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武士道ジェネレーション
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武士道ジェネレーションの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.66pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
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過去3作を文庫で買ったので文庫になったら買う | ||||
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武士道シリーズの続編!ワクワクして読みました。。。確かに面白く一気読みしてしまったのですが、前三作に比べとても固い印象でした。 「エイティーン」で、前二作の答え合わせがあった気がしていたのですが、その補足的な印象です。 大好きな二人の続きの話が読めたのは嬉しかったのですが、あんなに切なくて心がキュウッとなった緑子の恋愛のことなど、もうエイティーンで終わって良かったのでは。。。少し肩透かしされた気がしました。 | ||||
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またまた、磯山節、早苗節、炸裂!の武士道ジェネレーション。前3冊同様、変わらずに楽しませてもらいました。あっという間に徹夜で読了というやつですね。(笑) 但し、強いていうと、今作はちょっと、前の3作とは、お話が離れてしまったかなぁ、と言うか、現実から少々乖離した感じを受けました。 物語は、いきなり結婚式に参加している磯山香織の独白から始まります。冒頭から磯山節が、これでもかっ!という位に炸裂します。ここで、読者は久しぶりの「武士ジェネ」(こんな言い方するのかな? 笑)の世界に一気に戻ることができるのではないでしょうか? 今作は、香織vs早苗という図式では物語は進まずに、香織の剣道と言うか武士道、早苗の私生活と日本観のようなものが中心に描かれています。「香織と早苗の対決がないっ!」そこは少々残念な気もしますが、相変わらず、実にいろいろな登場人物が次々に出現し、様々なことが怒涛のように発生するので、読者を飽きさせることは無いと思います。(笑) 但し、冒頭で述べたように、「シカケ」と「オサメ」という若干、これ本当に剣道界に存在するのかな?お話だけの世界?なんていう奥義っぽい術が出てきて、若干自分は現実に引き戻されたのも事実です。また、最後のクライマックスも、盛り上がることは盛り上がるのですが、やはり以前の作品に比べると、今一迫力に欠ける気がするし、そもそも、どうして、この背景になったかなぁ?はたまた、その必然性もあったのかなぁ?と・・・。ほんの少しだけ、もやもや感が残りました。 ただし、ここまで3冊読んで来た読者にとっては、やっぱり、読むべき作品だと思いますし、掛け値なしに、面白い、エンタメの傑作ということは間違いないかと・・・。 流石にもう続編は出ないと思いますが、2013年にこの本に出会ってから足掛け6年間楽しませて頂きました。著者の誉田哲也氏の作品はこれ以外は読んだことがないのですが、所謂ベストセラー作家ですから、将来他の作品も読んでみたいと思います。 | ||||
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このシリーズ、どれもおもしろかったので、続編が出てさっそく購入しました。 まだ読んでませんが、たのしみです。 | ||||
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このシリーズが好きで、全て単行本で読んでいる。一挙に四年間を描いた前回でもう終わっていたと思っていたので、虚をつかれた。メン一本、「ンメェェェーアッ、タァッ」って処か。油断も隙もありゃしない。今回は大学卒業後から一挙に約5ー6年間を描く。2015年刊行。 早苗が、何と言うか、武士道を歩いていない気がする。もちろん、いろんな道があっていい、というかそれが人生なんだけど、それならば香織と早苗、2人の視点を交互に描く必要はなくなるのではないか。結局、今回は早苗の視点も借りた香織の武士道青春物語になったのではないか。だから、もういくらなんでもこれで終わりでしょう。私は少女が頑張る話が好きなので、2人の成長を見て来た。早苗の稚拙な反・自虐史観に辟易したこともあるけど、もう2人は見守るような年頃でもなくなった。 それと、ここに来て作者の思想についていけなくなった。早苗をたしなめるかのようにして、著者は大人の意見として「理性に裏打ちされた圧倒的な力を持つ必要性」を説く。個人の場合はいいけど、それを安易に国の問題まで広げてはダメだと私は思う。その他いろいろ異論を持ったけど、大筋ではないので割愛する。 香織の武士道人生に幸あれとは思う。 2017年3月30日読了 | ||||
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物語的には面白かったんだけど、歴史認識の問題をわざわざ入れなくても良かったんじゃないかな? 私は自虐史観については作者よりの考えですけどね。 青春小説なので、あまり生臭い話は入れない方がスッキリすると思うのですが。 | ||||
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このシリーズは、剣道のことを何も知らない私でも青春物として楽しめました。その完結編として書かれたわけですが、内容的には普通。作者の個人的主張は、内容的には支持する人もいるでしょうが、作中の人物に語らせるのは余計で内容的に浮いていると思いました。 | ||||
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この小説、テーマとしてはぜひ読みたかったが、文章が全て一人称で若者言葉だったので文庫本買ったけど馴染めず捨ててしましました。最近、Kindleペーパーホワイトを旅行向けに買ったので、もしかしたら読めるかもとダウンしたら、上手くハマりました。しかし、最終巻で、自虐史観がいきなり出て来て、ウンザリです。あまりにも作者の政治思想丸出し。全てがぶち壊し。政治を出さなくても、武道と武術など話すべきテーマがもっとあったのに放棄している。実際、道場の成立理由自体が戦慄すべきものだから、そこが深めるポイントだと思う。 本当に残念。 | ||||
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最終章とは寂しいね、若いときに、剣道を10年ほどやっていてシックステイーンを興味を持って読み始めましたが、その当時にこの本に出会っていればもっと強くなっていたかも? | ||||
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3作までだと思ってましたから、書店で見つけた時に「わおー、読みたい!」と声に出して、すぐさま買ってしまいました。また会えて嬉しい・・・という素直な気持ちで、一気に読みました。剣道の互いに向き合う緊張感やそれぞれが信じたことを突き進めていく眩しい姿には、思わず笑ったり、こみ上げてくる涙を抑えたりしながら、前作までと変わらずワクワクしながら楽しく読めました。 でも、うーん・・・と感じたのは、早苗の戦争に関する歴史認識の箇所。早苗の意見自体がダメってわけじゃないけど、戦争の悲惨さ、加害や被害について語るには余りにも一面的で、ちょっと驚きました。さらに、それが”武士道”とつながっているように感じられて、「そういうことなの・・・?」と混乱してしまいました。もう少し飛躍して言ってしまうと、「・・・守る時には大きな力が必要なんだ・・・」という言葉が出てきて、充也さんが「安全保障についてもっと考えるべき・・・」なんて言ってて、まさに今の日本が直面している憲法論議・安全保障論議も連想されてしまいました。ジェフの「議論はいいことです」「フェアな議論・・・」などと言葉があって、とりあえずまだ良かったと思いますが、早苗と香織を中心とした桐谷道場のストーリーに、歴史認識まで盛り込まれたことはちょっとやりすぎ・・・、難しかったと感じたのが正直なところです。それは、また別の場でとことん展開してもらいたいと思いました。 二人のかけがえのない爽やかな成長の姿のラストシーンは、美しいしめくくりだと思いました。再び、二人に会えたことに感謝です。 | ||||
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