ブレイブ・ストーリー

評判

ブレイブ・ストーリーの評価:

4.10/5点 レビュー 261件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.10pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全328件 221〜240 12/17ページ
No.108
(4pt)

この作品は「ファンタジー」ではない。

映画を観て気になり、原作を購入。
映画では思いっきり端折られていた冒頭部分が濃く綿密に描かれている。
夫婦の離婚問題。
ワタルの直面する現実。
「お父さんとお母さんが離婚するなんてやだ!」で済ませてしまった映画とは大きな差で、「ファンタジー」として捉えるのならその程度の設定構わないと思う。
だが原作には大人の都合に振り回される子どもや、子どもの中にも存在するルールや、そういった細かな描写がすごい。
上巻のみなら「ファンタジー」ではなく「ドロドロの昼ドラ」のような印象を受ける。
しかしワタルが「ビジョン」に行くまでの過程がよく理解できる。
「ファンタジー」なら、もう少し端折っても良かったほどに、長い長い説明だ。
こういう「説明」部分も宮部氏の力量で非常に興味深く読めるのだが、「ファンタジー」を求める読者には少々退屈に映るかもしれない。
物語に必要な部分とはいえ、もう少し削れた部分があったのでは、と思う。
ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫)より
4043611110
No.107
(1pt)

駄目だ…

この作品を読んで何処が面白いんだろう?こんなつまらない作品はないと思う。登場人物に感情移入なんか出来やしない。子供向きだなこれは。あと話が長すぎ。一冊にまとめろよと言いたい。駄目だなこれは…あとDVDも観たが、いや正確には音だけ聴いた。なぜなら観るに値しないからである。アクアの歌が台なしだ!!しかもエンディンフルじゃないし(怒)
ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫)より
4043611110
No.106
(3pt)

一番伝えたかったこと

全てを読み終えての感想です。分厚くても読みやすく、物語に引き込んでいく宮部さんの文章は流石だと思いました。あと小中学生で習ったけど滅多に使わないため記憶の底に沈んでいた漢字や言葉の数々を思い出させてくれたりもします。しかし、ファンタジー要素までに到るパートが長く、その過程が痛々しすぎます。そして、なぜこんなに分厚いのかといえば、自分のイメージを事細かに読者へ説明しようとしているからなのですが、それが裏目にでて半ばぐらいになると、流し読みをしたくなる程です。他のファンタジー小説を読んでも分かりますが、ある程度は読者が想像を楽しむ隙も与えて欲しいものです。何より、このページ数に対して、あの結論なのはお約束として、他の人たちのその後の方がすごく気になりました。先ほども書きましたが、説明部分を簡潔にして他の人物たちのフォローに回して欲しかったです。結局、この物語を読ませたい年齢層や伝えたかったことは何だったんだろう?あれこれ詰め込みすぎて焦点がぼやけてしまった気がします。
ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫)より
4043611110
No.105
(3pt)

・・・昼ドラ?

この巻は第一部と第二部の最初のちょこっとが載ってます。
第一部の主な内容はワタルの両親の「離婚騒動」です。
お父さんがお母さんとの結婚の前から好きだったAさん(仮)と結婚するため
お母さんと離婚したい(!)でもお母さんはお父さんと別れるつもりがない。
ワタルはお父さんとお母さんと元のように生活したい・・・。
(ジャバジャジャーン←効果音)このシーンを読んだとき「買って損はなかった!」
と、心の底から思いました。
ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫)より
4043611110
No.104
(4pt)

ファンタジーでここまで?

