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中国銅鑼の謎(チャイニーズ・ゴングのなぞ)



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【この小説が収録されている参考書籍】
中国銅鑼(チャイニーズ・ゴング)の謎 (論創海外ミステリ)

中国銅鑼の謎(チャイニーズ・ゴングのなぞ)の評価: 3.00/5点 レビュー 2件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(4pt)

なかなか奥が深い英国古典ミステリー。

イギリスの古い屋敷が舞台のなんとなーく
かび臭い話かと思っていたのですが・・・
複数の容疑者、様々な趣向を凝らしたトリック、
無理のない、無駄のないあらすじ。
それぞれの人物の人間性が、繊細に描かれているところが
好ましい。
容疑者はみな、高貴な心を持つ、博愛心あふれる人間である。
そして、イギリス版、浅見光彦のような探偵の登場!
(貴族階級出身の著述家という設定)
イギリス紳士らしく、警察と互いに敬意を払いながら、
捜査が進められてゆく。

時代に翻弄され、多くを失ったものたち。
究極の選択をせまられたとき、人はどうするか?
地味な作品とも取れるかもしれないが、
ラストは、なるほど、と読者をうならせる、
巧みな心理戦が繰り広げられる。
中国銅鑼(チャイニーズ・ゴング)の謎 (論創海外ミステリ)Amazon書評・レビュー:中国銅鑼(チャイニーズ・ゴング)の謎 (論創海外ミステリ)より
4846014762

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