ブレイブ・ストーリー

評判

ブレイブ・ストーリーの評価:

4.10/5点 レビュー 261件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.10pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全328件 181〜200 10/17ページ
No.148
(5pt)

ワタルとミツルの物語

ワタルの最後の決断、勇気の物語。ファンタジーの王道らしく、ラストはある程度想像できたし、爽やかな涙を流せたと思う。それとは対象的にミツルに対しては切なくて痛くて涙がボロボロだった。あまりにも重い運命を背負って一人突っ走るミツルから目が離せなかった。痛々しくて、いたたまれなかった。彼は最後には救われたと信じたい。読み終わって何週間たっても余韻が残る本は初めてでした。
ブレイブ・ストーリー (下) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー (下) (角川文庫)より
4043611137
No.147
(5pt)

「不完全を受け入れる勇気」を感じた

 ファンタジーの話というのは基本的に善悪の立場がはっきりと分かれる書かれ方が多いが、この作品では、亘のやさしい部分とは別に、闇の部分、弱い部分、亘自身が、認めたくないような醜い部分が丁寧に描かれていた。(映画ではかなり省略されていたけど)だからこそ、最後の女神との対話にて、「幸せも不幸もある、この不完全な運命を自分は受け入れる」と言う決心が説得力のあるものになった。 解説にて「甘くは無い、けれど、やさしさをわすれない」と書かれていたが、正にその通りだと感じた。確かに話は長いけれども、すばらしい作品なので、ぜひ読んでほしいと思う。
ブレイブ・ストーリー (下) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー (下) (角川文庫)より
4043611137
No.146
(5pt)

ヒトの本性とは

現世が舞台の第1部を読んでいる時は、この物語を単なるファンタジーとしてではなく子供を持つ親に読んで欲しい、子供はこんなにも心細いんだと思っていたけど、最後まで読んだ今はまた違った考えになりました。もちろんもう子供と言える年齢ではなくなりましたが、それでも主人公亘の心境・思考は読んでいてとても痛かったです。ですが全編読むことによってヒトの本来の姿とは何か、運命を変えるとはどういう事なのか、私もワタルと一緒に少しは理解できたような気がします。これは私が感じた事のほんの一部です。全部読めばきっと人それぞれいろんな事を感じると思います。ぜひ年齢・性別問わず読んで欲しい作品です。
ブレイブ・ストーリー (下) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー (下) (角川文庫)より
4043611137
No.145
(5pt)

現実とファンタジーの違い

女神との会話が面白い。人間は誰も神を抱え、最後は神に相談したいと思っている。
かの酒鬼薔薇聖斗がそうだった。酒鬼薔薇は実在したが、本書はファンタジー小説だ。主人公はともに少年だが、酒鬼薔薇は悪にずるずると踏み込み、鬼となる。
ワタルは人間の善の部分を信じて進む。望みを捨てても、受け入れてしまえば普通に生きて行け、最後の一線を越えることはない。
それが現実とファンタジーの違いかもしれないが、切ないが安心できるのは後者だ。ファンタジーにはやはり夢がある。
ブレイブ・ストーリー (下) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー (下) (角川文庫)より
4043611137
No.144
(4pt)

さよならは言わない

 ジョゾにのって訪れた凍てつく大地。そこで滅びようとしていたのは、巨大な自尊心と空虚な心を持ったかつての"旅人"のなれの果てだった。望みを捨ててしまっても、それを受け入れてしまえば、人間は普通に生きて行ける。しかし、それはとても悲しい。
 滅びに瀕した"幻界"を救うために自分の望みを犠牲にするのか、それともその逆か。迷うことをやめてしまったものと、迷い続けて自分を失いかけたもの。それぞれの想いは北の帝国をも巻き込み、収束していく。
 一体どんな結末になってしまうのかと心配したが、落ち着いた先はとても現実的で快い。一度過ぎ去ってしまった時間は巻き戻ることは無いのかもしれないが、新たに流れる時間を変えることはきっとできる。
ブレイブ・ストーリー (下) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー (下) (角川文庫)より
4043611137
No.143
(5pt)

和製ファンタジーの傑作

誰もが認める希代のストーリーテラー渾身のファンタジー。宮部みゆきほどの人が真剣に正統派ファンタジーを書くとこうも面白いのか、と感心した。ごく世間にありふれているファンタジー小説とは明らかに次元が違う。まず文章の読みやすさ。非常に丁寧である。その分長くなってしまっているが読んでいる最中は楽しくてしょうがないので長いのは大いに結構。そして全く軸のずれないテーマ。最後の女神との会話がこの大作の本質を見事に語っている。それが一貫されているのが非常に気持ちいい。読後感も言うことなし。年齢、性別を問わず多くの人に読んでほしいと思う。続編の執筆も予定されているそうだ。この世界観は一作だけではもったいないので、とても楽しみである。
ブレイブ・ストーリー (下) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー (下) (角川文庫)より
4043611137
No.142
(5pt)

良かった!

