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世界から猫が消えたなら
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世界から猫が消えたならの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.04pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全46件 21~40 2/3ページ
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近年映画化が決まり、話題となっている作品。 主人公は悪魔との取引で、1個世の中から何かの存在を消すと、1日寿命が延びるという設定。 著者の主張や内容がとても素晴らしい。 人生の大切さや、残された時間の使い方など、物語のあらゆるところにちりばめられており、読みやすいし読後感も悪くない。 ただ、どうやら著者は初の小説作品であったらしく、設定や結末などの部分で詰めが甘い。 いきなり悪魔が登場したり、唐突に猫がしゃべりだしたり、結局結末では何が言いたかったのか良く分からない。 しかもタイトルと違って作中で猫消えなかったし…。 作品はとても素晴らしいものではあったが、人に薦めるほど良い作品であるとは感じなかったし、良作かと問われると首をかしげてしまう程度。 しかし、これはきっと著者が経験不足なだけであり、内容の着眼点や、作品中盤の話の進め方は評価するべきであろう。 もちろん読んだ人によって評価が変わるのは当然なのだが、ここまで綺麗に分かれている作品も珍しいのではないだろうか。 きっと作品を表面的にしか読んでいない人は星1つだろうし、これからの伸びに期待した人は星5つだろう。 私個人としては星1~2つでも良かったのだが、これからの伸びを期待して星3つ。 今後の作品の伸びに注目すべき作者なのかもしれない。 | ||||
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話題なので読んでみました。 設定やプロットは使い古されたようなものだけど、定石通りなのですんなり理解できる。 ちょっと前の「セカチュー」とか「いまあい」あたりの「生前に遺したメッセージ」もので泣けた人には同じツボに入ると思います。 しかし小説としてはつまらない。文章がつまらない。 読んでいてもその場にいる人達の姿が感じられるのではなく、映画のワンシーンやスクリーンに写っているところが頭に浮かんできます。 「ここはこんなシーンになるのかな」と思わず映画を見ているところを想像してしまう。 作者は映画を作っている人とのことなので、これは仕方ないことなのかなあ。 「脚本」と割りきって読むような本だと思いました。 でも、この構成なら、映画はきっと面白くなるんでしょうね。 先にこの本を読んでガッカリするくらいなら、先に映画を見て、映像とストーリーを反芻するために読むほうがよいと思います。 | ||||
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悪いレビューも良いレビューも 読んで購入してみました。 えっ?!ここで終わるの? つーか題名の猫の描写これだけ? っていうのが、私の感じた後味ですが 普段、小説を読まない私には 表現が難しくなくて読みやすかったです。 平凡で、なんでもない稚拙な主人公は まさに現代の若い人達そのものだと思います。 個人的にフーカフーカは好きです! | ||||
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自分の命と引き換えにこの世界の何かを消す… 家族や友人、大切なものに気付かされる作品でした。 | ||||
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思っていたほど感動はなかった。 本屋大賞にもなったようだが現実離れしていたことが ちょっとピンとこない。 でも名言は残っている。 | ||||
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余命宣告を受けた青年が,残された日々の中で『なくしてわかる大切なもの』に気づき, それらを考え,見つめ直していき,生きることの素晴らしさや父と母の愛情を知る様子は, 時に自分のことに置き換えてみてしまうなど,使い古された感はありますが悪くありません. ただ,そんな彼ともう一人の男の軽さ,妙な口調でしゃべり出す猫におかしな擬態語と, 題材と雰囲気のアンバランスさや,状況に対する『締まり』のなさには違和感を覚えます. また,家族との確執を早くから匂わせ,それを中盤以降で巻き取っていく流れでしたが, 根本的な部分が薄く淡々としているため,愛情やすれ違いなどもどこかうわべだけのよう. 抱える思いに決着をつけるラストも,最後までは描かれずにフェイドアウトしていきますが, 広げたまま畳めなかっただけに感じられ,余韻というよりは中途半端な読後感だけが残ります. | ||||
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読んだか読んでないのか迷ったんで読んでみた。 多分読んでた。 まるっと忘れてただけでw 「いいお話」と認識すべきは分かってる。 …けどねー、この手の話は「ぴんぴんころり」が前提で、死ぬ直前まで元気…ってトコからもう能天気感満載になってしまってw タイトルと装丁は良いと思います。 「つい手が出る」感じは「上手いなあ」と。 | ||||
