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(短編集)

花魁さんと書道ガール



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【この小説が収録されている参考書籍】
花魁さんと書道ガール (創元推理文庫)

花魁さんと書道ガールの評価: 4.00/5点 レビュー 6件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(3pt)

女性観

著者は、ライトノベル/青春小説の書き手らしい。
 本書は、花魁の幽霊に取り憑かれた女子大生をヒロインとした短編集で、全4話が収められている。
 主人公が大学で書道を専攻しているというのが珍しい設定だ。そして、主人公の成長とともに書が変化していくあたりが読みどころ。
 ミステリ要素は薄いが、周囲のひとたちの恋にまつわる問題を解決していく点がちょっと「日常の謎」っぽいか。
 それにしても、登場するのが嫌な女性ばかり。逆にリアルなのか?
 著者の女性観を疑わざるを得ない。
 とはいえ、全体的には男女の恋の駆け引きが楽しく、愉快な一冊であった。
花魁さんと書道ガール (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:花魁さんと書道ガール (創元推理文庫)より
4488450113
No.1:
(3pt)

花魁も書道も料理も、付け焼き刃感が否めない。

簪に封じ込められていたと思われる花魁が、
現代に幽霊として表れれて、恋愛相談で活躍する中で、
大学1年生の主人公が、成長してゆく姿を描いている、らしい。

大学の学園祭が終わって、1時間半かけて帰宅して、しばし過ごした後、
祖母が倒れ救急車で病院へ搬送され、検査で入院が決まり、帰宅して入院の支度をして、
何とか必需品を揃えて病院へ戻り、面会時間ぎりぎりまで過ごす。

祖母のお見舞いに行ったあと、大学の女子会に参加する。

大学は埼玉県郊外…なのに、最寄り駅の一駅前で下車して、お気に入りのパン屋で昼食を仕入れ、
歩いて大学へ向かう。

埼玉県郊外の電車は、一駅の間隔が長いはずなのに、歩けるのか…。
埼玉県で茶畑というと狭山が連想されるが、そこから1時間半かかる郊外。
頻繁に、時間に関して首を傾げてしまった。
架空の世界であることは判っていても、病院の面会時間は何時までなのだ!?
そんなことが妙に気になる。

花魁が、どこでいまどきの乱暴な言葉遣いを覚えたのか、も、不思議だったが、
恋愛相談で見事に切り捨てるところは、それなりに爽快。
花魁さんと書道ガール (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:花魁さんと書道ガール (創元推理文庫)より
4488450113

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