ブレイブ・ストーリー

評判

ブレイブ・ストーリーの評価:

4.10/5点 レビュー 261件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.10pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全328件 141〜160 8/17ページ
No.188
(2pt)

いわゆるゲーム小説?

少年が冒険の旅を通して成長するという普遍的なテーマは、今まで数々の名作を産んできた。ストーリーテリングの名手、宮部みゆきがいわば定番の枠の中で、どんな技の冴えを見せてくれるか期待して読んだ。
率直な感想は、「そこそこ無難に小さくまとめた」というところか。両親の不和という現実サイドを生々しい設定にしてコントラストを強く見せてはいるが、ファンタジーの部分は平板なRPGを文章に移し変えたという域を出ない。ゲームに興味のない私のような読者にとっては、魔法だの呪文だので力を得たり、窮地を潜り抜けるという設定は非常に安易に見えてしまう。
この作品と比べれば、同じ異界モノのファンタジーでありながら、例えば十二国物語シリーズの何と緻密で奥深いことか。人種差別、武力侵略、経済格差などの問題が絶妙に織り込まれていながら、「ああ、あの国のあの事件のことね」とあっさりネタが割れるようなエピソードは一つも無い。
一方この作品では「設定を借りてきました」という状況があまりにも分かりやすい。若飲みするしかないボジョレー・ヌーボーのようなものだ。テーマは悪くなかったが、もっと練り上げ、磨きをかけて出してほしかったという気がする。
ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫)より
4043611110
No.187
(4pt)

勇気の物語は大人にだって必要だ

朝日が昇るまで読んでしまった。で、眠れなくなった。

10歳の男の子の勇気(ブレイブ)の物語。
簡単に言えばファンタジー。
幻界(ビジョン)とよばれるロールプレイングゲームのような世界にわけあって入り込み、
目標に向かって旅をしていくなかで、成長して大人になっていくお話。
そこは差別や貧富の差、南北分断、宗教戦争…どこか現実の世界と似通った世界で、やさしさも憎しみも充満している。

そんなファンタジー、子どもが読むもんでしょ、ってかたずけてしまえばかたずけてしまえるんだけど。
かたずけられないから朝まで寝ずに読んでしまったわけで。
昔の童話のように、王子さまがやってきて、お姫さまを助け、めでたしめでたしとはいかないのだ。

主人公の男の子が、自分の弱さや、人を恨んだり妬んだりする心とも向き合っていかなくては物語が進まない。
仲間が傷ついたり、死んでしまったり、つらいことがどんどん起こる。
RPGのように教会で復活させてはくれない。

現世での自分の運命を変えるため、命をかけた旅をしながら、自分とも他人とも目をそらさず向き合っていかなくてはいけない。
なんと過酷な旅なんだろう。
大人なら、自分なら無理だ。
読んでいて、心が痛くなった。

お話の結末は予想どおり、少年が旅を経て成長して…というお決まりなのは読む前からなんとなくわかっていた。
なんたって「勇気の物語」なんだから。
ただ、後半ぐいぐいとこのお話にひっぱられたのは、「勇気の物語」はこどもだけではなく、
大人にだって、今だって必要なんだとわかったから。

RPGのように、ゲーマー(読者)によって、結末は同じでも違う物語になるのかもしれない。
この本を主人公と同じ小学生のころに読み、大人になってから読み返してみたかった、とかなわぬ思いを馳せてみる。
ブレイブ・ストーリー 下 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー 下 (角川文庫)より
4041111722
No.186
(4pt)

勇気の物語は大人にだって必要だ

朝日が昇るまで読んでしまった。で、眠れなくなった。
10歳の男の子の勇気(ブレイブ)の物語。
簡単に言えばファンタジー。
幻界(ビジョン)とよばれるロールプレイングゲームのような世界にわけあって入り込み、
目標に向かって旅をしていくなかで、成長して大人になっていくお話。
そこは差別や貧富の差、南北分断、宗教戦争…どこか現実の世界と似通った世界で、やさしさも憎しみも充満している。
そんなファンタジー、子どもが読むもんでしょ、ってかたずけてしまえばかたずけてしまえるんだけど。
かたずけられないから朝まで寝ずに読んでしまったわけで。
昔の童話のように、王子さまがやってきて、お姫さまを助け、めでたしめでたしとはいかないのだ。
主人公の男の子が、自分の弱さや、人を恨んだり妬んだりする心とも向き合っていかなくては物語が進まない。
仲間が傷ついたり、死んでしまったり、つらいことがどんどん起こる。
RPGのように教会で復活させてはくれない。
現世での自分の運命を変えるため、命をかけた旅をしながら、自分とも他人とも目をそらさず向き合っていかなくてはいけない。
なんと過酷な旅なんだろう。
大人なら、自分なら無理だ。
読んでいて、心が痛くなった。
お話の結末は予想どおり、少年が旅を経て成長して…というお決まりなのは読む前からなんとなくわかっていた。
なんたって「勇気の物語」なんだから。
ただ、後半ぐいぐいとこのお話にひっぱられたのは、「勇気の物語」はこどもだけではなく、
大人にだって、今だって必要なんだとわかったから。
RPGのように、ゲーマー(読者)によって、結末は同じでも違う物語になるのかもしれない。
この本を主人公と同じ小学生のころに読み、大人になってから読み返してみたかった、とかなわぬ思いを馳せてみる。
ブレイブ・ストーリー (下) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー (下) (角川文庫)より
4043611137
No.185
(5pt)