非常に厚く、中身もいろいろと濃く、すごい作品だと。
ファンタジーのはずなのに、この上巻の三分の二以上が幻界ではなく現実世界でのお話で、その内容が少々エグイ。映画化の影響で(映画は見てませんが、私も映画化の影響で読み始めたタイプです)子供とかも読んでみようと思うでしょうが、これは大人向けです。離婚問題が泥沼です。その分、ワタルの旅の動機付けなどがしっかりし、物語に深みが出るなどのメリットもありますが。
にしても、キ・キーマがムチャクチャいいやつなのには感動。(ちょっと時間はたつけど)泥沼のあとだから余計にいいやつがまぶしいぜ!
ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫)より
4043611110
No.103
(4pt)

はじまり☆A

〔あらす〜じ〕
小学生五年生の亘は、成績はそこそこで、テレビゲームが好きな男の子。大きな団地に住み、ともに新設校に通う親友のカッちゃんがいる。街では建設途中のビルに幽霊が出るという噂が広がっていた。そんなある日、帰宅した亘に、父は「この家を出てゆく」という意外な言葉をぶつける。不意に持ち上がった両親の離婚話。これまでの平穏な毎日を取り戻すべく、亘はビルの扉から、広大な異世界ー幻界へと旅立った。
〔感想〕
この話すっごい長い!ただひたすら長い!!だって1000n以上の作品なのに2部構成ってどうなのよ??って思いました。でも決して退屈ではなかった☆次々にいろんな出来事が起こるからだと思います。亘は1部では本当に不幸な少年です。大好きな両親が突然離婚の危機にさらされてしまうのですから当然です。しかも、そのことは全部自分の責任だと背負いこんでしまうところに子どもの純粋さを見ました。自分も小さい時、悪いことをしたらいけないというのは何気なくわかっていて、それは悪いことをすると必ず自分に返ってくる『因果応報』みたいに考えていたんじゃないかなと思いました。そんな亘に感情移入してしまいあっという間に読んでしまいました。冒険は始まったばかりなので中・下も楽しみです
ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫)より
4043611110
No.102
(5pt)

ミツルの行動、態度は当然でしょう

ワタルは現世での自分の運命に立ち向かう覚悟で女神に願いを告げるが、ミツルは運命を変えたいばかりに、自分の中の憎しみに打ち負かされてしまう。運命から逃げない、立ち向かう勇気の大切さを訴えたいのでしょうが、ワタルはしょせん、父親の不倫と両親の離婚の危機というご家庭内の揉め事でしかないのに対し、一方のミツルは危うく実の親に殺されかけ、妹も失ったという状況なのだから、憎しみの度合いも当然異なれば、それを受け入れる為に必要な寛容の度合いもまるきり異なるはずで、設定上、小学生ならあそこまでねじくれても当然だし、この両者を天秤に掛けること自体が不当じゃないかと思うんですが・・・。
 憎しみに凝り固まった人は確かに身を滅ぼしますが、とはいうものの、この大ラスの終章の表現ではまるで、いかなることでも、人を憎むのはいけないこと、自分の身の上に降りかかる不幸は全て受け入れ、災厄の元となる人物であろうと赦せ、という敗北主義か、どっかの人権派の論調のようで、すっきりしません・・・。
 この物語がジュブナイルとして創作されたのなら、このような理想主義でも、まだ判りますが・・・確か、そうではなかったはず。
 
 ワタルの身の上の不幸が両親の離婚の危機なんて生易しいものではなく、ミツルのような、例えば、両親を惨殺され、犯人が例の不良石岡で、親のコネや、少年法に守られて罰せられることなく変わらず日常を送り、ワタルが親戚をたらいまわしにされて過酷な目にあっているような設定で、それでもなお、このラストにつなげるなら、宮部さんらしい力技を堪能できたんじゃないかと思うんですが・・・。宮部ファンなので、5ツ星入れときますが・・・。
ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫)より
4043611110
No.101
(3pt)

キ・キーマこいついい奴(/・ω・)/

何かと理由をつけて、ワタルの事を色々助けてくれる姿がとても印象的でした。スーパーマンなんかになれなくても、彼のような人(?)になれればいいなと読んだ人は感じたんではないでしょうか?
もしかしたら、未来のワタルの姿かもしれませんねw
自分の正義を貫く心強いキャラクター達、それがどうしても出来ないキャラクター達、正しい大人を演じようとするどこにでもいる大人達、すれ違う思い、様様な思いが交錯して楽しいストーリだと思います。
☆3と中途半端な評価ですのでここからは悪態つけます。
ファンタジー編の説明やほったらかしにちかい複線や、少しキャラクターにつける関連性がどうしても薄い気がしました。現実世界編が、とてもよく描写されているだけにどうしても引っかかってしまいました。なので☆3つ。
「自分から変わらなくちゃ。」そうやって、大人になろうとみんなもがきながら成長していくんですね。ちょっと年齢高め向きかもしれませんが、おすすめできる本です。
ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫)より
4043611110
No.100
(4pt)