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映画原作本。 余命1日の郵便配達員の主人公。 世の中から何か一つを消す代わりに、 寿命を1日伸ばすという契約を悪魔と結ぶ。 電話・時計と消していく中で、主人公に訪れる気付き。 無くなって初めて気付くもの、死に直面して気付くもの・・・ それらに普段から気付きたいと切に思う小説。 悲しい内容ながらも、生きることに前向きになれる1冊。 | ||||
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とても読みやすい本で好印象ではありますが、本屋大賞になるほどなのか?って感じはしました。 自己啓発系なのかはわかりませんが、何もかもが「夢を叶えるゾウ」の劣化にしか思えなかった… | ||||
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かわいい表紙に本屋大賞ノミネート作ということで、ジャケ買い。 薄くてさらっと読めました。 しかし設定の甘さが気になる。細部まで作り込まれていなくて説明が足らないから薄いんだなぁと納得しました。 例えば、主人公と元彼女が「あなたの電話が好きだった」などと まるで電話が消えたことがなかったかのように語るシーン。 意識が向けられないものになったはずの電話について語るっておかしくありません? あとは、人間が余計なものを作りすぎたからそれを消すという趣旨だったはずなのに、電話、映画、時計、と来て なぜ猫?とも思いました。 猫は別に人間が作ったものじゃないはず。 まったくとんだとばっちりだな猫よ。 さらに、25ページで悪魔は何がいるかいらないかを人間に決めさせる、と言っているのに、結局人間側は決めることができない点もおかしいなと思いました。 このような矛盾点は挙げていくとまだまだ書ききれないほどあります、まあ勢いだけで書いた小説なのでしょう。 ただ、哲学的な部分はほんの一部参考になったのと、至極個人的にですが 薄さのおかげでちょうどよく時間がつぶせたので☆3です。 まあしかし買ってまで読む本ではありません。 | ||||
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本屋さんの棚で見つけた1冊 帯の謳い文句に騙されたか? 著者は映画プロデューサーとして『電車男』『告白』『悪人』『モテキ』『おおかみこどもの雨と雪』などを制作 本書が初の著作で2013年本屋大賞第8位 30歳、独身の郵便配達員男性 微熱と頭痛が続き病院で診察を受けたところ なんと! 脳腫瘍・ステージ4、余命は長くて半年、ともすれば1週間後すら怪しいと宣告される 翌朝自宅アパートで目を覚ますと、「はじめまして!」と明るい声が聞こえてくる そこには僕がいた いや、僕はここにいるので正確には、僕の姿をした他人がいた 自己紹介によれば 彼は、悪魔 それも自分の姿をした悪魔 目の前に現れた陽気な悪魔に面食らいつつ、ゆるく受容れることにした男性 悪魔が現れたのには理由があり 男性の寿命を延ばす方法があるのだという それは この世界からひとつだけ何かを消す、その代わりに男性の命が1日延びる、という取引をすることだった 自分の寿命を延ばすためなら取引はするでしょう まず消えたのは電話、次は映画、時計、猫、そして 悪魔の本当の姿とは? 母亡き後、連絡を絶っていた父親との関係修復は可能か? 映画化されるのでしょうかねぇ 映画は面白いかもしれませんが、書籍としてはどうなのでしょう? ちなみに2013年7月、妻夫木聡さん主演でラジオドラマ化されたらしいです 本屋大賞って、何だろう??? なぁんて文句ばっかり言っていますが 終盤は、翌朝瞼が腫れていたらどうしようかと心配になるくらい泣けて泣けて仕方がありませんでした 文章はいけません しかし、内容には素朴に素直に感激しました | ||||
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発想がなかなか面白いと思いました。 が、最後がイマイチしっくりこない感じで終わってしまって残念です。 | ||||
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あと一週間の命と宣告された僕は、悪魔からの提案を受けることにした。 何かひとつ消すことと引き換えに、僕は1日だけ余計に生きられる。 要らないもの、邪魔なものなど身の回りの物を見渡してゆく、僕。 そうやって見ることで、逆に自分のあるがままの姿が浮かび上がって くるのだった。 余命一週間で「したいこと」をリストアップする、僕。 映画「最高の人生の見つけ方」にもでてきた「死ぬまでにしたいことリスト」 は、本書でも大きな意味を持つ小道具として、使われている。 映画ではいくらでも許され、片っ端から実行して、なかなか太っ腹だった。 さすがアメリカ映画だと思ったが、本書では一週間だし、10個限定だ。 しかし、わたしなら「したいこと」より「しなければならないこと」の方を、 リストアップする。 | ||||
