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都庁爆破
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都庁爆破の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.60pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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他のレビューにはダイ・ハードに触れた人がないのは、年齢の差でしょうかね(笑)。 筋書きはともかく、設定はまんまダイ・ハード。テロリストが人質をとってビルを占拠する、最上階(のあたりに)閉じ込める、屋上からヘリで逃げると見せかけて違うルートから脱出しようとする、そのヘリが墜落してテロリストが死んだと思わせる、いくつかの液を混ぜると毒薬になる(ダイ・ハード3)、家族を人質にとられた主人公が単身(本作では仲間が2人同行するが)乗り込んでテロリストと戦う、終わった時にクリスマス・・・。 もちろん、内容はダイ・ハードとは全然違うし、エンタメとして楽しめたが、、、。いささか興ざめ。 | ||||
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この物語の登場人物たちは、なんかみんなすんなりテロを起こして すんなり人質になり、すんなり事件に対処している。心理描写もなんか淡白。 生きた人間が生々しく動いている感覚がゼロ。都庁内に捕われている人質が、 同じ都庁のもうひとつのタワーが爆破されて倒壊しても、「ここからも見えた」 ぐらいのことしか言わない。ものすごい振動と衝撃が伝わると思うんですよね。普通。 爆破の描写もすんなりと静かに終わっている。実感ゼロ。 終盤、登場人物が銃で撃たれても、二行後には何もなかったように普通に行動しているし。 テーマはものすごく興味深いのに、羊頭狗肉な感じがしました。 テロリストたちが、なぜテロをするに至ったかの動機も弱い。 真保裕一『ホワイトアウト』とかと同様、要するに正義の味方が倒すための、 「なんか極悪非道でとにかく悪い奴をテキトーに出す。とにかくこいつらが悪いの」 っていう設定なんだろうなぁ。 楡周平『クーデター』とかはきちんと反乱分子の動機とかが描かれていたが。 それこそアニメ映画「パトレイバー」の二作ですらきちんと相手側の意図を きちんと描写できていたのに! 思想的根拠のない人間がテロリストを安直に描くべきじゃないです。 そもそもこの筆者、人物をきちんと描けるんでしょうか。 | ||||
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