映画を見てからの場合

アニメの映画を見てから、原作を読もうとしました。
アニメに比べると、内容が濃いので、なかなか読み進みませんでした。
原作が何が言いたいかを消化しようとすると、アニメだけの理解では難しいものがあるかもしれません。
登場人物の立場や、社会構造などを、少しずつ、読み解いていくとよいかもしれません。
文庫は、いつまでに読まなくてはいけないというものではないので、時間をかけて読んでみてはいかがでしょうか。
ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫)より
4043611110
No.184
(5pt)

グイグイ読みました。

私が知ったのはアニメ映画のCMです。
さすがにアニメ映画は見に行けないなと考えつつ見ていると
原作者が宮部みゆきさんということなので驚きました。
子供向けの小説も書かれるんだろうかと…
しかもファンタジーですか???と
悩みながらもついに全三巻まとめ買いをし読み始めると、
全然子供向けじゃありませんでした。
大きなテーマは勇気と正義とは?というファンタジーの王道が題材です。
でもその中に、人の弱さ(これは普段目を避けがちな自分の弱さ、大人の醜さ)が
誠実に書かれてあったように思います。
一気に読み上げ、久しぶりに満足できたように感じます。
ただ、絶対悪と絶対の正義に分類できない。
人は迷い、後悔をし、それを打破し成長するものだと感じられる小説です。
ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫)より
4043611110
No.183
(5pt)

2日で読んじゃった

中間を終えてからさっそく下巻にはいりました。すると、
なんと1日で中間まで来てしまいました。こんなに早く
読めてしまうおもしろい小説はいいとおもいました。
ラストも感動しました。
ブレイブ・ストーリー 下 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー 下 (角川文庫)より
4041111722
No.182
(5pt)

勇敢な少年の物語

僕は最初映画から観ました。映画は結構おもしろかった
けど、小説も読みたくなったので読みました。すると、物語の
中におもいっきり入り込んでしまいました。1日で中ぐらいまで
きちゃいました。長いと思いますけれど、それなりにおもしろいです。
ブレイブ・ストーリー 中 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー 中 (角川文庫)より
4041111714
No.181
(5pt)

勇敢な少年の物語

僕は最初映画から観ました。映画は結構おもしろかった
けど、小説も読みたくなったので読みました。すると、物語の
中におもいっきり入り込んでしまいました。1日で中ぐらいまで
きちゃいました。長いと思いますけれど、それなりにおもしろいです。
ブレイブ・ストーリー (中) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー (中) (角川文庫)より
4043611129
No.180
(5pt)

2日で読んじゃった

中間を終えてからさっそく下巻にはいりました。すると、
なんと1日で中間まで来てしまいました。こんなに早く
読めてしまうおもしろい小説はいいとおもいました。
ラストも感動しました。
ブレイブ・ストーリー (下) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー (下) (角川文庫)より
4043611137
No.179
(4pt)

上質

なかなか質の高い作品だと思います。確かにストーリー展開にはそんなに意外性がありませんが,人物描写が巧みで思わず引き込まれました。その点,長編ながら退屈せずに読めるのではないでしょうか。そして一番のポイントは他のファンタジー作品にはない,壮大なテーマです。それが主人公の葛藤として表現されており考えさせられます。最近の外国ファンタジー作品に飽きた人にお薦めです。
ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫)より
4043611110
No.178
(5pt)

ファンタジー=ガキの読み物と決めつけてしまってはいけませんぜ!