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突然の癌宣告、死への恐怖、余命あとわずか ・・・ と人間にとって一番重く難しいテーマを扱って、 笑えるくらい軽いノリだから、すごすぎる。 なにより、登場する悪魔が''チャラ男'なのが面白い。 悪魔とは思えない幼稚な明るさで、さんざん笑わせられた後、 無邪気な悪意を見せられて、凍りつく・・・ 苦しみと笑いは紙一重なんでしょうね。 死んだ直後、幽体離脱したすぐあたりに、天使から 「やり残したなぁ〜、やり忘れたなぁ〜と思うことはありますか?」 と聞かれたら 長生きしたとしても、短命だったとしても 「・・・あります。」なんて、私は言いそうです。 本文にあるように『無数の失敗や後悔、叶えられなかった夢、会いたかった人、 食べたかったものや行きたかった場所、とにかくそんなものを無数に抱えながら僕は死んでいく・・・』 なんて状態だと思います。 無期限に時間があったとしても、 夢が叶うかどうか、人と心が通じるかどうかは別もの。 やり残したことがまったくない!といえるタイミングで死ぬことも 不可能にちかいのなら、 わたしは「○○したかったな〜」と お迎え役に思いのたけをぶつけてみようと思っています(笑) お迎えが、天使なのか悪魔なのか、 おじちゃんなのか、おばちゃんなのかわからないけれど、 「気持ちわかる!わかるよ〜!」なんて言ってもらいながら 地上を離れたいと思います。 問題提起を無視してサラッと読めば、味気ないけれど、 噛みしめるとけっこうダシが出てくる本。 読み手しだいなんでしょうね。 | ||||
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日経で宣伝していたので購入したが、値段ほどじゃなかったかな。 よくありがちなパターンでした。 犬を飼ってるから泣けたけどね。 | ||||
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笑うせーるすまんの様なストーリー。 面白かったが、もう少し深みがあると良かったと思う。 | ||||
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賛否両論が極端に分かれているようですが、猫好きが読むのには物足りないですが、世界から〇〇が無くなったらという視点で読んだら、軽くて読み易くて面白いでしょう。 書籍というより、映画にした方が、見て楽しめるので面白くなるかと思います。 私は猫好きなので表紙を見てこれを読みましたが、タイトル負けの感を受けました。 世界から●●が無くなったら のタイトルの方がこの本の内容に即しています。 | ||||
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この本で伝えたかったことは、あ!知ってた!って感じ。 他の方のレビューにあった感想と同じ。 小説としてはなにかが軽い。 でも一度読んで主人公の立場で考えるきっかけを持ってほしかなぁ。 もしも・・・と想像するだけで自分にとって大切なものがわかるきっかけになるかも。 。 。 キャベツはかわいいでござる。 | ||||
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タイトルに惹かれて読んでみた。 良いところ 作中での火曜日〜金曜日の内容。瑞々しく、また勢いよく書かれていて、著者の心情が余熱を持って文章から伝わってくるようだった。携帯。昔の恋人。映画。そして猫。なくても生きていけるもの。されど主人公の命と結び付いているもの。メッセージ性はありきたりでもあるが、それでもなお普遍的であり、一つ一つのエピソードが確かな存在感を持って物語を肉付している。 悪いところ 初めと終わり。悪魔の描写があまりにお粗末。他の場面と比べると特にその酷さが際立つ。そこだけ読んでいて腹が立った。それも著者の狙いで最後に納得させてくれるような理由が明かされるのかと思ったけど何もなし。むしろ急に口調が丁寧に変わっていて、全体としてはこのキャラ、まるで取って付けたよう。第一章で本を閉じようかと思ったけど実際閉じた読者はいると思う。 それからこの話は遺書と言うことになってるけど、全体としてとてもそんな内容でも文体でもない。エピソードはエピソード、遺書は遺書でいいではないか。何ゆえムリヤリ話全体を遺書にする必要があるか。まぁ書き初めはそのつもりで、そのまま突っ走ってしまい振り返らなかったのだろう。主人公も著者も。 本の帯にも書いてあった気がするけどこの話、よくも悪くも勢いにまかせた殴り書きである。 旨味はあるけど読後美味しかったとは言えない。命に期限を設ける「余命○○物語」が巷に溢れる昨今、同系統の作品に対する読者の期待と評価は著者が思うよりずっと厳しい。 | ||||
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lineの公式アカウントで読んでたときは、 次回をすぐに読めないので次回がどうなるか楽しみだったし、また、イイところで終わるのでテンポも良かったのですが、 書籍ではlineにない後半があるとか?いう宣伝につられてAmazon購入。 本で読むと、なんだか違う アロハの設定はいいのですが、想像するアロハと書かれている容姿や服装やことばが無駄に合わない気がする。 映画的なストーリーですかね。 大人にはいろいろ重ねて考えれる本かもしれませんが若者には無理。 なんにしても、斬新な設定とストーリーなのにもったいない。まだ荒書き状態。 私ならもっとこう書ける、と思える素人風の本です。 本より宣伝でお腹いっぱいにしておけばいいかも。 | ||||
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