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バビロンの秘文字
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【この小説が収録されている参考書籍】
バビロンの秘文字の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.17pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全23件 21~23 2/2ページ
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三冊読んで、世界観は十分に楽しめたと思っています。 でもつまるところ、一冊目で感じてしまった、 「これ三冊いるかな」という疑問につきてしまうのでした。。。 本書は、恋人に誘われて訪れたスウェーデンで事件に巻き込まれ、 以来、謎を追うことになるカメラマンの鷹見が物語の主人公です。 物語の舞台は、スウェーデン、ドイツ、イラク、アメリカ、日本など。 著者は現地取材をされたそうですが、 街の描写などは細かくされていて、少しですが土地の雰囲気も味わえました。 三冊毎にひきつけられるポイントも確かにあって、 わくわくする瞬間ももちろんあるんですが、満足度は総じて低いです。 感想がいちいち批判めいてしまうのがとても不本意です。 細かい点がいろいろあるんですが、 ちょっとそれはもう、避けたいと思います。 一冊目から感じていた、 作り手側の商業的な思惑がずっとちらつきました。 三冊読み終えても、その邪推が拭えなかったのです。 もちろん、個人見解ですが。。。 友達にすすめるか、という基準で考えても、 よほどの理由がない限りおすすめしません。 一冊目を買って読み切れば、やはり、 三冊読まないとなんとなく損をした気がする、 のが人情でしょう。 となると、きっと三巻まで頑張って読もうとされる人が多いでしょうし。 そもそも大人の読書は、頑張ってするものかなあ、とか、 物語の内容とは別のところで考えてしまいました。 私の感想は多くの読者と違うものになるとは思いますが、 そうした少数派の読者のために警鐘を鳴らしておきたいです。 三巻買えば5,000円を超える買い物になりますので、 安い買い物でもないですし。 文庫になっても、同じ金額を払うなら、 誠に僭越ではありますが、 おすすめしたい本が他にいくつもあります。 誤解のないように付け加えますが、つまらなくはなかったのです。 繰り返しますが、物語の世界観は楽しめたと思っています。 ですが、正直「うまい具合に買わされてしまったなあ」という読後でした。 くどいようですが、気になる本が他にある方は、 必ずそちらを先に読むようアドバイスさせてください。 少なくとも文庫になる前に急いで買う三冊ではないと思います。 こんな複雑な、 なんともやりきれない心境の読書は初めてかもしれません。。。 二冊目までなら、最後は盛り返してくれるだろう、 という期待を残せますが、 三冊目が一冊目の懸念を的中させることになったため、 とても残念ではありますが、勝手ながら低評価とさせていただきました。 | ||||
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鷹見にケチつける事だけを目的に読んでる感じ。 人の多い中庭に車で突っ込むな。クラクション鳴らされても「機敏に身体を動かす事が出来ない」人間は世の中数多くいる。これは大量殺人未遂だ。 美咲とウォンの間に入って「俺を通してくれないと困るんだよねえ」は、有名人のお取り巻きと同様のさもしさを感じる。 第一、世間から身を隠そうとしてる娘に「あっちからもこっちからもマークされてる人間」が接触したら迷惑だよねえ?案の定また「お供」引き連れてる訳だし。 主人公がここまで「自分では何一つやってない」のも珍しいと思う。ただひたすら「しつこく」「お願い」し、「たかり」に近い。「好意」の場合は「好意」を絞り尽くして「まだ足りないまだよこせ」と言っているかのようだ。 Ⅰの終わりくらいから一番の疑問。「そもそも彼女は助けを求めているのか?」。 「今忙しいから後にしてって言ってるでしょう!」ってトコに「ねえねえ。これさあ」と袖を引く子供を連想した。 得々と「女の為にここまで来た」を連呼するが、なぜ誰も「ふざけんな。状況考えろ!」と言わず、「微笑ましく」受け止めてあげるってすごい。 自分だったら掴みかかるよ。ここまで能天気な「手前勝手」は。 これは「危険なトコに自ら入り、『人質』になって、いけしゃあしゃあと助けを求める」系の人種だ。 徹頭徹尾「自分の都合、自分のやりたい事だけ」押し通す人間は、1人取り残されて当たり前だと思った。「誰かの役に立ちたい」から振られるのだけは、ざまあみさらせ、と、納得した。 終始イラついて、読み進むのに妙に時間がかかった。 大々的に宣伝されてたから「押さえ」ておくか、と思って読んだが、自分は読まずとも良かった。 | ||||
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確かにラストは、えーっ! これで 終わるの?って感じがした。続篇があってもおかしくない終わりかただ。むしろ続篇を期待したい。ネタバレになってしまうが、謎は謎のまま放置されている。読者のフラストレーションが最高潮に達してしまうラストだった。最初から流れる冒険物語は読者を楽しませるものであるが、ラストには納得できない。 | ||||
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