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臥龍: 横浜みなとみらい署暴対係
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臥龍: 横浜みなとみらい署暴対係の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.64pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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今野氏の警察物はテンポよくページをめくる手が止まらないのが 殆どだが、これは冗長感が漂い残念だ。400ページあるが350ページに 短縮できると思う。原因は係長と補佐役の意味のない会話が多すぎることに ある。 | ||||
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勿論、普通に読めば星4つか5つの内容だと思う。しかし今野氏のファンとして全ての作品を読んでいると、どうも設定の重複や主張の矛盾を感じてしまい、評価が下がってしまう。 今野氏の警察モノの主人公に多いのが、自分の信念を貫くタイプ。それによって組織内(官僚主義のキャリアなど)で反感を買ったりするが、主人公を信じる部下や周りのサポートがあり事件を解決するというパターン。 本書のシリーズも自分の信念を貫く諸橋と、それをサポートする城島がメインでストーリーが展開されていくが、これは安積班シリーズの安積と速水の関係にそっくり。メインが実直でサポート役がくだけた感じの人物。 また、キャリアなのに左遷されて所轄の署長をしている人物のシリーズでは、敵対している様で(実際敵視しているが)、主人公を認めている部分もあるキャリアが出てくる。これも本書の笹本とかぶってしまう。両親をヤクザに殺された刑事(別シリーズでは元刑事)と言うのも別のシリーズで出てくる。 地元に愛される昔気質のヤクザと言うのも、任侠シリーズに共通する設定だと感じる。 主張の矛盾と言うのは、この昔気質のヤクザと言う設定。今野氏の初期作品では徹底したヤクザイコール暴力団と言う設定であったが、任侠シリーズにしろ本書の神風会にしろ、どうも「地元に愛される良いヤクザも居るんだよ」と言うメッセージに聞こえてしまう。本書では諸橋のセリフとして暴力団を憎む発言を多々させているが、一方この様なヤクザも居るというのは初期作品の徹底さとは矛盾していると感じた。 | ||||
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