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武士道ジェネレーション
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武士道ジェネレーションの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.66pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全61件 1~20 1/4ページ
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・16、17を読んで、そのころ映画を観て「なんだかなあ」と思いそのまま放置。それから何年か。18? ああ、17の次はそりゃあ18だよね。ん?ジェネレーション? これは何だ? 読まねばなるまいということで、読み始める。けっこう忘れていたので、結局16から通し読みしました。 ・今更の感想ですが、よくぞ最後まで完結させてくれたと感謝したい。 ・武士道の教えを単に道徳訓でなく、現実世界にどのように活かすか、現代の世界でどのように捉えるのかという点について著者のメッセージが描かれているのがすばらしい。 ・さらにそれぞれの登場人物の「その後」が描かれて欲しいと願う。 | ||||
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武士道ジェネレーション (文春文庫 誉田哲也著)読了。「武士道シリーズ(連作)」の最終話(4冊目)。 剣風は違うが、学生時代に競い合った早苗と香織。本書は、早苗の結婚式から始まります。卒業後のお互いの生活の紹介も楽しく読むことができます。 そんな中、お互いがお世話になった道場が、師範(兼経営者)の体調不良で、存続の危機が・・・。そうはさせじと2名の働きかけが、始まります。香織は、その道場を継ぐだけの「力」は十分にあるが、ただ「それだけ」では、その道場を継ぐことはできない秘密があった。登場人物は、魅力的に描かれており、読書中も読後も爽快感があり、隣の町に当道場があるのかと思えるリアル感もあり、「楽しい」読書ができました。 | ||||
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前作までの少女剣士シリーズも面白かったが、この最終作は圧巻でした。 早苗の説く歴史観が右翼だガッカリだと批判している人が低評価をつけているのは浅薄と言えます。何を読んできたのかと言いたい。それこそ、戦後の自虐史観に毒されて思考が腐っている人たちです。 この作品は武士道が持つ奥深さを著者が深堀りしたうえで優しく解説しています。 それはさておき、この作品の素晴らしさは言わずもがなです。 | ||||
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もう何回読み返したことか、 優しい気持ち、あたたかい気持ちになる読後感 大好きな一冊です。 | ||||
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「武士道シリーズ」は16、17、18で完結、かと思っていたら第四弾が出ていたとは。高校卒業後の磯山と早苗の成長の日々。二人が追い求める武士道修行もますます奥深く。磯山トークの切れ味健在! | ||||
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爽快 満足 | ||||
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ということで、本シリーズ四作目、いよいよ集大成か?という本作。さすがに、ティーンエイジャーだった過去三作に比べて、二人のヒロインはずいぶん大人になっている。(いや、もしかして片方だけか?) 前三作からの数年間で大人の女性へと変化を遂げた二人(しつこいようだが、変化の程度にはいろいろと意見もあるだろうが……)を、過去三作からどう描いているのか興味があったが、変わらないところ、成長したところ、それぞれうまく描き分けられていると思う。面白さは過去三作以上か?とも思う。過去三作を読んでない方でも楽しめると思う。 | ||||
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とても面白い作品でした。 | ||||
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完結編とし納得。子供にも読んでほしいなと素直に思いました。 香織のキャラが非常に心地好く、彼女の剣道家としての成長を楽しめました。 | ||||
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久々のその後の話。 みんな、そのまま生き生きと年齢を重ねていて、それをうまく表現できている。なかなかこの作者はうまいなぁと思いました。 | ||||
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若かった頃を思い出させて貰えました。剣道の技の名前が解りにくかったけど、、 | ||||
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鉄人磯山ここに完成。磯山さんインドに渡って武者修行するんでしょうか? つづき読みたいなあ。 | ||||
