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モダンタイムス
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【この小説が収録されている参考書籍】
モダンタイムスの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.74pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全131件 21~40 2/7ページ
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主人公は恐妻家のSE。恐ろしいが艶っぽく愛らしい妻。彼は仕事で、ある企業の情報にアクセスし入り込んでいく。謎解きのおもしろさあり、えぐい暴力の怖さあり、巧みなユーモアあり・・いつのまにか引き込まれて読み進めてしまう面白さ。 モダンタイムスといえばチャップリンの映画を思い起こす人が多いだろうが、本書に描かれているのはまさに産業革命ならぬ情報革命に翻弄される我々の姿だ。情報に踊らされず、自分の判断で何が本当で何が嘘か見抜かなければ、そして違うという勇気を持たなければ。などと教訓めいた事を考えなくても、ドキドキハラハラ、つい笑ってしまったり、ページをめくる手が止まらない面白さだった。 | ||||
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序盤から展開はやい 一気に読みたくなる かなり面白い | ||||
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上下共に読みました. スマホが普及しメディア以外にもネットを通じて情報を集めるのが当たり前になったからこそ, 考えなくてはならない問題を提起してくれている内容でした. 身の回りにある情報は真実なのか,それとも誰かによって作られた偽物なのか. それが意味をなすものなのか,それとも意味あるものを隠すためのものなのか. 情報に関わる全ての人が一度は考えた方がいいと思う一冊でした. | ||||
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少し唐突なというのか,場面の途中からのような最初の一行に掴まれたかと思いきや, 日頃知る世界のようで,でもどこか違う,かといってそれが明確に語られることはなく, ほかにもイカれた人間や悪者も含め,バイオレンスとユーモアの混じり具合が印象的です. また,二十一世紀後半を舞台とし,ネットにまつわる問題への警鐘が行われますが, 十年ほど前の作品(初出は07年)にも関わらず,まだ二十一世紀も前半(18年)の今, データの誘拐をはじめ,作中で懸念された多くが現実に起きていることに驚かされます. 一方,物語はこの上巻の時点ではまるで先が読めず,主人公の浮気騒動から広がって, 繋がりの見えない複数の出来事が描かれる様子は,やや散漫に映ることもあるのですが, 徐々に浮かび上がる中盤以降は,ホラー,サスペンスにも似た不気味さをも感じさせます. とはいえ,誰が,何のためになど,肝心の部分はやはり全くといっていいほどわからず, 過去に起きたとされる,これまた関係がなさそうな大事件や人物が見え隠れする展開には, 果たしてこれらをどう結びつけ,畳むのか,怖さと興味が半分半分ですがが楽しみです. ただ,小説家『井坂好太郎』なる人物の登場は,ちょっと冷ややかに見えてしまいました. | ||||
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セリフが軽妙で心地よい。ところどころ背筋が凍るような描写があるが、それは臨場感があるともいえる。一方で、映画へのオマージュや「システム」に対する考察が丁寧にされていて、ゆっくり考えてながら読む場面もあった。渾身の作品なのだろうが、世間的にはあまり評価されていないのが残念。 | ||||
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伊坂幸太郎らしい政治色のある娯楽小説。 システムによって本当だと思っていた真実が変えられるかもしれない点を書き出している。 2018.2.7 読了6冊目 | ||||
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わからないことがあったらまずどうする?検索する。 ネットで良くも悪くもいろいろなことがわかってしまう現代にチクっとさせる娯楽小説。 2018.2.5 読了5冊目 | ||||
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自意識過剰な人はこの本を読めばいくらかの救いにはなると思います。 | ||||
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プログラマーの渡辺は、プログラム修正の仕事を依頼されたが、"播磨崎中学校""安藤商会"と検索すると検索者が襲われるプログラムに気付く。そして浮気を疑う妻から依頼された暴漢に襲われる…… 伊坂ワールド全開のこの作品の展開は如何に!? | ||||
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システムエンジニア兼プロの恐妻家、渡辺拓海は、ある日上司からとあるウェブサイトのプログラム修正を任される。 一見すると易しい内容の仕事にしか見えなかったが、問題は前の担当者が突然失踪したということ。 謎の失踪を追ううちに、渡辺はウェブサイトの検索キーワードが、ある特定のテーマに沿っていることに気が付く。 そしてそれは前の担当者と同様に、仕組みの深みにハマっていくきっかけでもあった。 この作品のテーマは「国家システムの成り立ち」と「分業による良心の欠如」ではないかと思います。 国家存続という大きな目的のために、多くの国民が無数に細分化された仕事を担い、一人一人が責任をもって作業をこなす世界。 しかしその手段が、常識から外れているものだとしたら? 巨大な権力を敵に回すことができるか。一人で立ち向かってどうにかできる問題なのか。 分業による良心の欠如は「社会の仕組みはそういう風にできている」という諦めを与えているのかもしれません。 内容は前作「魔王」の未来という設定であるため、先に「魔王」を読了することをおすすめします。 | ||||