現世:幻界 7:3割合の上巻

異世界ファンタジーを期待して読み出しただけに、一向に異世界へ入る兆しのない中盤までは焦りました(笑)
現実と異世界の割合が7:3くらいに感じました。100%ファンタジーな作品を望むのであれば、上巻は抵抗を感じるかもしれません。
しかし
三谷家の家庭崩壊。最初はよくある普通の家庭だった(そのように見えた)だけに、歯車が軋み、一気に崩壊していく後半の展開は目が離せませんでした。
よくある普通の家庭の中の、普通の小学生だった主人公、三谷亘。彼が、大切なものを失い、悲劇に必死で抗い、その運命を変えようと幻界(ヴィジョン)へと旅立つ過程が、見事に描かれています。
主人公にとっての大きな「喪失」 ファンタジーで何よりも重要な要素を、丁寧に描ききった上巻に、私はとても好感が持てました。
喪失と決意の上巻。中巻も期待です。
ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫)より
4043611110
No.99
(5pt)

勇気と努力

映画を観てから原作を読んでしまった。どちらもおもしろく、満足した。結末が違ってもかまわないし、それぞれの世界がある。言葉の力と映像の力を満喫できる作品だった。
ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫)より
4043611110
No.98
(4pt)

ファンタジー好きなら◎

宮部みゆきの特徴して、なかなか段落を変えてくれないので、ページを開くと、
そこは、文字でぎっしりだったりする。
しかも、上・中・下3巻ということで、かなり量でした。
物語は、おおまか、2部にわかれていて、
1部(前置き)だけで、簡単な小説なら2冊分の量があるので、
TVCMで期待するような展開には、なかなか発展しないので、すこしもどかしい。
それにしても、構成はすばらしい。
そして、描写もすばらしい。
頭の中で、複雑なアクションシーンが、詳細に再現されます。
ここまで、文章で表現できる作家って、他にいるか??
ストーリも非常に俊逸。
市場にあふれロールプレイングゲームでも、
ここまで優れたものにお目にかかった記憶は、まず少ない。
殺伐とした中にあって、
生きることがどういうことか、命というのがどういうことなのかを、
小さな小学五年生の男の子が、冒険を通じて学んでいく。
この小説で、唯一の不満は、主人公が、小学5年生にもかかわらず、
頭が良すぎること。
あまりの、聡明さで、小学五年生の主人公の人物像を、描くことができない。
すぐれた行動描写を実現しているにもかかわらず、これは、宮部みゆきも盲点か?
ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫)より
4043611110
No.97
(5pt)

最高だ!こんなに面白い冒険に出会えるとは!

最近、本が読みたくて仕方なかったけれど、なかなか面白い本に出会えませんでした。
そんな時、宮部みゆき先生の『ブレイブ・ストーリー』が、
上・中・下巻として発売する事を知り、軽い気持ちで買ってみました。
そしたら、なんとなんと!
「面白い!」の言葉が、ページをめるく度についてきそうなほど、とてもとても最高な本です!
私の求めていた本は、こんな本だったのです。
日本の作家さんの本を読むのが苦手な私にとって、こんなに面白い本があるなんて、今まで知りませんでした。
最初は日常生活から始まるこの物語は、少しずつ幻界(ヴィジョン)の話になっていきます。
もう…そういうシーンが本当に大好きになり、ページをめるく手が止まりませんでした。
私は、ただでさえ本を読むのが遅いのです。
なのに、嫌いな文庫でぎゅうぎゅうずめの活字、それに500ページほどもある本! を、
本当にほんと〜っに読むのが遅い私が、たった1週間で読んでしまったのです!
今まで、こんなに早く読めた事があったでしょうか?
しかも、早く読んで内容を忘れてしまった、なんて事はなく、細かいところまで、
まるでワタルと一緒に冒険をしたみたいな感じに覚えているのです。ずっと心に残っているのです。
それに、後々出て来る勇者の試練も、ワタルと一緒に考えさせられました。
こういう時、早く読んで内容を忘れてしまう人は、きっと謎解きが出来なかったでしょう。
私は、今まで出会った本の中で、この物語で初めて謎が解けました。
深い深い謎は、まだ中巻や下巻を読まないと解りませんが、試練の問題などは、
考えて考えて…そして…あ! っと解るのです。
解いた後は、心がすっとして、雨の日でも心が晴れ晴れしそうでした。
上巻では、今まで読んだ事のないような現実的な内容でした。
だけど、読めば読むほどストーリーの中にすいこまれていって、ドキドキワクワクの冒険になるのです!
そんな不思議な冒険にめぐりあえて、今も胸が躍っています。
ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫)より
4043611110
No.96
(1pt)

