだが、残念なことに陰謀への暗示はされなかった。 これについては、作家伊坂幸太郎のライト感といえば、そうなのかもしれないけど、読後の余韻は爽快だとはいえなかったな。 望むのなら、ライトな感じに+αの伊坂幸太郎を見てみたいと思った。 | ||||
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| なにげなく書かれたダイアログが繋がって行き、それを読むうちに読者はメビウスの輪をたどる蟻のように翻弄されていく。 登場人物一人ひとりの吐くセリフに要注意デス。 | ||||
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| この本を、きっかけに伊坂幸太郎さんの小説に世界にのめり込みました。 読み手の心を、しっかりと掴んでいっきに読める本でした。 すばらしい本に出会えた事に嬉しく思いました。 | ||||
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| 休日の夕方5時からアビーロードをBGMに読み始めた。第二章途中、ヒア・カムス・ザ・サンからのB面(CDだけど…)のみ再生に変更、その後めしも食わず「爆読&猛読!」深夜2時読了。今まではどんなに面白い本でももったいないから一気読みはしなかったけどこれはページ閉じるところ無かったね。掛値なしに面白い小説ここにありますって宣伝したいぐらいに楽しめた本でした。 PS.アビーロードA面はジョンの濃厚な2曲がBGMにはヘビーすぎなんでB面オンリーで!文章とタイミングよくリンクするしね。 | ||||
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| いたるところに張り巡らされた伏線にびっくりです。後半は、「あちらのパズルはここにこう来るのか!」の連続でした。時間の組み立ても驚くほど上手い。ストーリーを細かく切って、どこにどの話を、どの順で置くのが、最大限の効果を持つのか、考えに考えられています。もしくは、「考えずに天才的構成力」で行っていることなのでしょうか? 後半には、泣かせどころもいくつかサービスされているので、なんとも贅沢な作品です。 | ||||
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| 読み終わった後、なんとなく納得できない気持ちがモヤモヤと残るから。 死んじゃったらおしまいじゃん、って思っちゃうから。 それなのに、この作品の読後感は そんなモヤモヤも帳消しにするぐらい、すごい。 決してハッピーエンドじゃない。 だけど主人公と自分の気持ちを重ね合わせて、涙ぐむことができちゃう。 100%の幸せじゃない、でも、そんな中の、ひとつかみの幸せ。 そんなものを心に確実に残してくれる作品です。 | ||||
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| すっごく面白かったです。 伊坂幸太郎さんの本を読み始めたのは最近ですが、 この人すごい!と思いました。 随所にちりばめられた伏線の妙、 魅力的な脇キャラ、そして練り上げられた会話に、 完全ノックアウトです。 読み終わった直後にまた最初から読み始め、 ああ、ここにこれがあったのね!と、2度楽しめます。 伊坂さんの作品は、ベタになりそうなことを、 絶妙な具合でさらりと書いてあり、そこがグッときますね。 2度読みましたが、もう一度読んでもいいくらいに面白かったです。 | ||||
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| おそらくは現在において伊坂の最高作だろう。1000枚超の長編に渡るテンションの維持は見事のひとこと。エピローグの心地よさも特筆。非常に気に入った作品。 | ||||
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