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武士道3部作からこのジェネレーションまで、本当に一気に読めました。 剣道には何のゆかりもありませんでしたが、本当に剣道のことが好きになり、剣道の全日本選手権の試合を観て「かっこいいい!」と思うようにさえなりました。 ここからは私の憶測でしかありませんが、作者は現代に広がってきている極右、自国第一主義、自分と異なる思想・主義、人種を受け入れず、むしろ暴力で拒絶する、そんな世の中に "武士道" の精神で一石を投じたかったのではないかと感じました。 「世のためを思い、他人を敬う」、「本当に正しい『力』とは何か」とても心に響きました。 ただ、そういったことを抜きにしても十分に楽しめる作品だと思います。 | ||||
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これまでの三部作とは違った展開ではあったが、シリーズを読んできた人なら心地よい読後感を味わえるのでは。 | ||||
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武士道シックスティーンの香織と早苗が帰ってきた。二人とも大学生になり、そしてなんとオープニングに早苗の結婚式シーンから始まるという出だし。香織の剣道一筋の偏った性格、なんだかんだで要領よく生きている早苗、二人のテンポの良い会話が楽しく、まわりを取り巻く人たちのキャラクタが抜群によい。久々にほかの時間をつぶしてまで終わりまで一気読みしました。そして、香織の剣道を超えた新しい修行を通じて武士道の片鱗を、早苗を通じ戦争と武士道との関係を学ぶ大切さを、作者がこの作品で伝えたい内容を感じさせる本でした。武士道シリーズの集大成にふさわしい内容で大変満足しています。 | ||||
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三部作の記憶が霞んでいますが、十分面白く読めました。香織と早苗の視点を入れ替えながらの会話主体の文章で、登場人物ごとに言葉遣いを変え、すごくわかりやすい(漫画チックな)ストーリーとなっています。例えば同じ剣道を題材にした「武曲」と対戦シーンを比較すると、こちらの方が抽象に逃げず、心理戦も含めて目に浮かぶような描写となっています。最後の端折り方も見事です。 なぜこの場面で短パンを履かせるかとか、なんでもありなら竹刀での下半身攻撃を入れるべきだろうとか、自虐史観論争の必要性とか、つっこみどころはありますが、作者の登場人物全員に対する愛情が溢れた作品であり、物語がこれで終わるのかどうかはまだわかりません。 | ||||
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一年以上前に買ったのを最近やっと読んだ。面白かった。 磯山香織のイメージはシリーズ通して映画の成海璃子をイメージして読んでるけどまさにピッタリ。 映画も続編を是非作って欲しい。 政治思想の話については早苗は元々理想主義的なところがあったので大学に行って多少政治的主張を持つのも特に違和感ないし物語には影響ない。前作からのキャラクターがそれぞれ役目を果たしていて非常に面白くなっている。 | ||||
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剣道を続けている香織とその周りの人々(早苗、レナ、西木先輩、美緒など)のその後のお話。 特に「オサメ」「シカケ」の伏線回収はお見事。 またラストにもおおきな仕掛けが。お話だけで十分楽しめました。 ☆が一つ足りないのは皆さんが指摘されている早苗の「史観」の部分、斜め読みしてしまいました。 ちょっとくどかった。 それでも面白かったですよ。 | ||||
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文庫発行希望をアマゾン感想に追記しようと思っていてうまく更新できないうちに発行された。しかも、文庫版おまけ短編と編集者座談会付き。これは、例の自虐史観問題に触れるかと思いきや、アッサリスルー。ネガ話題は触れないという事か?逆に話題の大きさを考えると不自然。解説でなく、どこかの座談会になっているということは、誰かに解説を書いてもらうと自虐史観問題に触れざるを得ないが、だれも火中のクリを拾いたくないということか? 今回で、4回目くらい読み直し気づいたのは、大事なものを守るのには力が必要だ、という登場人物の主張。このときの力とは明らかに暴力を指している。なので、登場人物は抑制された圧倒的な力と表現し、これが武士道と説明するが、その前提が議論されるのは、ジェフとのやりとり意外には、ほぼない。チカラにはチカラを、の理屈でよいのか?の議論が無い。これは自虐史観ネタより問題が深いと考える。 | ||||
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本作『武士道ジェネレーション』のことを知ったとき、心配だった。 綺麗に終わったはずなのに深追いして、台無しになったというものがあるし、そういったものは読者にとっても作者にとっても不幸なものだからだ。 だから不安半分といった感じで読み始めたのだが、その思いは徐々に払拭されていき、最後には完全に消え去っていた。 これまでのものと比べても負けないどころか、さらに成長していて、中学校の夏休みの課題図書に選ばれてもいい作品だと思う。 教えられることは多くあるが、「武士は戦いを収める者」という教えをさらに深く教えられた。 是非、多くの人に読んでほしい。 | ||||
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