これって?

まどろっこしいな〜!こんなにいろいろ書かないと本題までもってけないのかな?どうしたいの?というのが感想でした。本題までも結構長いし、入ってからもピンとこない架空の世界が広がるし(私だけかも・・・)アクセントが足りない気がします。一応ファンタジーなのですかね。中と下も買ったのですが読みきる自信がないです。
ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫)より
4043611110
No.95
(4pt)

お勧めです

一週間まえから、読み始めたら、止まらない!! 笑。 もしかして 俺は亘くんと似た性格だから、面白いと思っているかもしれないが、暇なときを本をよむ人なら、おすすめです。
ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫)より
4043611110
No.94
(5pt)

本当に伝えたいこと

この小説は、読者の見方によって大きく評価が変わる。大きく見方を分けると、三つになるだろう。ファンタジーとしてみるか、ゲーム感覚でみるか、あるいは少年の人生を描いたものとしてみるか。ファンタジーや、ゲーム感覚でこの小説を読むと、あまり面白くないものに見えるだろう。現世での少年の私生活に始まり、両親の泥沼とかした離婚話、母親の自殺未遂を経て少年は幻界へと旅立つ。ここまでに、およそ小説の四分の一かけている。ファンタジーやゲーム感覚で読む人にとっては、序盤が長すぎるし、話の内容があまりにもファンタジーに無縁な話だ。幻界に行っても、他のファンタジー小説やRPGゲームによくあるような話しかない。これでは、ファンタジーやゲーム感覚で読む人にとっては、長く面白くない小説としか言いようがない。しかし考えてほしい、宮部先生はこの小説で何を伝えたかったか?ただのファンタジーとして楽しむ小説だったろうか?少年が願いを抱いたとき、少年は自分のことしか考えていなかった。家族がもとに戻って、自分が幸せになればいいと。だが幻界を旅するにつれて、少年の考えは変わった。状況だけ変えても自分自身は何も変わらない。また不幸が訪れたとき、それを乗り越えられず悲しみにあえぐだけ。現世の時と何一つ変わらない。本当に変えなければならないのは、自分自身なのだと。現実を受け入れる事のできる自分を築くことが大事なのだと。宮部先生がこの小説で伝えたいことは、「現実から目をそらさず、受け入れること」だと私は思う。宮部先生は、この小説を多くの子供たちに読んでほしいのだという。この小説がファンタジー小説であるのは、子供たちが読みやすくするため、そしてなによりファンタジーでしか伝えられないからだと私は思うのだ。これからこの小説を読もうと思う方。決してファンタジーを楽しむだけの小説としては読まないでほしい。
ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫)より
4043611110
No.93
(3pt)

前置きが長いです。

長いお話を読むのが好きな人には満足できるだろうけど、
本を読むのが習慣になく、長い本を読むのが苦手という方には
オススメは出来ません。
まず、前置きがかなり長いです。
本題に入るまでの前置きがものすっっごく長いです。
この本はかなり分厚いのですが、半分読み終わってもまだ本題に
入らないというほど前置きが長いです。
それから主人公のワタルの思考がとても小学5年生とは思えません。
計算力が高すぎてついていけません。
つまりお話がリアルじゃないんです。
はっきり言って、☆3つで十分という感じです・・:
ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫)より
4043611110
No.92
(3pt)