この作者さんの本を読むのはこれが初めてです。
とても長い作品ですが、波に乗れば一気に読みきることの出来る作品だと思います。
描写が丁寧なので文が長くなっています。
でも、その分しっかりキャラクターの心理状況が伝わってきます。
終盤は、やはり泣いてしまいました。
主人公はとても良い判断をしたと思います。
長いですが、お勧めの作品です。
ブレイブ・ストーリー (下) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー (下) (角川文庫)より
4043611137
No.141
(4pt)

人の心の在り様

「ファンタジー」と言う言葉の中では収まりきらない、壮大なストーリーです。言葉を自在に操り、読者を物語の中へと引き込んでいく…。かなり長いですが、どこを削ってもこの物語は成立しません。
最後のワタルの決断は、美しくもあり、残酷でもあり、当たり前のことであるとも言えるし、超越しているとも言える。
そして、この決断を理解しながらも、私はやっぱり心のどこかでミツルの運命を変えてあげたかったと思ってしまう。それもまた、ワタルの旅を通じて理解した、人の心の在り様というものなのだろう。
ただ、唯一疑問が…
もし、ワタルの方が最後の宝玉に早く王手をかけていたら、彼はそれをどのような方法で手に入れようとしたのだろう。
ブレイブ・ストーリー (下) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー (下) (角川文庫)より
4043611137
No.140
(4pt)

RPG小説

 宮部みゆきって作家はほんとに多面性のあるひとだなぁと思うと同時に、どこか一貫性のあるひとだなぁと思います。
 このブレイブストーリーは「勇気」がテーマだってことは分かりすぎるくらいですが、テーマはひとつではないように思います。
 主人公は小学生。当然「成長」ってことも含まれます。
 上巻のほとんどは「幻界(ビジョン)」と呼ばれる異世界に行くことなく、現実世界のことが語られています。そこに巧さを感じます。同時にだからこそ深さが出てくるんでしょう。
 ゲームっぽい世界が面白くて、ライトノベルとファンタジー小説の狭間のような作品が今までになかった感じでよかったです。
 ボリュームもありますが、のってくればすぐに読めます。あまり色々と考えないでそこから流れてくることをそのまま受け入れることが出来ればいいと思います。
ブレイブ・ストーリー (下) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー (下) (角川文庫)より
4043611137
No.139
(5pt)

亘が好きです

「ファンタジー」という響きが嫌いで、大好きな宮部さんの作品だというにも関わらず嫌遠していたのですが、もっと早くに(たとえば出版当時に)読めばよかったと思わせられました。私的には全然ファンタジーじゃないです。ファンタジー特有のご都合主義的な設定はないし、ただ冒険をするだけというには緻密すぎる主人公の心理描写。大人のための物語だと思います。ラストの亘の決断も、宮部さんらしいなあと思いました。人間の善の部分を信じて進めるこの物語は、大人が成長するとともに失いつつある大切なものを思い出させてくれる作品です。
ブレイブ・ストーリー (下) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー (下) (角川文庫)より
4043611137
No.138
(5pt)

ワタルの願い・亘の成長

ワタルが女神様に何をお願いするか、何がそうさせたのか、時間をかけて理解してほしい。そしてワタルとしてだけではない亘の成長を感じてほしい。現代を生きる子供達には、このような成長が必要なのかもしれない
ブレイブ・ストーリー (下) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー (下) (角川文庫)より
4043611137
No.137
(4pt)

映画から入りました。

ワタルの冒険の終幕と彼の決断をクライマックスとして、
これに至る過程がテンポ良く描かれています。
映画版と異なり「ハルネラ」「南と北」「カッツとロンメル」の要素が
物語に深みを加え(というか原作はこちらなのですが)、
かつ「ワタルにとって幻界とは何だったのか」を彼が考え抜くことで、
彼がどうしてあの決断を選び取ったかが読者に伝わるようになっています。
女神にワタルが願いを告げる場面では、彼が年齢のわりに饒舌すぎる印象も若干受けましたが、
彼のたどり着いた結論には年齢差を越えた説得力がありました。
エピローグも映画版と本作では若干異なっています。
読み終わって自分もちょっとだけ成長したような気がしました。
(確実に気のせいでしょうけど)
主人公が子供であり、かつファンタジー要素も濃いですが、
やはり大人向けの作品であると思います。
ブレイブ・ストーリー (下) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー (下) (角川文庫)より
4043611137
No.136
(5pt)

