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臨床真実士ユイカの論理 文渡家の一族



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【この小説が収録されている参考書籍】
臨床真実士ユイカの論理 文渡家の一族 (講談社タイガ)

臨床真実士ユイカの論理 文渡家の一族の評価: 2.33/5点 レビュー 6件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.33pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全6件 1~6 1/1ページ
No.6:
(2pt)

期待が大きすぎたか?

・常人には見えない事象が「視える」,ストロベリーアイスに目がないヒロイン
・メタ視点で読者相手に記述の信頼性を確定させるギミック

と、どこかで見たことのある設定を駆使した(作品タイトル通りの)横溝正史ミックス作品です。
「論理学」「法学」「探偵小説」における「正・誤」「真・偽」の微妙な違いをついた作品を
期待していたのですが、ミスリードのまずさからわかりやすすぎる作品になっていました。
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No.5:
(1pt)

出版社の良識が問われます

読者をバカ呼ばわりする職業作家を養ってやる必要はありません。直ちに絶版にして回収すべきです。
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No.4:
(1pt)

退屈した

推理において重要となるメモに誤植があり、その間違った誤植に基づいて会話が進められている場面があるため、ミステリーとしての商品価値が甚だ怪しいこと自体は、この本においては大した問題ではない。誤植などは直せばよい。問題は、語り手の主人公による描写がひたすら貧相なことだ。情景は安っぽく単調でどこで何をしているか辛うじて分かる程度、人物は類型的どころかレッテルを投げつけていくばかりで、この語り手は素直なのか単に差別的な人間なのか区別がつかず、その結果、この主人公に好意を持っているらしい女もただのバカなんじゃないかと思えてくる。昼ドラか何かに例える場面があるが、いくらテレビドラマだってここまで退屈じゃなかろうと思う。場面を演出して盛り上げることをなにか根本的に信じていないのかもしれない。それが徹底されていたら救いもあっただろうが。冒頭で同じ擬音を連続して使うところからいきなり興醒め。
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No.3:
(3pt)

文体が…

論理パズルのようで内容は面白かったが、文体が合わず読みにくかった…。
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No.2:
(4pt)

算数・数学は苦手です

古野まほろさんの作品は好きでよく読んでいます。頭のいい人が書いたんだなぁと思える文章と内容です。自分まで賢くなったような気がするので頻繁に読みます。
小学校の時から算数で30点をキープしていた私には冒頭の真と偽の説明あたりで挫けました。しかしそれを気にさせない内容で、最後の犯人当てにはナルホドー!と思わされました。
ミステリーは登場人物が多くてアリバイトリックも殺害方法も犯人も考えなければいけないため、ずっと苦手意識があり、読まずにいました。最後の方で出てくる読者への挑戦状であぁミステリーってこういうものだったなぁ……やっぱり苦手だなぁ……と思いましたが、ちゃんと解答が用意されていたのでフムフムなるほど、といったスッキリした感じで読み終えることができました。何度も読み込むうちに理解できるようになればいいなぁと思います。
主人公とユイカは恋愛に発展するのか?ミステリーと恋愛は同時に成立するのか?これからも続編を楽しみにしています。
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No.1:
(3pt)

悲劇,もしくは喜劇

言葉のウソとホントを見抜ける主人公が,状況や証言から不審死の謎を解くミステリで,
終盤,いわゆる解決篇にてそれらを並べ立て,真相や犯人を明らかにすることはもちろん,
依頼者でもある財閥一族の『呪い』までをも暴く様子は,驚きに次ぐ驚きで読み応えがあり,
それは山奥へと引き込もり,帝国を築き上げた一族が招いた悲劇,もしくは喜劇にも映ります.

また,踊り,踊らされてきた人たちに,幕引きのシナリオを提示させるラストも皮肉的で,
その少しゾッとなる選択と,これからも続いていく『物語』を思うとまたも複雑な気分に….

ただ,条件式を重ねる論理展開はやや複雑で,どこか言いくるめられている気分も拭えず,
ページを行き来して納得はしたつもりですが,このあたりは『地頭』の良さが求められそう.
このほか,一族特有の命名規則が人物の把握を困難にし,特にはじめのうちは苦労をしました.

なお,事件の鍵となる暗号文に辻褄の合わない記述(第一刷 133→159→260ページ)があり,
どちらにしても自分には解けませんでしたが,さすがにこれはしっかりしてほしかったです.
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4062940264

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