面白いんだけど、学ぶところもあるんだけど

宮部みゆきさんの描く一人の男の子の成長ストーリーです
この上巻はひたすら主人公、ワタルの現状説明(と謎の世界、ヴィジョンの説明)
子供向けの印象の強い作品ではありますが、ワタルの家庭環境について
描いた部分に、宮部さん特有の甘くない描写が見られて
ちょっと嬉しかったです
でも、そもそもの話の本筋はというと・・・・・
「RPGみたいな世界で冒険し、現実を生き抜く強さを得る一人の少年のストーリー」
というのがこの話の大まかな筋なのかな?と思ったんですけど
宮部さんの思い描くRPG感と、僕のそれとに大きな隔たりがあって
冒険の舞台である【ヴィジョン】に初めから最後まで
違和感感じまくりでした
なんだか、読んでいて
母親にゲームの話をしているときのような
「そうじゃないんだよ、お母さん!!」
って感じのやきもき感でいっぱいになった作品でした
ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫)より
4043611110
No.91
(5pt)

クリシュナムーテイに通じる思想

大著にもかかわらず、2週間ほどで読み終わりました。大変、読みやすく、情景描写なども、必要かつ十分で、キャラクターなど想像しながら楽しく読みました(映画や漫画になっているとは知らずに、読んだので、かえって楽しめました)。話はファンタジーですが、メッセージは随所に散りばめられており、人生はそのゴールより人生の旅を続けていくことが大切であることなどはユダヤ教に通ずるものがあり、自己犠牲や同胞への愛などはキリスト教的な部分も少しあるかなと読み進めていました。後半で、嫉妬などの自分の醜い部分があることも、自分の一部と認めることは困難であるが大切であるというメッセージなどは、既存の宗教を超えたもので、クリシュナムーテイの“自我の終焉”などを思わせる高い精神性の境地かと思われました。
ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫)より
4043611110
No.90
(2pt)

ファンタジーにする意味はないのでは?

まあ、正直「宮部みゆき」の書いたファンタジーと言うものがどういったものなのだろうか? という、興味本位で読んだのですが、この作品の何が面白いのだろうか? と思ってしまった。
展開は、なんのヒネリもないし、昔の初期のRPGをやっている感じでした。決められたルートをただ歩くだけのストーリー。
ひねりも、どんでん返しもなく、宮部みゆきの作品として見る限り、凡作ではないでしょうか?
厳しい評価かもしれませんが、ハリーポッターなどが受け入れられているのは、子ども向けでも、「あ、最後はこうなるんだ?」とか、「ええ、この人が?」という驚きなど、展開の楽しさがあります。
宮部さんの小説は、こういった楽しみがあるはずなのに、これにはまったくありません。ターゲットが子供であるなら、両親の離婚話うんぬんは、重すぎると思いますしね。
宮部さんファンとしても、ファンタジーファンとしても駄作とはいわないまでも凡作でしょう。
ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫)より
4043611110
No.89
(4pt)

扉の向こう

 昨日の次は今日、今日の次は明日。いつまでも続くかに見える毎日は、ちょっとしたきっかけで、その軌跡からずれてしまう。平凡な小学五年生のワタルに訪れた、二つの出会いと一つの別れは、彼を"幻界"と呼ばれる世界へと導く。
 出会う人、出会う人が自分をもてはやしてくれた時代はすでに去った。誰かに対して優越感を感じたり、逆に劣等感を感じたり、ほのかな恋心を抱いてみたり、自分だけの世界から社会の入口へと飛び込み始めた少年に突然訪れた両親の離婚…。この運命を変えられるという"幻界"への旅は、現実からの逃避に見えなくもない。
 これが現実からの逃避に終わるのか、それとも何かを得て帰還するのか、あるいはただの夢なのか。"幻界"での旅がワタルに何をもたらすのか楽しみだ。
ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫)より
4043611110