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(短編集)
ゲイルズバーグの春を愛す
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【この小説が収録されている参考書籍】
ゲイルズバーグの春を愛すの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.30pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
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作者は古いものを愛する人だと思います。過去と現在が入り混じる話が多数収められていました。 最終話はロマンチックでした。ヴィクトリア調の書物机を通じて時代を超えた文通をし(許されたのはたったの2往復!)、永遠の恋に落ちた男女の物語です。 コメディもありましたが、女性の服の中身が見える眼鏡なんて、今なら炎上しそうな設定ですね。この作者自身、少し前の方なので(お亡くなりになっています)「現代」の設定もレトロなのです。 | ||||
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翻訳に対して誤訳だ何だと書いてる人を見ると、「そんなこたぁどうでもいいだろうが英語で読めるなら英語で読めうるさいやつ」なんて思ってましたが、今回例を示して説明してあるのを読んで認識を改めました。時制の問題ですが、これじゃ感動の度合いが全然違ってくるじゃないかと愕然としました。説明してくれた方ありがとうございました。 | ||||
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表題を含むの10の作品からなる短編集。 近代化の並が押し寄せるアメリカ。 古い街並を残すゲイルズバーグも例外ではなく、郊外に大きな工場が建設されようとしていた。 契約のためにゲイルズバーグを訪れていた工場のオーナーが夜の街を歩いているところへ路面電車が通りかかり、彼は危うく轢かれそうになる。 ところが、路面電車は数十年前から運行されておらず、レールすら存在していないはずだった。。。 表題作に限らず、19世紀初頭の”古き良きアメリカ”へのノスタルジーが一杯なのだが、作者と同一のノスタルジーにはちょっと浸りきれないかな。 | ||||
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表題を含むの10の作品からなる短編集。 近代化の並が押し寄せるアメリカ。 古い街並を残すゲイルズバーグも例外ではなく、郊外に大きな工場が建設されようとしていた。 契約のためにゲイルズバーグを訪れていた工場のオーナーが夜の街を歩いているところへ路面電車が通りかかり、彼は危うく轢かれそうになる。 ところが、路面電車は数十年前から運行されておらず、レールすら存在していないはずだった。。。 表題作に限らず、19世紀初頭の”古き良きアメリカ”へのノスタルジーが一杯なのだが、作者と同一のノスタルジーにはちょっと浸りきれないかな。 | ||||
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ちょっと不思議で、優しい気持ちになれる短編集。70年代の作品ということで、やや古い感じがする作風ですが、温かな余韻を残してくれます。丁寧に訳されていますが、少し古めかしいというか、ほぼ直訳です。その為、日本語としては若干読みにくい部分もあるように思います。原作で読んだほうが、文章の美しさが際立ちます。 | ||||
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TVのドラマをみて「たんぽぽ娘」を読みたくて探していた時に見つけたのですが・・・内容は、えっ?もうこれで終わり?的な微妙な終わり方ばかりでした。 | ||||
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ゲイルズバーグは「そよ風の町」という意味。その町が現代化の道を進み始めたころ、今はないはずの路面電車や旧式のポンプ式消防車を目撃したりする人が続出するという、不思議な事件が続く。 ジャック・フィニイといえばマイナーな異色小説家で、どの作品も懐古趣味的な、ノスタルジイがあふれているが、これもまさにそう。 もちろん、やたら懐旧趣味に耽溺するのもどうかとは思うものの、たまには現実嫌悪のノスタルジイを味わうのもいいかもしれない。 どの町も同じような近代化をされ、どの駅前も同じ風景となってしまった昨今・・・その町独自のカラーが、それぞれの都市にあった時代を懐かしむ気持ちもわからなくはない。 | ||||
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