ファンタジー=ガキの読み物と決めつけてしまってはいけませんぜ!
この本には現代社会が抱える問題点を的確に捉えていると思います。多分、宮部さんの筆力による物だとは思いますが・・・
宮部みゆき=ミステリーと思っている方には、あまりお勧めできませんが、一読の価値はあります!
ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫)より
4043611110
No.177
(3pt)

もう少し!なファンタジー

はじめに
 *上下巻読んだ後での上巻の感想です。
 *ファンタジーは好きでよく読みます。宮部みゆきさんのファンではありません。
 映画が「設定は面白そうなのにエピソードがカットされてしまってもったいない」印象だったので読んでみましたが、
 こちらも「もう少し!」な印象でした。
 ・「現世」の世界での亘(ワタル)の両親の離婚問題とそれに絡んだ二人の過去、美鶴(ミツル)の過去が
  ドロドロで超ヘビー(今まで読んだことのあるこの手のファンタジー物にはないすごいシリアスさ)
  なのに対して「幻界」でのワタルの旅があまりにも「王道」すぎ、世界観の描写もいまいちで
  アンバランスな印象を受けました。
 「現世」は亘(ワタル)にとって本来いるべき世界・現実であり、”「幻界」は「現世」の人々の
  想像(力)が生み出した世界”という設定なので、「幻界」の世界がいかにもファンタジー然としていて
  時に軽々しい印象さえ受けるのも、「現世」の人々の想像力がその程度ということで”あえて”なのかも
  しれませんが・・・
  それにしても王道部分だけあって細部がぼやけた感じで、地に足の着いた感じでの”「幻界」の世界観”が
  膨らみませんでした。一言でいうと「入り込めない」です。流れと、ファンタジーに対する「慣れ」で
  読み進めている感じで、下巻まで読むとさらにその傾向が強くなりました。
 ・亘(ワタル)がお利口で「いい子」すぎてちょっと違和感が・・・
 ・登場人物に語らせていることも世界観同様、「今更」な感じでしらけてしまうことが多かったです。
 ・亘(ワタル)と美鶴(ミツル)の関係は丁寧に描かれていて好印象でした。
下巻と比べ、上巻は両親の離婚問題の強烈さと「幻界」の世界観や登場人物を紹介していくような流れがあるので
まだ読めますが、ファンタジー好きにはあまりオススメできない本です。
ブレイブ・ストーリー(上) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー(上)より
4048734431
No.176
(3pt)

話が重い

子供用の小説かと思いきや,主人公の父親に愛人ができ
離婚の危機に陥るなどと話は子供向けではない。両親の
仲を良くしようと違う世界へ行くが,そこへ行く理由も
現実的で,暗い気がする。幻界でのシーンが上巻では少
ない。何度も言うが,家庭内での暗く現実的な話が上巻
の8割を占めている。
ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫)より
4043611110
No.175
(1pt)

初めて宮部に裏切られた気分

本屋でみかけて「面白そうだ」と思いましたが、出張中なので上だけ買いました。で、正解でした。
宮部みゆきの本であれば、止まらずどんどん読ませると期待してましたが、導入はだるくて長いし、なんか中途半端だし。
がっかりです。
ブレイブ・ストーリー(上) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー(上)より
4048734431
No.174
(5pt)

メッセージ性を感じる

何が善で、何が悪なのか。それは誰にも分からない。
でも、彼らは、それぞれの意思を貫き、その意思を持ちながら突き進んだ。
結果として何が正しかったのか、何が間違っていたのか。

でもこの作品は、メッセージを残した。
人生なんて七転八起。良いこともあれば悪いこともある。
喜びと悲しみは、繰り返されるものなのだ。

そして亘は結果として、それを悟り、現実の世界を変えなかった。
しかし、代わりに亘は何かを手に入れた。
それは簡単に説明できるものではない。
とても複雑なもの。でも、とっても大切なもの。
そしてそれは一生消えることはない。
全てを完全にさせる必要は無い。
それを受け入れる勇気を、亘は手に入れた。

この作品は、きっと大きく私の人生を変化させてくれるはず。
何度この作品を読んでも、飽きません。
大切な事を教えてくれる素晴らしい良作だと思います。
ブレイブ・ストーリー 下 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー 下 (角川文庫)より
4041111722
No.173
(5pt)

メッセージ性を感じる

何が善で、何が悪なのか。それは誰にも分からない。
でも、彼らは、それぞれの意思を貫き、その意思を持ちながら突き進んだ。
結果として何が正しかったのか、何が間違っていたのか。
でもこの作品は、メッセージを残した。
人生なんて七転八起。良いこともあれば悪いこともある。
喜びと悲しみは、繰り返されるものなのだ。
そして亘は結果として、それを悟り、現実の世界を変えなかった。
しかし、代わりに亘は何かを手に入れた。
それは簡単に説明できるものではない。
とても複雑なもの。でも、とっても大切なもの。
そしてそれは一生消えることはない。
全てを完全にさせる必要は無い。
それを受け入れる勇気を、亘は手に入れた。
この作品は、きっと大きく私の人生を変化させてくれるはず。
何度この作品を読んでも、飽きません。
大切な事を教えてくれる素晴らしい良作だと思います。
ブレイブ・ストーリー (下) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー (下) (角川文庫)より
4043611137
No.172
(5pt)