ワタルの勇気

勇者が出てくるお話の中には、すごい冒険物語がくりひろげられるものはたくさんあります。
しかしどんなにすごい大冒険をしても、無意識に「勇者なんだからこれくらいできるだろうな」という冷めた目で見てしまい、それほど感動できません。
この物語はごくふつうの少年が主人公。
はじめは勇気がなく怖がってばかりのワタルが物語の中で成長しながら冒険するからこそ、心から応援する気持ちが生まれ、ひとつひとつの場面に感動できました。
読後感は、「ワタル、よく頑張ったね」と言ってあげたくなる感じです!本当におもしろかったです。
特に下巻に入ってからは一気に読めました。
原作があまりにもすばらしかったので、早々と映画も観に行きましたが、やはり映画は子ども向けに作られていると感じました。
原作にあった思想の深い部分や残酷な部分はすべてカットされ、シンプルな冒険物語になっていました。
また、ワタルの家族についてもまるで理解できずに物語が進んでしまっていました。
ワタルの父親がこんな人で、母親がこんな人でというのを知ったうえで、ワタルの家族に起こったことを本当に理解できるのではないでしょうか。
この物語を最大限に楽しみたいならやはり原作を読むべきです。
ブレイブ・ストーリー (下) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー (下) (角川文庫)より
4043611137
No.135
(3pt)

ファンとしては

全巻一気に読めるとは思います。非常に感情が揺さぶれるというか勇者の気持ちに馴れるという感じです。今までの宮部ファンとしてはちょっとひねりがないなというのが残念です。映画で原作の魅力が出せるか疑問です。
ブレイブ・ストーリー (下) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー (下) (角川文庫)より
4043611137
No.134
(5pt)

感動☆

ファンタジーが好きだけれど、子ども過ぎないものが読みたい人にオススメです! 物語が長いので集中力が切れてくることもあったのですが、ラストが近づくにつれてもー涙ボロボロでした!
ブレイブ・ストーリー (下) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー (下) (角川文庫)より
4043611137
No.133
(5pt)

冒険がいよいよ終結へ

ワタル達の冒険が三巻目に突入。
上巻と中巻はワタルの冒険、状況にしぼられて物語が展開していましたが、
下巻ではミツルにも焦点がしぼられ、ワタルとミツルの両方の視点から
物語が進みます。
ワタルとミツル、そして仲間達の思い、葛藤がとても興味深く綴られています。
中巻まで読み終えた方は、このまま下巻を一気に突き進んでください。
ブレイブ・ストーリー (下) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー (下) (角川文庫)より
4043611137
No.132
(4pt)

面白いですよ。

高校生の頃映画化をきっかけに読みました。
映画は子供向けな感じでしたし色々と削られまくりであまり好きではありませんが(まぁ原作のある映画はどれもそんなものですが)この小説は奥が深く読み応えあります。
結論から言うとありすぎてちょっとラストまでごたごたしすぎて(宮部さんはゲーム好きらしいのでそれを思うと納得ですが…)評価は4にしてますけど、でも本当に最後には読んだ人それぞれに感じるものがあると思います。私は特に中学生ぐらいの子に読んでほしいです、って言うか、自分が中学生の時に読んでおきたかった。と思いました。
落ち込んだり不安になったり、ミツルの存在に色んな意味でドキドキさせられたり、もはや1つの経験ですねコレ。
ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫)より
4043611110
No.131
(2pt)

いい話だけどね

正直長いです。こんなに長くする必要は無いと思います。読み応えすぎちゃって、とても応えます。
長い小説を読み慣れてないというのもやっぱりあるかとは思うけれど、長さにしては意外性がないかストーリーで続きがそんなに気にならない。
でも長い分キャラクタの事が多く書かれて最後なんかはちゃっかり僕は泣いてしまっているんだけれど、かなり号泣なんだけれど、ホント。それでも、いい話だけれど何かもっとね・・・。
それと、どうしても許せない事が最後の落ちと言うか何というか、ご都合主義過ぎて最後の感動も萎えるというか・・・。
宮部さんの別の小説に挑戦してみます。
ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫)より
4043611110
No.130
(3pt)

少年の心

少し前にテレビで放映されている&大人も読んでいる姿をみて、
気にはなっていた本です。
もともとファンタジー物というよりは、読ませる本の設定が
たまたまファンタジーだったと思っていましたので、
序章もさほど重いとは感じませんでした。
むしろ大人からみれば、やや一人よがりな心の鬱屈をどう処理して成長していくのか、
そこに興味がもたれる作品です。
ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫)より
4043611110
No.129
(1pt)

一人よがり

全くファンタジーではない。ロマンシング・サガに影響されたんだか何だか知らないが、やたらとゲームの題名が連呼され見苦しい。文章にしても「観察があった」等、意味不明な言葉が沢山ある…斬新とはこういう手法で狙うものか?こんなものを書く作家が日本の誇る大作家とは…全く悲しくなる。クロス…に至ってはキングに影響を受けて、というよりはパクりととってもいい内容。どうなっちゃってるんでしょう?日本の小説界って…。これをファンタジーと位置づけるなどおこがましい。マキャフリィの竜シリーズや歌う船シリーズ等を読んでみて下さい。本物のファンタジーです。
ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫)より
4043611110