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システムエンジニア兼プロの恐妻家、渡辺拓海は、ある日上司からとあるウェブサイトのプログラム修正を任される。 一見すると易しい内容の仕事にしか見えなかったが、問題は前の担当者が突然失踪したということ。 謎の失踪を追ううちに、渡辺はウェブサイトの検索キーワードが、ある特定のテーマに沿っていることに気が付く。 そしてそれは前の担当者と同様に、仕組みの深みにハマっていくきっかけでもあった。 この作品のテーマは「国家システムの成り立ち」と「分業による良心の欠如」ではないかと思います。 国家存続という大きな目的のために、多くの国民が無数に細分化された仕事を担い、一人一人が責任をもって作業をこなす世界。 しかしその手段が、常識から外れているものだとしたら? 巨大な権力を敵に回すことができるか。一人で立ち向かってどうにかできる問題なのか。 分業による良心の欠如は「社会の仕組みはそういう風にできている」という諦めを与えているのかもしれません。 内容は前作「魔王」の未来という設定であるため、先に「魔王」を読了することをおすすめします。 | ||||
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個人的には、今のところ伊坂さんの作品で一番好き、というか印象に残っている作品です。 ここまで長くに渡って広がってきた謎であったり、敵との決着がついていくのはやはり気持ちが良いです。 不完全燃焼的な終わり方だからこそ、考えさせられるところもあり、他の伊坂さんの作品とは差別化を図っている部分でもあると思いました。 ネタバレにもなりますが、主人公の能力が覚醒した時は、ちょっとウルっときましたね。 | ||||
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なんだか知った気がして自分が賢くなった気持ちになります。 でも、数日後いえ数分後には、今迄の私に戻るのです。 状況?何が状況だ、私が状況を作るのだ。 とナポレオンさんは言ったそうです。 私はナポレオンじゃありません。 面白かったです。 | ||||
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私はこの作品を読んで恋人を大切にしようと感じました。 人はなんで生きているのかなんてたいそれた理由はなかなか見出せないものです。 その中で伊坂さんは目の前の大切な人を大切にするだけでいいじゃないかと極論をあらわしているのかなと感じました。 この作品は 現代の情報社会と人間の感情をうまく表現した壮大な恋愛小説かなと思います | ||||
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とてもおもしろかった。 上下巻とも読み応えがあるものだった。 何が現実でどの情報が正解なのか。きっとここに出てくる登場人物は他の作品でも出会うことがあるだろうな。 | ||||
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結果的にここまで欲した小説も珍しい。 伊坂さんの『モダン・タイムス』読了!!!文庫本量にして約800ページ!私はハードカバーで読みましたが読み応え抜群! 『魔王』シリーズの正式な続編で、恐らく完結巻です。 凄かった!魅せられました!!!もしこれから読まれる方は絶対に『魔王』を先に読んでください>< 伊坂作品は本当に不思議で、涙は出ないのに、いちいち文字や内容に感動して「そんなこと考えたこともなかった」と思ったり「それいつも思ってた」とも感じる。 全著作を読んでみたいけどそのほとんどを先に映像化して観てしまってるんでネタバレ知ってて買える程財布もゆるくない(涙) ここまで私の心にすっぽり収まってくれる作家さんに出会えて感激です!!!『魔王』シリーズは中でも最高傑作だと思います^^ 少なくとも小説の『魔王』を読んでなにかしら心に響いた方には読んで頂きたいです^^ 恐るべきはこれを漫画雑誌で連載していたと言う事実!!!挿絵が入っている特別版も同時発売していますが私は通常版にしてみました☆ ※内容にかなり物騒な話が出てきますが殺し屋シリーズ(グラスホッパー・マリアビートル)が読めてた方ならきっと平気なはず!w | ||||
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ネタバレ有り 作中の人物に倣って私も気になった単語「苺畑」を検索してみました。 色々見てみるとビートルズの曲で「苺畑よ永遠に」というタイトルのものがありました。 モダンタイムスの後書きには、この本はゴールデンスランバーと同時期に書かれたとあります。ゴールデンスランバーはビートルズの曲名です。 作中でも逆再生の話題でジョンレノンの名前が出てきます。 気になったので「苺畑よ永遠に」の歌詞を調べてみました。 No one I think is in my tree, I mean it must be high or low. That is you can't you know tune in but it's all right, that is I think it's not too bad. どうやら 僕の樹には誰もいないようだ それが高かろうと低かろうと つまり 誰もぼくを理解することはできないのさ でも それでいいんだ 僕にとっちゃ それほど不幸って訳じゃない これは歌詞の一部ですが、井坂好太郎の言葉 「渡辺、お前は分かった」 「それでいいんだ」 に通ずる気がします。 偶然なのかそれとも違うのか分からないけど、読み終えた後も楽しめたので満足です。 | ||||
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とにかく面白いです。二回読みました。伊坂さんの本の中で、最も好きなシリーズです。 | ||||
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面白すぎて、あっという間に読み終わりました。魔王の続編としても面白いですが、モダンタイムス上下巻だけでも楽しめます。 | ||||
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よかったです。よかったです。よかったです。よかったです。ほんとうに。 | ||||
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