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臨床真実士ユイカの論理 文渡家の一族



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【この小説が収録されている参考書籍】
臨床真実士ユイカの論理 文渡家の一族 (講談社タイガ)

臨床真実士ユイカの論理 文渡家の一族の評価: 2.33/5点 レビュー 6件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.33pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(3pt)

文体が…

論理パズルのようで内容は面白かったが、文体が合わず読みにくかった…。
臨床真実士ユイカの論理 文渡家の一族 (講談社タイガ)Amazon書評・レビュー:臨床真実士ユイカの論理 文渡家の一族 (講談社タイガ)より
4062940264
No.1:
(3pt)

悲劇,もしくは喜劇

言葉のウソとホントを見抜ける主人公が,状況や証言から不審死の謎を解くミステリで,
終盤,いわゆる解決篇にてそれらを並べ立て,真相や犯人を明らかにすることはもちろん,
依頼者でもある財閥一族の『呪い』までをも暴く様子は,驚きに次ぐ驚きで読み応えがあり,
それは山奥へと引き込もり,帝国を築き上げた一族が招いた悲劇,もしくは喜劇にも映ります.

また,踊り,踊らされてきた人たちに,幕引きのシナリオを提示させるラストも皮肉的で,
その少しゾッとなる選択と,これからも続いていく『物語』を思うとまたも複雑な気分に….

ただ,条件式を重ねる論理展開はやや複雑で,どこか言いくるめられている気分も拭えず,
ページを行き来して納得はしたつもりですが,このあたりは『地頭』の良さが求められそう.
このほか,一族特有の命名規則が人物の把握を困難にし,特にはじめのうちは苦労をしました.

なお,事件の鍵となる暗号文に辻褄の合わない記述(第一刷 133→159→260ページ)があり,
どちらにしても自分には解けませんでしたが,さすがにこれはしっかりしてほしかったです.
臨床真実士ユイカの論理 文渡家の一族 (講談社タイガ)Amazon書評・レビュー:臨床真実士ユイカの論理 文渡家の一族 (講談社タイガ)より
4062940264

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