こんなにも、全てが繋がったストーリー

ああ、これが宮部氏が世の中の少年少女に伝えたい言葉だったんだ。
それが、これを読み終えた感想でした。
宮部さんの小説には、いくつかの法則があるように感じます。
毎回ストーリーは異なるけれど、伝えたい事・キーワードは揺るいでいない。
今回の作品はそれらがダイレクトに響きました。
人は生きている限り、信じられないような困難に遭遇しています。
どうして自分が。何でこんな事が。
残念ながら私たちはゆったりとした時間や、
数多の人々と触れ合う新しい世界に居座る機会を得ることがなかなかありません。
そしてそれがきっかけで、多くの選択肢に気づかないまま
失敗をしてしまうことがあると思うんです。
少し世間に疲れている方へ。一日10分くらいでいいので、
喧騒から離れてこの本を開いて欲しいです。
ちょっとした旅行代わりに楽しんでみてください。
多少やんちゃなシーンもありますが、そこは年齢層が広い為、とご愛嬌。
出来れば、どんなストーリーかを知る前に、手にとって見てください。
(レビュー書いているのにこんな事言ってごめんなさい;;)
持ち運びが便利なので私はこちらを選びました。
ブレイブ・ストーリー (下) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー (下) (角川文庫)より
4043611137
No.171
(3pt)

複雑…

主人公は小学五年生の十一歳です。そのわりには内容が複雑でした。
(十一歳のわりには、と言うのは失礼かも知れませんが…。)
そんなに頭の回転がはやいのか…、と思うほど、冒険の最中、主人公が子供らしくないです。冷静な子供なのでしょうか(笑)…。
それと、どんどん本題から離れていってる気がします。何をするために何が必要、それを探してどこへ持って行き、何を手に入れてどうする…という感じです…。
私は読んでて気が遠くなりました…。
今、中を読んでいるのですが、複雑です。
上・中・下それぞれ少しずつ読んでも物語がわかりそうです(笑)。細かいので…。
ちなみに、上で冒険出発するのは最後から数えた方がはやいページからです。
一つ一つが細かすぎてピントがずれています…

細かく書いて読者を引き付けている、…とは思うのですが(人気な本ですから)…向かない人には向かないと思います。しかし、上は家庭的な雰囲気や会話もありまぁまぁ良かったです(…ということでとりあえず☆3つにしました)。
ブレイブ・ストーリー 中 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー 中 (角川文庫)より
4041111714
No.170
(3pt)

複雑…

主人公は小学五年生の十一歳です。そのわりには内容が複雑でした。(十一歳のわりには、と言うのは失礼かも知れませんが…。)そんなに頭の回転がはやいのか…、と思うほど、冒険の最中、主人公が子供らしくないです。冷静な子供なのでしょうか(笑)…。それと、どんどん本題から離れていってる気がします。何をするために何が必要、それを探してどこへ持って行き、何を手に入れてどうする…という感じです…。私は読んでて気が遠くなりました…。今、中を読んでいるのですが、複雑です。上・中・下それぞれ少しずつ読んでも物語がわかりそうです(笑)。細かいので…。ちなみに、上で冒険出発するのは最後から数えた方がはやいページからです。一つ一つが細かすぎてピントがずれています…細かく書いて読者を引き付けている、…とは思うのですが(人気な本ですから)…向かない人には向かないと思います。しかし、上は家庭的な雰囲気や会話もありまぁまぁ良かったです(…ということでとりあえず☆3つにしました)。
ブレイブ・ストーリー (中) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー (中) (角川文庫)より
4043611129
No.169
(5pt)

ただのファンタジーじゃない

映画観て面白かったのですが、最近やっと読む機会ができたので読んでみました。
映画は純粋にファンタジーといった感じ。
ではこちら小説はというと、ファンタジーというよりは、ファンタジーという舞台を利用した現代社会のさまざまな問題点を描いている気がします。
親の離婚問題、無理心中、自分勝手な大人の振る舞い。
そしてその現代を生きるワタルはとてもちゃんとその大人たちを見ていて、私が思っていた以上にずっといろいろなことを考えている子どもです。
ワタルが父や母に問いかける言葉はあまりにも飾り気がなく、真っ直ぐすぎて胸に突き刺さるようです。
なんて残酷なドラマなのだろうと思わざるを得ません。
「幻界」に行ってからも、ファンタジーという世界観をしっかりと表現しつつ、その中で起きている北の帝国との隔絶や宗教問題、種族差別など、現代社会の問題点をしっかりと描いていて、その上で子どもなりの回答を出していくワタルがとても格好いいです。
しかし子どもの感性には驚いてばかりですね。「どうして?」という疑問のキモチなど、久しく忘れていたと思います。
実は私、ファンタジーものは苦手で指輪物語など1巻目の半分くらいで投げたくらいですが、これは本当に面白いです。
ページがサクサク進みます。是非手に取ってみてください。
ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫)より
4043611110